一喜一憂は 常なれど……。

― ねぇ、1 – 8、ってあんまりじゃあない?

今朝、書斎に入ってくるなり、寝惚けまなこな萬年に、こう言い放った家人。

― 合計80分(45/35) ×  2 本を、総出でやったからには、これもありなんでは?

― それは、相手にしたって同じことでしょう?

― いや、最後の40分の、1 – 4 がスコアに大きく影を落としているんであって、この対戦メンツの詳細もわからないでは、軽々にモノは言えませんよ。

とは、いっても、こちらは無得点で、相手に、1点、2点を獲られているのが、他のパート。

仕上がり状態も含んで、それが現在地での実力差、といえましょう。

今回の結果を酷評するのは自由なんだけれど、みづから発したネガティヴな言葉が、みずからの気持ちを更にネガティヴにしているとなれば、少々辛い。

城福サンフレッチェであれば、100% 3 – 4 – 2 – 1 を採ってきたであろうゲームにあって、当方は、4バックを試行したものと、萬年信じている。

となれば、必然、こちらから仕掛ける流れに持ち込まないと、ゲームの狙いが成立しなくなるはずなんで、そこのところばかりが大いに気になっています。

失点は、攻め込んでのカウンター被弾であったかどうか?

攻め込むための戦術やカードが磨けたのかどうか? ……、ということ。

結果として、無得点であったことは、まだまだ課題が多いんでしょうし、課題が在るからこそ面白い。

根底部分での実力差を、山雅の対戦成績でみると、トップリーグ経験チームの中では、

川崎、FC東京、横浜FM、柏、ガンバ大阪、サンフレッチェ。

この6チームには、過去勝利がない。

ここらから、勝ち点3を獲れるチーム力、それを2021年で蓄えていって、2022年で証明する、というのが手近な目標ではありませんかねぇ?

では。