球には、勇気凛々、

単純明快に、気力みなぎって前向きでありたいものだ。

ナンノ、ナンノ、クボ、クボ、とやたらメディアが騒がしい。

けれど、冷静に見つめてご覧な。

ミナミノは、なんだかんだのベンチ要員に甘んじ、タケフサは、リーガ エスパニョ―ラは1部でも、13位あたりのチーム(ヘタフェ)で、そこそこ出場機会を得ているに過ぎないのだ。

いくらスペインリーグといったところで、中位以下のチームのゲームを観れば、クオリティーで J1のそれをたいして上回ってもいない。

しかも、第20節、タケフサのヘタフェは、アスレティック ビルバオ(9位)と対戦して、1 – 5 と大敗。

きっと日本のメディアは、タケフサが得点に絡んだぞ!、とばかり報道するんだろう。
そして、申し訳程度に、なお、試合は、5 – 1でビルバオが勝利しています、とスラっと付け加える。

ヒーローやヒロインが出てくれば、それでご飯が食べやすくなるから、メディアがヨイショするのは理解できなくもないけれど、そういう大騒ぎが、かならずしもサッカー愛だとは、決して思わない。

ヒーローはみづから現われるもの。君らが大言壮語で創り出すものでもない。

……で、愚痴ばかりだと楽しくないので、背筋がスッと伸びる様な曲を聴いて、同時に、チャントを封印されているうっぷんも晴らそう。

ジョー氏には、アンサーソングとしての『五番街のマリーへ』(1973年)を紹介したことがあるが、萬年、この旋律に、どうしても『ロッホ ローモンド』(スコットランド俗謡)が想い出されてならない。

なお、『Red Is The Rose』は、ロッホ ローモンドの替え歌。

では。