我がチームを知る ❺ (レボリューションの予感)


ケンタウロス(byブールデル)@山梨県立美術館

勝ち点84。

つまり、ゲーム当り勝ち点2のクリアは、J2リーグ優勝の必要条件であることは、ここ数年来の戦績で証明されている。

具体的には、42戦して、最低20勝がメドで、負け数が10を下回ること、そんな戦績が、結果として、試合当たり2点を導く。

で、これに加え……、
指揮官は壇上から、シーズン84ゴール、を宣言したのであります。

柴田氏のこういうところが、萬年、好きなんだ。

指導者として、プレイヤーを追い込む前に、自分自身を追い込まないでどうする?、という覚悟こそ良かれ。

先の記事のなか、お遊びで、現在籍プレイヤーの昨季ゴールを合計してみたら、
これが、50得点。

その内訳は、上位から……、
山口       15
ルカオ    10
阪野         9
鈴木         6
戸島         3     ……で、以下1ゴールが、7人。

さて、今季。
断トツのゴールゲッターが生まれるのか、あるいはフロンターレのようにまんべんなくどこからでも獲れる格好になるか?

いづれにせよ、試合当たり2~3点をゲットできる攻撃、それを開発して高める他に道はなし。

さらに、極論を言えば、虎の子の1点を守り切るサッカーを捨てる、ということ。

安定した守備、にいつまでも満足、固執するわけにはいかない。

となると、山雅サッカーにおけるひとつのレボリューションをやり切ることになるんで、大仕事なわけです。

こころの奥底では、ゴールが 60点台に乗ってくれば御の字が正直なところ。

でもね、2017年の名古屋(85得点、第3位)、2019の柏(85得点、優勝)の先例がある限りは、やってみようではないか。

ゴール数がこのレベルに限りなく近く、しかも、ゲーム当りの失点が1 (通算42)に限りなく近いこと。
つまり、得失点差は、40。

たとえ、他から白昼夢と言われても、それを目標にしませんか?

では。