セットプレイは、あい変わらず山雅の十八番、貴重な得点源、と考える。
昨季後半、センターラインのすこし後方からでも、ペナルティエリア内にロングなボールを入れていたこともあって。
更に、長躯なプレイヤーを多く補強した今季は、ますます、競り合いからのセカンドボールを狙う局面を創出したいはずだ。
で、誰が、この重要な、プレイスキック(フリー、コーナーともに)を担うのか?
もちろん、その場面でピッチ上に居る、ということが前提にはなるが、
佐藤 和弘、または、浜崎 拓磨や安東 輝、そして、復帰してくれば山口 一真、がその候補だろう。
さしあたりは、佐藤の左、浜崎の右のいづれかの可能性をみせておいて、相手を幻惑しながらか。
浜崎のキックをいまだリアルタイムで観たことのない萬年だが、2020/12/16 対エスパルス戦において叩き込んだフリーキックは、チト凄い。
相手キーパーの位置を見すえ、逆手を取った、頭脳的な弾道には惚れる。
動画は清水ファンが撮ったようで、虚を衝かれた唖然感がひしひし。
その前のシーズン、ホーリーホックにあって、浜崎と志知 孝明は、ともにフリーキックを武器にして、サイドの両輪みたいな格好で切磋琢磨していたことだろう。
そして、ふたりは昨季、揃ってトップリーグの別チームに移籍。
今季、アビスパ福岡でのプレイを選んだのは、志知。(杉本 太郎の同僚!)
彼に肩を並べるためにも、浜崎には〈捲土重来〉の覚悟でプレイしてもらいたいと願う。
では。