称賛は慎重 批判は大胆。

以前も書いたが、拙宅の居間では、毎日殺人が起きている。

午後にTVでは、刑事や探偵モノを多く再放送しているのだ。

先日も帰宅したら、観ながら寝落ちした誰かさんが、筋が不明になっちゃたわ、とか呟いている。

―あれ?、大空 真弓じゃあないですか。お久しぶり!
ところでさぁ、あなた、どこかあの女優に似ていませんかねぇ。

―まさか~!  わたしあんなにケバいっ、てわけ?

―いやいや。その雰囲気ですよ、その、上流的な雰囲気。

女性を、同性を持ち出してホメる時は、くれぐれも慎重に    by 萬年

TVを眺めていて気づいたこと、その2。
現東京都知事は、おそらく首筋(の衰え)を隠すためにネックの部分に意を用いているんだなぁ、チーフなんかで。
(これ、高齢男性にも言えることで、金銭に余裕があれば、ブラウスのネックを高く誂えるべきだろう)

いや、話がそれた。

緊急会見というから、ほぉ~、都営地下鉄やバスの営業を絞り込む、といった思いきった手段を発表するのかや?
と思いきや、ひたすら外出と会合自粛をお願いする、毎度おなじみの光景。
やれやれ。

誰と誰が何人でテーブルを囲んだ、とリーダーらが魔女狩りに忙しい、平和の国ニッポン。

我が国の法制度では、強制的に人的な流動を抑止することはむづかしい、というマヌケな議論を、一体いつまでやっているのか?

それって、憲法第9条を守っていれば戦争は招かない、とまったく同等な極楽トンボの世界観ではありませんか。

気の緩みとか、危機感持てとか、よく言いますよ。

民の自助努力にすがりきって、立法や法整備などの仕事に関するリーダーシップを放棄する有り様は、あの75年前とほとんど変わっていない。

このまま、ワクチン接種まで、ダラダラと推移するのか。

では。