その守備力を削げ (新潟戦プレビュウ)

アルビレックスとは、7/11第4節に対戦して、0 – 1で敗戦。

コーナーキックのこぼれ球を、DF田上にジャンピングシュートを押し込まれた。

その時、ピッチに居たふたりのFW、ペドロマンジ―とファビオは10月に(飲酒運転検挙により)チームを去ったが、幸いにも、鄭 大世を清水から獲っていたこともあって、攻撃力には壊滅的なダメッジもないようにみえる。

〈新潟のDF陣に仕事をさせるな〉
ただし、山雅にとって、対策すべきはむしろ、4バックを形成する長躯、屈強な3人、マウロ、舞行龍ジェームス、田上であろう。

ひとつは、彼らの裏へ、また、サイドからその視界を惑わして、いかに振り切るか。
もうひとつは、セットプレイのボールがペナルティエリアに入って来た場合にいかにマークして仕事をさせないか。― このふたつ。

新潟の攻撃は多彩であるけれども、攻守両面にわたり、新潟の最終ラインには、特に手が抜けない。

ここは、あえて田上 大地のはる、新潟右サイド、つまり山雅左サイドをトコトン攻めることによって、相手のカウンターを封じ、かつ、セルジ―ニョと杉本を活かし切る策を推奨いたします。

前節停滞した攻撃を、挽回してこその前進でしょうから。

アルビレックスにしてみれば、J2暮らし4年目が確定し、かつ、アルベルト監督続投を発表(11/24)していることから、来季に向け少しでも明るい材料を求めてアルウィンにご来場のはず。

双方ともに譲れないゲームなのだ。

聞けば、チケットは完売に近い様子。
まさか、ポンチョ効果でもあるまい、とは思うが、心熱き声援を結集しよう。

得点や絶妙プレイ時の、驚嘆と感嘆のざわめきは、この際、大目にみていただかないと。

では。