DAZNを観入りながら、現地トラスタゴール裏の京子さんとのメールやりとり、そんな奇妙な二元中継の夜となった、今節。
ゲーム全体では、かんばしい魅せ場もあんまりなく。
しかも、あれだけ攻撃面で消化不良であったにせよだ、
ともかくも、90+5分にセットプレイからの渾身ヘッドで追いついた、 1 – 1 のドロー。
……、となれば、気分はもう勝利、ということで良いではないか。
プレビュウに書いたとおり、たとい引き分けであっても、それ以上のダメッジを長崎さんに差し上げることには成功したのだから。
❶塚川 孝輝のポジショニング
❷ジャエルの起用
これについてもプレビュウで注文をつけてあって、ほぼその要求を満たしてもらえたので、観る価値が在りました。
塚川のボランチ起用が要望でしたが、そこは途中投入の杉本 太郎が担ってくれたことでもあるし。
長崎については予想通り。
ペナルティエリアまでボールを運んできて、それからショートなパスで崩してくるスタイルを貫徹してきた。
かならずや前を向いて入ってくるプレイヤーに打たせるんだろうと予測していたことから、振り向きざまで打ってきた玉田 圭司には意表を衝かれる格好になってしまったのが、41分の失点。
あれはシュートも絶妙のコースだったので誰かれを責める、ってことでもなし。
長崎にしてみれば、特に後半、セカンドボールが拾えてオープンな展開になったぶんだけ、(ボール回しで)自分たちのテンポを創出できず、結果、追加点を手中にできなかった、という皮肉だったのかも知れない。
今回のゲームから学ぶべきは、長崎の守備であったかと思う。
が、山雅のほうも、ボランチ的なタレント陣が、佐藤 和弘を底にして逆W形にならぶ中盤はそれなりに機能していた。
ということで、佐藤と、2列目を形成した前 貴之と塚川 孝輝の3人を、ゲームの帰趨を決めた殊勲プレイヤーとして推したいところです。
さらに、ボランチと連携しながら、最終ライン(センターバック)からのボール配球は、かなり余裕を見せてきていて、これも大きな収穫。
今回しょぼかったは、サイドのえぐりとクロス供給の回数。
ここをカイゼンすれば、次節には、さらなる光明が見えて来ると思いますね。
それにしても、主審の松尾さん、カードの切り過ぎ(6枚)ではありませんかね?
ゲームが壊れるのを抑止したかったんだろうけれど、コンタクトがより粗く(=荒く)なるのは、如何せんJ2の特性であるから、そこを勘案しても良いのでは?
最後に。
現地参戦で、チームに力を注入してくれた京子さん、無事な帰松を祈ります。
では。