福岡には エルトン ジョンが よく似合ふ。


昨日、職場で会うと、ジョー氏がニヤリと開口一番、

―北九州に負けたんです って?

ミクニスタジアムと海を隔てた対岸に産まれ育った北九男児のジョー氏。

彼から、いわれると、さすがにこたえる。

しかも、地元ではギラヴァンツなど、ホークス人気の後塵をずっと拝している、と聞かされていれば、なおさらのこと。

そのジョー氏がエルトン ジョンをよく聴いていたのは、福岡に住んでいた頃だという。

音楽は、人生のワンシーンや、暮らした街と結びついて思いだされることが多い。

バーニー トーピンは、とても些細な場面、気持ちのわづかな動きを、拾い集めるように詩に綴る。

まるで静物を愛でるように。

作詞における〈動〉のスプリングスティーン、〈静〉のトーピン……か。

今回は、『Your Song』を。

中田 英寿が現役の頃、ゲーム前にこの曲を聴いていた、と聞いたことがある。

では。

〈コメント〉
☞つーさん より  (8/5 16:41)
福岡は魅力の宝庫。
北九州と言えば、私の好きな作家松本清張が生まれた所。(実際は広島らしい)
清張と言えば、福岡の香椎浜での官僚と女中の心中事件から始まる小説「点と線」。
JR香椎駅と、西鉄香椎駅を使ったトリック、そして当時の駅周辺の風景描写に心奮わせたものだ。
もう一つ、五木寛之が書いた「青春の門」筑豊編。
福岡に近い飯塚、田川辺りが舞台の青春群像小説。その地域は「川筋もん」と呼ばれる血の気の多い人が多いらしい。
高倉健さんもその辺りの出のようだが決して血の気の多い人では、なかったようだ。
1975年浦山桐郞が映画化したが、主人公伊吹信介の母親役の吉永小百合さんは、炭鉱で真っ黒になり働く気丈な役は自分のイメージと違うと出演を拒んだようだが、劇中、あの怪優小沢昭一に犯されるシーンばかりが頭に残る作品に、私にとってはなってしまった
福岡県は、日本の東側に住む者にとってはいろんな意味で大変魅力的な地。松本からならひとっ飛びで行ける。
是非、訪ねたい土地です。
では、また。

☞萬年より  (8/5 16:53)
エアポートからメトロに乗ってすぐにセントラル福岡、っていう立地の良さ。
萬年的には、北九州のほうが活気漲る感が強い。
どちらの街にも、歴史と懐の深さを感じました。
小沢 昭一については別の機会にでも。

☞ジョー氏 より  (8/6 15:50)
北九州の八幡東区から、3号線を真っ直ぐに車を走らせ、概ね1時間ちょい。
若い頃仲間達と、福岡の街へと良く出掛けたものです。
その車中で流してたのが、エルトン・ジョンや、ブルース・スプリングスティーンなどなど。
福岡の街中へ車を走らせてると、福岡独特の街の雰囲気に、エルトン・ジョンが良く似合うんです。
あれから何年経ちましょうか、あの街並みも、所々変わってるのではないでしょうか。
次に福岡を運転する時は、エルトン・ジョンはもう似合わないかもしれませんね。

ところで、萬年さん。
山雅VSギラヴァンツというカードは、自分にとっては正直複雑な気分ですよ(笑)

小倉っ子ジョーより

☞萬年より  (8/6 19:22)
追憶のルート3、なんてのはいかがでしょうか、ジョー 様。
ふうむ、国道3号とは、旧薩摩街道なのか。
歴史は深いなぁ。