100年リーグは、ダービー祭り。

来年2月~6月におこなわれる大会。

正式には長たらしい名があるが、

めんどうなので、当ブログでは、〈100年リーグ〉とでもしておく。

で、昨日、その組み分けが、リーグから公表された。

コンサドーレと同組は、僕の予想が当たったが、新参者レイラックと一緒になるほうは、ハズレ。

日本を、まづ東西にわけて、それぞれをまた、2分割といった体裁。

昇降格なしの、秋春制への〈つなぎ〉だと

緊張感が薄れて客足が遠のくのを少しでも防ぐため、

Jリーグが気をつかってくれて、〇〇ダービーと謳えるゲームが増えるようにしてある。

しかしながら。

家人のいうとおり、

― クオリティのまあまあ高いテストマッチが続く感だわ。

といった趣きはどうしたって、否定できませんがね。

開幕の3ゲーム、我がチームは、アウェイが確定だから、

これはもう、春季キャンプの代替みたいなもんだ。

さて。

山雅が入った組は、僕からすると、

比較的に上等のグループ。

今季、上がれなかったチームばかりではあるが、

落ちて意気消沈のクラブはないから、それだけでも救い、と腹いせに言っておこう。

本来、ダービーと呼ぶことで雑音が増すを喜ばない筆者ではありますが、

今回だけは、余興でこんなふうにやってみた。

北海道 ☞  石﨑ダービー
2009~2012季、石﨑氏は、コンサドーレ監督を務めている。彼は、昇格もさせるが、降格も多く味わったがゆえに〈名将〉。

福島 ☞  勝てませんダービー
過去3シーズン、ユナイテッドには勝ちがありませんから。

いわき ☞  たった1年ダービー
いわきが、3部を1年で駆け抜けたため、その年限りの対戦ゆえに。

RB大宮 ☞  なにかが起こる?ダービー
このリーグでは、本気に試金石にできるゲーム(かも知れない)。

甲府 ☞ 信甲ダービー 説明は不要、ただし、400年前の被支配民の怨念を忘れるな。

長野 ☞ 信州ダービー 説明、および、地域的な意味づけも不要。
これから1年半で、ここと、6戦やるのか知らん?

磐田 ☞ 信遠ダービー もちろん、磐田ゆかりのタレント達を強調する機会。

藤枝 ☞ 菊井ダービー  再会の日は、思ったより早い、その時、山雅に#10はいる?

岐阜 ☞ 清流ダービー 梓川と長良川、ま、苦しいこじつけです。

では。

壮の帰還と、これから。

昨15日で、来季の Jリーグ参戦 60チームが決定した。

1部、2部へ昇格したクラブは、(長崎をのぞくと) ほぼほぼ新顔で、新鮮。

 

僕は、アスルクラロ沼津とレイラック滋賀の、入れ替え戦を、

途中から、DAZN観戦したけれど、

チームとしての強みの打ち出し、役割分担の徹底など、レイラックのほうが優っていて、

2ゲーム合計スコア(4 – 3)で、J入会を果たしたのは、

決して〈たまたま〉ではなくて、納得性のある仕事だった、と思う。

これで、(契約更新なれば)、藤谷 壮が、Jリーグに帰還することになるので、

もしも、今度は対戦相手になるが、再開再会できれば、うれしい限り。

で、いよいよ。

2月7 or 8日から始まる、特別大会(~6月)へと関心が移る。

まづは、〈東西南北〉4つのグルーピング。

本日午後に発表とのことだけれど、

我が山雅は、北、または東にくくられるだろうが、楽しみだ。

北なら北海道遠征があるし、東ならば、滋賀まで行くことになりそう。

それにしても、特別大会が、2月初旬に開始となれば、

もろもろの準備は、かなり忙しくなるなぁ。

では。

#10 キャプテン を送るの辞。

昨日、混雑を避けて遅い昼食を取ろうと、

お店に入り、煮干し醤油蕎麦を注文してから、さて。

携帯のメールを確認すると、2時間も前に、静岡在の友人から受信していた。

― 菊井君の完全移籍、新監督のMYFCに、注目すべき理由が、またひとつ増えました、と。

ほんと、地獄耳というのか、菊井 悠介の加入は、既に、

駿河の情報通には知れていたのだ。

公式サイトの記事。

その本人コメントを、ざっと読む。

いろいろ意見もあるでしょうが、とのエキスキューズ。

なにをおっしゃる、うさぎさん。

まさかのまさか、ですよ。

本来ならば、2部リーグ!!の、我がチームに加入すべきところを、

それが叶わなかったのは、端から、クラブ山雅の約束不履行なわけであって、

この4年間は決して無駄ではなかったろうけれど、

僕からすれば、すくなくとも2025シーズンの在籍は、彼にとって余計(=道草に近い) であったから、

実質、昇格を逃した10月頃から、その移籍は、まったく自明の事案でした。

これからも山雅にとどまっていたら、それこそ、正気の沙汰ではありますまい。

戦略的には、

4 – 3 – 3、あるいは、3 – 4 – 1 – 2 (3 – 4 – 3)の中、トップ下に配することで、

#10のタレントを活かせなかったチーム創りのマズさがあった。

彼は、FW登録であっても、決してフィニッシャーでなく、あくまで、アシストで攻撃を完成させる者なのに。

それと、

菊井には、(僕がいうから間違いない)

ウィステリア(藤の花色)のユニフォームのほうが、よっぽど似合う。

藤枝さんも、2部でなかなか辛い戦いのようだが、

苦労するのならば、より上位の場所でするのが、いいに決まってる。

 

……一期一会は、世の常。

ではありますが、いまはただ、4年の献身を深謝しつつ、

新天地での活躍とご家族のご多幸を祈ります。

では、また、お会いする日があれば。

僕の緑化作戦 (ベンチマーク篇 ❷)。

予想どおり。

シーズンパスは、ホーム28ゲーム(9プラス19) 対象で 1.5年分のご案内が、

夜に、メールで入っていた。

ホーム自由席で、46,000円也……か。

これだと、来季のユニフォーム新調は、もちろん棚上げ、となる我が家計なり。

……さて。

来季に向けて

2025季から、ベンチマークにしたいゲームをひとつ挙げておこう。

ベストゲームでもないが、可能性を追い求めるための〈試金石〉のようなものとして。

それは。

天皇杯 2回戦、対エスパルス戦。(@IAIスタジアム)

当時(6月11日時点)は、

完全なターンオーヴァーをほどこす余裕があったのだろうが、

清水のほうは、山雅ほどには、リーグ戦から変えてこなかったから、

せっかくトップリーグのチームとやるには、その登録メンツに不可解さがあったけれど、

開始10分までに 2得点、さらに後半の開始早々に、3 – 1とした清水が、

あとはペースダウンして、省エネ作戦に入ってくれたおかげで、

一時は、3 – 2 まで追い上げられた。

現地参戦の僕からみても、

ボール扱い、パススピード、位置取りと視野等、基本部分にかなりの技量差があって、

しかも。

こっちには、采配とピッチ上で、狡猾さを押し出す余裕(=考え)もない中、

高いレベルで揉まれる中でしか成長できない現実はあるなぁ、と感じるだけでも見ごたえがあった。

3部チームとやってる余裕からか、清水に凡ミスや隙はあったにせよ、だ。

……なにが言いたいのか?

本気で、これから捲土重来を期すのならば

この1.5年は、

たとえば、ハイジャンプだと、

バーギリギリで辛くもクリアするといったゲームはご法度。

相手技量がどうあろうとも、

毎ゲームを、

ハードルのはるか上を通過するような上手さ、巧さ、決定的な決め技(方法論)を仕込まなければ、

言行一致、とは見做せないつもりってことです。

では。

僕の緑化作戦 (ベンチマーク篇 ❶)。

パッとしない戦績が続くと、

長年、地道に山雅を支えてくださっているパートナー(=スポンサー)にも、

支援づかれ感が濃い。

そういう話は、間接的に、僕の耳に入ってくる。

今がどん底、とか言ってる首長の〈警句〉なんかよりも、そっちの方がずっと

深刻なこと。

だいたいが、もっと底への沈下だってあり得るわけで、他人事を、ジャーナリスティックな表現で、格好をつけているに過ぎない。

……それはさておき。

今季、3部リーグの第9位は、奈良クラブだった。

15勝 11分 12敗で、得失点差 プラス 4

開幕にあたり、我が山雅については、

他を圧倒できる力量には欠けること(昨季とほぼ同様なメンツ)と、(緻密なスカウティングによる)対処的サッカーには走らないであろうことから、

勝ち負けが交互にあらわれ、最終で、勝ち数が負け数をすこしでも上回るような状況に持っていけば上等、と診ていた。

(実際は、箸にも棒にも掛からなかったが、それは、もういい)

だから、上の奈良の戦績は、僕の診立てと、ほぼほぼ近いものがある、という意味で、

来季にあっても、僕の山雅を観る眼にとって、ベンチマーク(品質指標)となる。

だから、アウェイ奈良は現地観戦がマストであって、

さらに、その際は、薬師寺!! へおとづれることを既に決め込んでいるのだ。

その奈良クラブ。

今季途中での監督交代、さらに現監督の今季限りの退任、といろいろ(起伏)あっての、9位確保はそれなりにしぶといでなないか。

僕は、リーグアシスト第4位 (同率、8アシスト)の、中島 賢星

彼が、4 – 2 – 3 – 1の、トップ下真ん中に配されてるようになって、チームの攻撃性が増した、と思っているのだが、

最終盤には、4 – 4 – 2の右ウイングをこなしているので、本来のボランチが、器用なものだ。

おそらく来季、石崎監督が手をつけることの重要事項のひとつとは、

ボランチの攻撃性(ポジション、攻撃参加)を高めることであろうから、

攻撃における存在感を、

現所属ボランチの誰が、あるいは、新加入のプレイヤーが、打ち出せるのかどうかに、

おおいに注目だ。

では。