バスタブ禁止令。

今月の検針票の中身をみたら、

減免措置の期間が終わったことは知っていたけれど、

その時よりも、上下水道代(合計) が、3倍になっていて、チト驚く。

はて、ここ2か月で、特段の費消があったっけな?

……もともと夏季は、我が家は、シャワーで済ましてきたが、

これからはもっとシビアになって、

バスタブに浸かるのは、ホントの秋が来るまでは、差し止めにしようではないか、と家人と相談した。

すくなくとも、その我慢で、庭木や菜園の水やり代を吸収する魂胆なのです。

では。

天皇杯の余韻(学び)から FC琉球戦へ。

対エスパルス戦では、國分 龍司が、ボランチ(のひとり) として良い動きをしていた。

僕の中では、その攻撃的な面が買いなので、

稲福が不足というわけではないが、ふたり並べるとしたら、ボール捌きと潰し役にまわる大橋とのセットで、しかも、長い時間観てみたい。

あとは。

本間ジャスティンが、いかに魅せてくれるのか?、に興味があった。

彼のサイドが大きく空くことがあって、そこへビッグスイッチでボールが配球され、突進するシーンは観られたのだが、ゴールに結びつくことがながったのは残念。

逆にいうと、本間とタッグを組んで、ふたりの連携で崩していくような役割をアウトサイドハーフが受け持つべきであって、それを滝、青空が、もっとやってくれれば、かなり有力な武器になるだろうし、人数をかけないと、なかなか相手守備は崩せません。

サイドを使うことにおいて、エスパルスのやり方で感心したのは、

一旦、インサイドハーフにボールが落ちると、その瞬間には、左サイドバックが、タッチライン沿いにトップスピードで駆け込んでいて、そこにワンタッチな速さでパスが通る、そんなプレイだった。

これなんか、判断の速さ、というよりも、定例化したサイド突進として準備されているはず。
☞追記、判断の速さとは、ゲーム状況下、偶発的なものでなく、あらかじめ仕込んでいるプレイを発動するべき〈時〉を読み取る読解力のようなものに違いない。

前傾した山雅ディフェンダーのラインは、一気に破られ、サイドからえぐられる危険なシーンが、たびたび出現した。

こういうのを見せられると、

サイドバックが、相手サイドバックと、さぁっ、という格好で対峙するのは、

もはや、陳腐なプレイと考えるべきであって、相手が準備できない速さで突進を繰り出そう、こういうところを学んで。

さて。

天皇杯の先発メンツは、琉球戦では先発せず。

残りの登録メンバーが拾われて、

ほとんど福島戦と似た先発メンバーの並びで、ゲームに入るだろう。

琉球は、パスを多用して攻撃を創ってくるチームであって、山雅ほどではないが、敵陣でのボール保持率は高い。

とすれば、いづれかのポイントでボールを奪取、間髪入れずに、素早く相手ペナルティエリアに到達する攻撃、それに専心しましょう。

清水戦を観ていて強く感じたことのひとつは、

ファールを貰うことを織り込んだサッカーからは、やはり、脱却したいこと。

相手にファールをさせないほどに、ボールとプレイヤーが早くズンズン動いていくサッカー。

そういうのが、まさに、スペクタクル!!(魅せられる心地よさ)でありましょうから。

では。

向上するための (天皇杯2回戦エスパルス戦レビュウ)

おかげさまで、天候がもってくれて(晴れ)、 良芝のピッチ。

そこでやって、2 – 4 の敗戦。

〈萬年式なゲーム総評〉

山雅は、リーグ戦で、おしりに火が点いている(これが動機のすべて!!) こともあり、

エスパルスより徹底していた、完全なターンオーヴァー。

で。

ゲーム開始早々の10分までで、ポンポンと獲られて、0 – 2。

トップリーグに参戦している、そして、それなりに経験豊富なメンツとやってみて、

相手の、判断の速さ、意表の衝き方、身のこなし、そんなものに、

目と身体が〈慣れる〉のが、30分くらい要したのは、むしろ当たり前で、

被先制を戒めていたチームとしての反省でもあろうけれど、

そこをあまり責めてもなぁ、と僕は思う。

でなけりゃ、上のリーグでやってることに箔もつかず、そことゲームができるありがたさも湧かないではありませんか。

ゲーム基調と主導権は、終始、清水が握っていた、失点する危険など次々に訪れた。

とはいえ、

相手を突き放し、さらに、後半早々に、3 – 1 にしたところで、攻める手綱を緩めたこともあって、エスパルスが、ある程度、こっちにやらしてくれたこともあるけれど、

(つまり、清水は、カウンター攻撃でいいや、となった)

得点の経緯はどうあれ、当初の 2失点を差っ引けば、

2 – 2 の拮抗なんだから、よくやった、と思いますけどね。

ボールの出しどころが乏しかったりで、ボールが横、後ろに下がると、

前へ行け!!、とゴール裏からは不満の声が挙がったけれど、

ガツン、とぶつかってみた彼我の技量差の中で、日頃やってる手段で挽回を図ろうとしてるんだから、

そう怒るなや。

この若い連中とチームが、今後、個もチームとしても向上して、

こんなのを、〈善戦〉したなどと、ねぎらいの言葉などは望まない。

そういうステージに上がりたい、と思えるチャンスだったのです。

要は。

昨夜対戦してみて、むこうにも、つまらんミスや、脆弱な部分がけっこうあるにせよ、

結局は。

日頃、どのくらい高いサッカーレベルで、もまれているのか?、そういうことで、技量が決まる、それを、教えてもらったわけだから。

そして。

このゲームを、有料のテストマッチにしないためにも、

ここで得た学びを、リーグ戦で活かしたい。

いや、むしろ。

この先発メンバーでを、ほとんどそのままリーグ戦に投入したって面白いぞ、と本気に思えた、日本平の夜でした。

では。

天皇杯どころじゃないのが,ホンネ。

なにせ。

中2日でアウェイ琉球戦が待っていて、

その結果次第では、確実に、が(山雅!!) 動かざるを得ない*状況なのだから。

*☞ もちろん、筆者の推断に過ぎないが、今、チーム内に〈ヤバい〉の意識がないと、それこそヤバい。

でも。

天皇杯も、マジメに勝ちを求めてこなすのが、サッカー人の仕事だろうし、

ここで、なにかを獲てもらいたい、のはファン&サポーターの真情。

山雅は。

今夜の登録メンバーから、次節のスタメンが予想されるといった、

メンツ的に、リーグ戦(主軸) からの引き算を、ターンオーヴァーでほどこして戦うだろう。

対し、エスパルス。

数年、清水のサッカーを観ていないので、皆目わからないけれど、

誰が出て来ても、ひとりふたりと、なかなか気の効いた、速度感のあるプレイをするよね、とスタンドから感心している僕が、いまからでも、予見できる。

トップチーム人件費(2023年)で、山雅の 4倍以上を使う清水。

といっても、全選手において、目の前の相手が、自分の 4倍の給料を得ているわけでもないのだから、

力みもなく、オーセンティック(本来の自分)な姿勢で臨めば、良い。

相手を欺くことはやるべきだが、自分を欺いてプレイするとロクなことになりません。

とにかく、ゴールを獲ること。

それと、

本間ジャスティンが、僕の中では、魅せてもらいたいプレイヤー。
期待してます。

あるいは、今度こその、樋口のヘディングでゴールとか。

……それどころじゃあない、といいながらも、

雨の日本平へと出かけて行くこっちも、かなりヤバいとは思っています。

では。

おかしな順序。

先日、松本駅近くの、(老舗な)書店で買い物をした。

決して豊かな品揃えでもないが、ここら辺ではマシなほうなので、時々利用する。

少年向けに、岩波文庫をひとつ購って、会計カウンターへとおもむくと、

― お客様、本を入れる袋はどうなさいますか?

それって、有料なの?

― はい、〇円です。

じゃあ、やめとくわ。

― (続けて) お客様、本の表紙カヴァー(紙製)をおかけしますか?、こちらは無料です。

じゃぁ、お願いします。

……なんだ。訊く順序が逆だろうに、と言葉が出かかったけれど、

うるさいジジイ、と不興を買うのもなんだし、

日頃、家人からは、ひとを不快にする僕の性向を戒められているから、

ありがとう、とだけ言うと、お店をあとにした。

では。