鮮烈な総決算 (ありがとう ザスパ)。

2 – 6 の敗戦。

ほぼほぼ、プレビュウで予想(=懸念)したとおりのゲーム様相でしたね。

2 – 2 にした時点では、

おっ、これは上等!!、ドローならば、と思ったんだが、

6ゴールを献上とは、

チト、気前が好すぎやしないか。

85分に、米原 秀亮を投入してくるとは、ザスパさんには遊ばれちゃったしね。

流儀を貫徹するサッカーに、

無思想の場当たり的な思いつきサッカーがとことん衝かれたら、こうなるってことを、

あからさまにしてくれただけでも、ザスパクサツ群馬には感謝すべきでしょう。

4失点を喫しても、チームからは、ヤバいという焦りや、怒りみたいなものが感じられなかったのは、

どうも〈士気〉は、あまり高そうではない。

ゲーム後の挨拶で、ファン&サポーターからどんな反応があったのかは知る由もないが、

あくせくとやってるプレイヤーを責めるのは、たぶん間違っていて、

文句を言いたけりゃ、1年かけてこの程度のサッカーしか構築できなかったことを責めないと。

ラスト4ゲームの萬年予想、1勝1分け2敗が、

1勝1分け1敗まで実現してしまうと、最後の最後で裏切ってもらいたいと願うばかりなのですが、

西が丘では、#10を途中投入で顔見せして、ドローなのかな……。

DAZN中継を、早速と切り上げると、

見かけていた〈刑事コロンボ〉にチャンネルを戻す家人ではあったけれど、

山雅のエンタテインメント性は、今や、その程度。

いや。

ピーター フォーク(と小池 朝雄)の仕事ぶりと比べては、失礼か。

では。

センターフォワードの出来で決まる (群馬戦プレビュウ❷)

センターフォワード、といっても、

ザスパとしては、

このところ、3 – 5 – 2 を採るので、そのツートップの出来。

3 – 5 – 2 は、そもそも僕が、山雅にこそ採用してもらいたい初期布陣であって、

こうすれば、

ツートップを並べて、ダブルボランチで中盤を締められるし、

トップ下で、#10は自由に動けるし、と思う。

冒頭からそれで飛ばして、ゲーム状況を診つつ、適宜、

ワントップにして、ツーシャドウへ移行し、滝、村越、前田らを投入すれば、常にフレッシュな運動量を保てるのに……。

でも、まぁ、それは、先制でもされなければ、決してないだろうから、

いかにして、多彩なタレントを擁す群馬の最前線に仕事をさせないかに尽きる。

となれば、そこへのボール投入を、中盤の奪取と、サイドへの追いやりで阻止する。

でないと、宮崎戦のように、被弾するだろう。

相手はリーグ1位のボール保持、つまり、パスワークがこっちより数枚上手というのが前提。

だけれど、

倦まずに追いかければ、パスカット、ミスも誘発できるだろう(楽観視過ぎるが)から、そこから反転をかけるだね。

FC大阪戦の後半のように、なにか、一本芯の通った〈作戦〉を反復し続け、

かつ、フォワードでは、

田中 想来が、

ワントップとして、ロングフィードをモノにする覚悟とプレイ、

それを、このゲームで魅せることができるのか?、そこが見どころ。

こっちが得点できて、ドローに持ち込めれば上々で。

万が一、勝ててしまったら、大相撲でいう〈大金星〉でありましょう。

リアリズムの眼で見通せば、そういうこと。

では。

どうする? 山雅(ガ)―ルよ。 (群馬戦プレビュウ❶)

或る日の公開練習で。

すこしの雑談を交わした女性は(長野在らしい)、

石山 青空を追うようにして、いまや山雅ファンになってしまった、のだそうな。

彼のレンタルが満了になったら、どうします?、と訊くと、

― さぁ、どうしましょうかね?……のご返事だった。

僕の持論は、

青空はボランチではなく、もっと高い位置で活かせ。

滝 裕太とポジションチェンジをしながらの侵攻を観たいなぁ。

その女性によれば、アルビレックスでは、同期がボランチばかり。

青空の、チーム内序列(の低さ) を言いたかったのだろう、きっと。

 

さて。

チームにとって、重い苦悩の時季その❶は、7月のリーグ折り返し前後だった。

その❷は、第30節福島戦からの3ゲーム。
#10の不在に伴い、彼頼みだった部分が攻撃の不鮮明、閉塞となって表れた。

で。

最近 4ゲームでは、かなりの立て直しを魅せている、と思う。

ここぞの脆弱と淡泊をいまだ引きずるが、これは、解決できない。

先制しなければ勝てない、先制されたら勝ちがない、逆転負けはいくつもあるが、逆転勝利は皆無。

そのわけは。

90分間を、ひたすら我がサッカーをやっていて、

どうやって勝つんだ、といった思想性に乏しいからで、現状は、期待できない部分。

なんらかの理念による〈仕掛け〉を 思想性と呼ぶとして。

結局は。

ラスト 2試合とも、

どれだけ攻撃的スタッツを相手よりか多く積めるのか?、です。

群馬戦では、ボール保持がかならず相手側に傾くはずだから、

それを受け入れて、持たせるところから始めて、さて、どうやってひっくり返すか?

そこに集中。

では。

ふもとの生活の今。

強風の日が続いたおかげで、

庭の木々が、その葉のほとんどを落とした。

で、そろそろ。

枯れ葉を集めては、畑土に埋める作業が、僕を待っている。

……ところで、先週のこと。

二日連続で、きつねを見たのである。

双方が、孤独な姿で。

まづは。

我が家の上の、畑の細い道をたどっていくのを。

以前から、この道を過ぎるのを目撃しているのだが、

今回は、昼間で見通しもよかったから、

その後を、すぐに追ったつもりで、庭から道に上がって遠くを眺めてみたが、

100mくらいを見渡しても、姿はなかった。

次の日は、会社からの帰り道。

僕の運転するクルマの直前を、市道を横断しようとしていた奴が、

こっちを認めると、あわてて身をひるがえし、どこぞの家塀の向こうへと消えてしまった。

かつては、昔ばなしの中にしか登場しない、と思っていた、きつねや、たぬき。

約20年前からこっち、彼らを頻繁に目撃するようになったのだから、

それを追いかけるように、つぎは、

クマが、僕らの日常生活に踏み込んで来たって、すこしも不可解でもない。

では。

ふたつのアルバム。

お誕生日おめでとう。

今年送る、CDふたつの説明をします。

なぜ、この二枚にしたのか、です。

❶バロック名曲集
〈バロック〉とは、不格好な、ゆがんだ形の宝石(真珠)のことで、芸術や文化様式の呼び名。

それ以前(=ルネサンス時代) の、均整のとれた美しさをめざす思想ではなくて、

激しい感情や感動の表現を良しとする流行で、

バロック音楽とは、1600年から 1750年 (150年間)の頃につくられた楽曲を指します。

日本だと、江戸時代が始まったのと同じ時代の、ヨーロッパの音楽。

CDには、よく聴かれる(=有名な)曲ばかりが入っています。

❷アビーロード
この夏聴いていた〈レットイットビー〉のセッションから半年後、ザビートルズの四人がまた集まって作ったアルバム。
バンド最後のセッションです。

発表は、1969年秋なので、ずいぶん昔になりますが、

今聴いても、新鮮で豊かなアイデアを感じる曲です。

これらの曲のおおくは、クラシック音楽から発想をもらっているので、

私たちの耳になじみ、親しみやすいと思います。

では、素晴らしい曲たちを楽しんで下さい!!           萬年より。

では。