なにもないことの素晴らしさ。

先日。

家人が、その情報をどこかで仕入れた(おそらくTV)、

八千穂高原にある、道の駅に出かけた。

佐久まで行き、中部横断自動車道に入り、そのまま進むと、

現在の終点が、八千穂高原ICで、

道の駅は、そこから出て、すぐの処に在る。

さて、

帰路は、同じ道を採るのは止めにして、

麦草峠(国道299号線) をたどって、茅野の街に出ることにした。

標高2,000m越えの、北八ヶ岳の頂の間を通る、つづら折りの峠道。

この道行きで、いちばん感動したのは、必要最低限の道路標識のほかには、

ほとんど看板のない沿道のたたずまいだった。

だからこそ、

紅葉のピークが終わりかけの、カラマツや白樺の樹林、そこから漏れてくる秋の陽光。

それらの美しさが、いやでも、目に沁みる。

安曇野あたりから、大町や白馬に至る道沿いや原野。

そこに設置された、野放図な看板の多さによって台無しにされた田園と、その向こうに聳えるアルプスの風景とは、これは、天地の差ではないか。

国による自然公園法のありがたさを感じた一日。

感銘ひとつを受けた記念に、

その日、車中に流れていた、J.D.サウザー(1945~2024年) の曲を聴こう。

この〈You`re Only Lonely〉がヒットしてから 30年近く過ぎ、

ふたたび、それを採りあげたヴァージョンは、

ほどよくシンプルでオーセンティックに仕上がっていて、心地よい。

では。

あまりに属人的ですが……(山口戦プレビュウ)

レノファ山口を語るについちゃあ、

その前段で、奈良クラブを引き合いに出さなければ。

奈良は、

僕から観て、(3部では、山雅をのぞいて)いちばん面白いサッカーをしている。

つねづね、現コーチの高橋 祥平氏には、その秘訣を訊きたい、と思っているけれど、

もし今、中島 賢星が、奈良に在籍していたら、もっと多彩なことができるのでは?

だが、しかし。

彼は、現在、レノファで、(記憶では)右シャドウを担っているのだ。

僕の見立てでは、中島は、ディフェンダー(とGK)以外のすべてのポジションをこなせるはず。

もしも、石﨑さんなら、彼をボランチに置いて、センターラインを、攻撃的に安定させるだろう。

要は。

対戦相手としてレノファを考える場合、

彼に、アシストを稼がせないために、

こっちの左サイドで、自由な仕事をさせないこと、これが肝心。

(つまり、そこは、樋口と松村に頼む、となるわけですが、連戦の疲れが、チト気がかり)

もちろん、レノファは、他にも、有能なタレントを多数擁するはず。

だが、なにせ、僕がよく知っているのは、あとは山本 龍平のみだから、勘弁して下さい。

龍平については、北爪、佐相が押し込め。

山雅のチャンスは、

レノファが上位チームをみていて、山雅をあまりマークしていない点にある。

こういう雰囲気は、大いに利用すべきであって、こっちのスキを排除して、相手の(心情的な)スキを衝くだね。

あとは、23日に登録が完了(Jリーグデータサイトで確認)した、

背番号 #9 ウエリントンを、どうやって、山雅サッカーのパズルの一片として、あるべきところに収めるのか?、の課題。

65分過ぎからの投入になるのか、どうか。

実は、ウエリントン加入については、

フェリペ氏に、通訳の肩書が復したことが、いちばんの安堵でして、

予想される明日の悪天候で気持ちが沈みがちなのを、嬉しいことで、すこしでも挽回しましょう。

では、アルウィンで。

アルウィンの七不思議? (2026.10.21群馬戦レビュウ)

2 – 0 の勝利。

こういうスコアは、気分もよくなります。

たよりない僕の記憶だと、

あまり芳しくない天候の日は、

山雅は、けっこういいゲームをする。

(と、ゲーム前に呟いていた……。)

雨の中闘っているチームには、申し訳ないけれど、これが、アルウィン七不思議のひとつ。

さて。

ゲーム内容と結果、どちらも獲れた時は、いろいろ言わないのが礼儀なんでしょうが、それでも、いくつか。

❶高麗と、佐藤の先発は読めなかったが、あとは、予想どおり。
で、松村のワンアンカー。
現状、総勢20名のやりくり。
それに割って入るプレイヤーを期待しましょう。

次節以降、ウエリントンを、どう活かす?

❷開始4分での先制。
樋口のクロスを、相手守備がクリアしたのが、結果、マイナスのパスとなって、

そこへ走り込んだ佐相が、余裕をもって撃って、みごとなゴール。

スペース、時間ともに窮屈でなく振り切ったら?、が僕の願いだったから、
よかった、よかった。
ペナルティエリアライン外の、あの辺は、打つに狙いどころ。

❸ゆえに、佐相のMVPに異論はない。

けれど、萬年的には、#6 野田のボール扱いが、特に、心に残った。

基底におけるパス出しの起点、ここぞ、という時の、落ち着いた守備、いいねぇ。

あとは、彼からのロングフィードが巧く収まれば、と。

もちろん。

松村 厳の、運動量に支えられた神出鬼没的なカヴァーリングも忘れてはいませんよ。

では。

長野から,草津へ (ザスパ群馬戦プレビュウ)

僕の記憶だと、前田 大然のプロ初ゴールは、
高卒で加入した 2016年。
3月の、プレシーズンマッチ長野戦だった。

それから、10年。
現在、イングランドプレミアリーグの、イプスウイッチタウンFCに所属。

前節は、マンチェスターシティのホームで、60,000人の観衆を前に、
裏に抜けたボールを、相手ディフェンダーを置き去りにする快走で運ぶと、ミゴトなプレミア初ゴールを記録。

家人は、いつかは、前田が山雅に帰還するのを確実視(=熱望) しているけれど、

それは、まだまだ先のことになりそうな、28歳の充実。

……前置きは、以上。

早くも、今夜はホームで、ザスパクサツ群馬戦。

(コンディションの問題なのか?)米原、 山口を必要としない群馬サッカーとは何なのかわからん。

前監督が、リーグ戦2勝6敗の時点で解任されて、コーチが内部昇格してから、約一か月が経過したチーム、それくらいをアタマに入れておく。

結局は。

相手どうこうより、

山雅は、先発と控え(総勢20人)を、連戦に向けて、出し入れしながら、

今節は、カネショー、澤崎、川上、田口らで攻撃をつくるのか、とにかく、

いま取り掛かっているサッカーを推し進めるしかない。

前節長野戦の価値は、

4/26ホーム戦(@特別リーグ)では、ボールへの執着など、こっちの強みをむこうに持っていかれ、イーヴンのゲームでやっとこさのゲーム(敗戦)だったのに対し、

その不振を奪還する格好で、一方的なゲームをして、特別リーグ当時のチームを乗り越えたことを示したこと。

しかし、ゲームで勝って、勝負に負けた。

クロスを20数本入れ続け、押し込んだゆえのコーナーキックの獲得をしていれば、

ふたつの指標で、ほぼリーグトップにもなる、ってもんだが、

群馬戦も、その延長上で、戦おう。(クロスへの注文はしてある)

ゲーム内容も、結果も、両方求める貪欲さで。

では、アルウィンで。

足すのか,削ぐのか (長野戦レビュウ❷おしまい)

失点については。
2次攻撃へのライン前進(上げること)と、カード覚悟のカウンター対策を、能書き的に言っておく。

が、少なくとも後半の50分間、あれだけ(相手陣内で)ハーフコートなサッカーやりながら、無得点であったことにフォーカスすべき。
そういうゲームが続いているから、重症という。

課題❷ 攻めにおける整理を。

不足だから、では、何かを加える必要があるか?

ではなく、ひょっとしたら、それは、逆に、削ぐ作業なのかも知れない。

従来。

山雅は、3 – 3 – 2 – 2を採った、つまり、アンカーをひとり配す方式。

が、長野戦は、ダブルボランチ(金子光汰、松村)を置く、3 – 4 – 2 – 1へ。

これは、中盤でのボール奪取および回収ポイントを増やす案として、以前から

萬年推奨の策だから、腑に落ちる。(金子を、ボランチで使う是非はまた別)

実際、ゲームでは、セカンド回収にだいぶ優位性を発揮した。

で、そこから先の話です。

陣形全体を高く押し上げて、相手陣内で、円弧上にボールを左右に周回させて、

さて、そこからどうやって、ゴール到達へ持って行くのか?

両サイドへの(センターバックを含めた連携による)展開、

サイドより幾分か狭いスペースに、縦にボールを投入すること、

後方から、3人目がせり上がってくる厚み、

そういったものには、練習による作り込みを感じさせる。

ゆえに、山雅に約束事がない、とするのは間違いであるし、

それは、おそらく、ゴールに結実しない結果に誘発された、誤った観方。

ここには、ひとつの逆説があって、

相手を自陣に押し込むほどに、かえって、その守備網を密にし、ゴール前スペースを窮屈にするということ。

僕からすると、批判を受けるべきは、クロスの精度ではなくて、

最後の詰めで、山雅プレイヤーが、互いに近距離で錯綜し、しかも、相手守備ラインと並んでしまうこと。

せっかく、ダブルボランチにしたのだから、前線に入れたボールを、

一旦グランドの、ゴール幅のエリアに、マイナスに落としておいて、後方から入ってくるシャドウなりボランチが、余裕あるモーションで、撃ってみたらどうか?

かつて、セルジ―ニョとパウリ―ニョのセットでよくやっていたこと。

クロスが、そのままアシスト弾、とみなされていると、結局、それをアタマで入れる、というイーヴンなボールになってしまう。

……と、ここまで書いてたら、何々?、

あのウエリントンが完全で加入だって?! (山雅からメールで配信する手厚さ)

ならば、アーリイクロスにヘッド、が有りうるね。

ブラジルでパウリ―ニョが動いてくれたのかどうか?、

2024年4月のルヴァン杯(@アルウィン)、その時は敵同士だったけど、今度はチームメイト。

期待します。

では。