球には 海の向こうの。

山雅の公式サイトで、株主総会における経営陣の刷新、

それと、当期の決算内容が発表された。

財務内容は、つっこみどころのない堅実さを示している。

企業の価値は、

良質の商品やサーヴィスを社会に提供することにより、雇用する者の生活を保障し、かつ、国民の義務としての税金(法人税)を納めること、にあるから、

まづ、黒字化は評価できる。

が、その背景には、

(家人がコピーしてくれた) 新聞報道によると、トップチーム人件費の削減があって、それなりの緊縮をしたのだ。

つまり、過去サイコウだった頃よりも、総年俸では、約5億円減少した。

けれども、もちろん、良質なサーヴィス(最高のファンサーヴィス=勝つこと)は、望みますよ。

退任役員には、いままでの貢献に感謝し、

新任/再任マネジメントには、より一層の奮闘を期待するのみ。

先日、大宮戦の際、(前社長)小澤 修一氏に、これからも(CROで)よろしく、とご挨拶したら、

― いやいや、これからのほうが大変です、とのご返事であった。

売上的には、今後、1.5~2倍をめざすとか。

すると、収益30億円のクラブになるということだから、ざっくり言って、

トップリーグになんとか手が届く(定着は相当困難)、といった楽しみが待っている。

さて、海の向こう。

イングランドの 2部リーグ(EFLチャンピオンシップ)では、

コベントリーシティFCが、25年ぶりの、1部(プレミヤ)リーグ復帰を決めた。

一時は、4部リーグにまで落ちたこともあったので、他人事でも嬉しいニュース。

イングランドでは、

2部といっても 平均観客は、30,000人、3部で 10,000人、4部で 5,000人。

我等の感覚では、とても想像が及ばないが、

その経営状況もかなりなもので、2部クラブのほとんどは大赤字。

たとえば、売上15億円の山雅でいうと、選手年俸に30億円以上を使っている。

これは、1部リーグに昇格すると莫大な放映権料がふところに入るのをアテにした、一攫千金狙い。

とても、持続的でまっとうな経営とは言えないけれど、

それができるのは、これらクラブのオーナーの多くが、外資系(富裕の)だから。

さすが母国、イングランドサッカーの持つ市民レベルの根っこの深さは目指すべきだが、

すくなくとも、我が山雅には、こんな博打みたいな経営はしてもらいたくない。

そもそも、できやしまいか。

では。

昔も今も怖いもの。

つい先日も何度か聞かされた、

地震発生時の 携帯電話のアラーム。

こういうシステムは、この国だけなのか、どうか。

そのけたたましさは、地震そのものより、恐怖心を呼び起こす。

土曜日は、ちょうど小学一年生(女児) と居間にいた時だったが、

その反応たるや、

ギャーと叫んで突っ伏し、パニックになった。

魂消える、とはこのことなのだろう、それから小一時間は、それはもう、静かなもの。

この子にとっては、

〈おやじ〉は、まったくのランキング外だが、

〈地震〉〈かみなり〉が、恐怖を呼び覚ます、断然のワンツーであるらしい。

となれば、

こっちの言い分に従わせたい時には、地震やかみなりを持ち出そう、という誘惑も生じるけれど、

それは、やはり、フェアでなかろう、と自分を戒めている。

では。

なんという至福。

このリーグ戦も、残すところ約3分の1の、7ゲーム。

現状、トップのいわきが、2馬身弱ほど頭抜けていて、山雅が狙うポジションは 第2位、が現実的か。

いわきとは、勝ち点で 8差。

この先、いわきの取りこぼしがあるやも知れんが、直接対戦以外は、他力だのみの世界。

さて。

ここで、ラストセブンの暮し方をみてみると、

5ゲーム ☞ 札幌 山雅

4ゲーム ☞ 福島 長野

3ゲーム ☞ いわき 大宮 磐田 藤枝 岐阜

2ゲーム ☞ 甲府

……これは、各チームが残すホームゲームの数。(太字は対戦がこれからのチーム)

つまり。

我らがチームは、5回も!!、ホームでたたかう機会を残す。

かつ、今季の山雅、

ホーム/アウェイ勝率では、ホームが優っているから、

おおいに楽しみな数字なんであります。

もちろん。

これを、アドヴァンテージ、チャンスにできるかについては、

チームも、ファン&サポーターのほうにも、やるべき事があるにせよ。

では。

変容は よりたしかに (札幌戦レビュウ❷)

ボールが落ち着かない、ゲーム導入部は別として、

札幌が、イニシアティブを握っていたのは、

風上にまわった、後半開始 10分くらい。

残り80分近くは、山雅が、ほぼゲームの主人公だった、と思う。

あきらかに、ボール運用のクオリティがこっちに高く、

かりに、このカードを、

8月からの2部リーグ戦の内でやったとしても、見映えは十分にあるだろう。

……とは言うものの、2つの失点。

ひとつ。ゾーンの外側の、相手プレイヤー動静の見落とし (by 松村)、
ふたつ。ペナルティエリア侵入者への寄せのまづさ (by 樋口)、

単なる事故、で終わらせないための修正は、きっちりと願いたい。

……違う表現をすれば。

山雅は、あくまで自己のデフォルトをやっていて、

山雅のオーセンティックさが際立ったのは、

札幌のほうが、勝てば官軍的な対応サッカーをしていたゆえ、と言えようか。

❶前半は特に、キーパーから、ロングフィードを使用。
(ロングフィードの競合勝率は山雅が高い、というより、札幌は競わずにセカンドボール狙い)

❷ツートップ+小田の右サイドに対し、センターバックふたりと、サイドバックひとりの、3人(=同数) の基底ラインを手当て。

❸コーナーキックは、マンツーマンで、山雅の#2と、#9は、執拗にマーク。

❹後半は、風上を意識して、(リードを背景に) 蹴り出しボールでいなすことで、山雅陣内に押し込みをかける。

……特に、上記❹の趨勢に対し、山雅は、早めの 58分にフォワード2枚を投入。

この交代が効いて、山雅の、人とボールの動きが増強し。

それと並行して、守りに入った札幌の、陣形ライン間のスペースが空いて、

そこへ、うちのボランチが、わりと自由に入りこめるようになる。

このゲームの、萬年的MIPが、#30 澤﨑  凌大なのは、

この時間帯を含め、攻守面におけるボールの動かしによって、攻撃のリズムを創出したことによる。

井上アレンの同点弾には、澤﨑による、絶妙なボール供給があった。
(今節に至り、90分フルタイムの出場が実現)

チーム全体としては、無責任なプレイがなく、

サイコウなチームへの変容は、着々と進んでいる、との実感です。

指揮官としては、

小川を準備していた矢先のペナルティキック被弾だったことが、惜しまれるかも知れませんが。

では。

勝ちに来たコンサドーレ (札幌戦★印象レビュウ)

1 –  2 の負け。

一度は追いつくものの、数分後に失点、は残念でした。

あのPKは、相手がもらいにきた程度なものでしたから、こういうのは滅入る。

事故みたいな失点ふたつ、ってのは藤枝戦を思い出させた。

しかし、戦績の流れとしては、

(PK戦は、あくまでドローなんで) これで7試合ぶりの敗戦というところに、

新生山雅の、歩みのしたたかさ、を感じます。

しかも、(失点しつつも) このところ、無得点ゲームがとぎれない。

が、今節は、〈無失点で、かつ、複数得点〉のベンチマークからは、少々遠かった。

そのサッカースタイルを変えてまでして、勝ちにこだわってきた札幌。
ホームでもあり、よほど、勝ちたかったんでしょう。

それと、なんら見劣りすることなく闘えていた山雅でしたが、

たとえば。

加藤や小田のところに身体的にタメなディフェンダーを充ててくるとか、

ロングフィードで、頭越しにカウンター気味にボールを配球してくるとか、

先制したら、割り切って、カウンター一筋で守備を固めるとか
(その場合は、ボール保持がこっちに傾く)、

そんな状況と相手を、どう打破するのか、

26/27本リーグになれば、今回のコンサドーレよりかもっと

対戦相手のなりふり構わぬ姿勢があからさまでしょうから、けっこうな課題ですよね。

58分。

新鮮なフォワードを2枚入れ、3トップにして、

ダブルボランチ(深澤、澤﨑)へと変更したことにより、

これが、アレンの同点弾に実ったのですから、機敏な良き采配だったと思います。

得点をするプレイヤーが、このように増えていくのは、素晴らしい。

また。

小川の、左サイドバックとは、

あらたな保険を見つけましたね、指揮官。

では。