
数年前にお邪魔したのは、Jヴィレッジスタジアムだったので、
ハワイアンズスタジアム(いわきグリーンフィールド)は、初の訪問だった。
立地は、広い森の中で、サイコウ。
が、ここは、あくまで、本式のスタジアムまでのつなぎとして利用している(のだろう)、
でなければ、あれほど手入れの乏しさがめだつわけがない。
スタジアムは丘の上にあって、その途中で、湯元温泉郷 湯本温泉街を通り抜ける。
浅間温泉ほどの斜陽感はないけれど、どこか、時代と、歩みはぐれた風情。
もちろん、僕は、こいういった雰囲気は大の好み、なんだが、
今回は、その旅情に浸る時間はとてもなかった。
一日 880kmの走破が目一杯、ってのがアウェイ観戦のリアル。
……さて。
約4,000人のホーム観客で埋まるスタジアム、その界隈のにぎわい、ファン&サポーターの楽しむ光景。
そこには、かなり意識的、腕力的に、いわば、時間との競争の中で、
我が街に、サッカーのある日常を創りあげて来た仕事が、感ぜられた。
その仕事が、そこそこ成功裡に推移していることは、他人事ながら喜ばしい。
ただ。
同地に、ポリネシアン文化の表層だけを移植して良し、としている前例にならうみたく、
サッカー観戦こそ、地域盛り上げのミッション、といった際どさが前面に出たら、それはそれで窮屈なんだろうなぁ。
と、山雅が好きだから、それだけで、好き勝手にスタジアムに居る僕からは、思われた。
では。





