10,000人に驕るなかれ。

特別リーグは、ホーム9ゲームで、観客数 平均10,000人をクリアした。

3年ばかり前から言っているが、この数値はひとつの基準であったから、

山雅界隈の人々の、努力のたまものと、まづは、喜びたい。

その上で、達成要因を、僕の肌感覚であげると、

❶シーズンパス保持者数の堅い岩盤は健在。

❷すべてのゲームで、降雪雨などの荒天に見舞われなかった。

❸対戦チームの2部6チームは、距離的に近いのでアウェイ観客数を見込めたし、彼らのネームブランドは、多少とも、地元民の集客に寄与した。

❹前回5 – 0 のスコアが、対長野戦勝利への期待感を醸した。(13,000人)

❺新指揮者を迎え、チームスタイルとゲーム内容には、確実な変化が現れていて、それが新鮮な興味を生んだ。

……これらは、寄与度の順になる。

けれど、リアルな話、

2部リーグにいないと、コンスタントな 10,000人はかなり困難であって、

3部だと、あくまで守りの態勢で、その数字を追っかけるようになる。

もちろん。

山雅がけっこうな観客を集めている現実を、特に他クラブと比して説明することは、僕らの仕事ではありません。おそらく、キチンと説明はできないだろうが。

ここで。

舞台装置に関する注文を、ひとつ。

福島戦が、三浦 知良を投入されるようなゲームでなかったことを、僕は喜ぶのですが、

チノ氏が言うとおり、いち選手がふつうにピッチ練習をしているのに過ぎないのに、

彼の名がコールされたり、ピッチで手を振る姿に、起こる拍手。

こういうところが、アルウィンの気前の良さ、善意であります(良い意味で)が、

酷な言い方をすれば、

戦いの厳しさにおおいに水をさす、かつ、利敵な部分。

あるいは。

相手の際どいシュートの度に起こる、驚愕、感嘆や、嘆息の声。

こんなのは、徹底して無言無視でよかろう、と思いますし、

他方。

山雅の側に、通らないパスが発生したときなどの、ため息と嘆声。

つまり。

舞台(アルウィン)が発散してしまう、〈士気〉を削ぐ言動、発声。

これらを振り落とすべく意識していかないと、

〈共闘〉は、まだまだ、とてもとても、一人前にはなり得ず、

相手チームのプレイに、BOOをくれてればいい、って話でもありません。

では。

【特別リーグ地域ラウンド】簡易な総括。

2部 6チーム、3部 4チームにから成る今回のリーグ編成は、

メンツが多彩であっただけに、

山雅にとって、トライするに好都合だった、と思う。

戦績は、

18戦やって、6勝 6分け(PK戦は当然斟酌せず) 6敗

PK戦勝ちの加算がなければ、

本来、5位あたりに落ち着く。(7位フィニッシュに、だから意味は極めて少ないが、萬年持論)

もちろん。

落としてもらいたくなかった、未練なる負けゲームはあったにせよ、

そこそこの出来、ではあるまいか。

唯一。

ヴァンフォーレ先輩には、その手堅いサッカーに 2連敗したものの、

残りの8チームからは、すべて勝ち点を獲られたことは、高評価。

6敗のうち 5つが、対2部チーム。

3部では、ホーム長野戦が 唯一の敗戦。

あえて〈惨敗〉と形容すべきゲームは、ひとつもなかったと思う。

ゆえに。

3失点を喫した福島戦の負けを、(3得点に目をつぶって)僕の中では、もっとも評価したくない。

得失点差 10 。

これ自体は、見た目はいいが、

失点 21 では、ゲーム平均で 1 (合計では 18点未満) を下回れておらず、

かつ、零封ゲームは、4つ。

3センターバック陣は、それなりの安定をみせているけれど、

おそらくは、

いま追求しているサッカーからすると、もっとも不満足な部分に違いなく、

〈負けない〉ための、いっそうの強化が

リーグ38戦を、負け数一桁でやりとおすためには、必要。

ただ、特筆すべきは、

大卒を含め、新加入プレイヤーが、きわめて鮮烈なプレイによって魅せたことによって、強化方針の妥当性が証明されたこと。

それプラス、既存戦力個々の、かなりな底上げ。

では。

来季を暗示するふたつ (福島戦レビュウ❷)

福島の寺田監督が変わらない限り、

ゲーム内容は、今後のリーグ戦を暗示するようなものだった。

ペナルティエリア幅の中でやることにこだわり、中盤のせめぎあいを起点に、前方へ、縦に一閃してゴールに迫るサッカー。

それに対し、ボールホルダーを執拗に追いまわし囲い込むことで、奪取と反転を敢行したいサッカー。

8月以降も、そういった戦いを、僕らは目にすることだろう。

その中、思ったことは、

たとえば、樋口、岡田といった主役級をひっこめながら進めつつも、

それでもなお、攻撃に迫力を増すことができる福島のふところの深さ。

これは、なかなか厄介ですよ。

チノ氏の指摘どおり、それに対処するには、

あくまで、強度に高く、方法論がハッキリしたサッカー以外にはありそうもない。

ふたつめの暗示とは、

今節の山雅の登録メンバーが、ある意味、2026/27季を、前取りしていただろうこと。

2、3の新加入は想定される。

けれど、でき得る限り、現保有メンバーで戦ってもらいたいと望みますが、はたしてどうなる?

では。

会心のゴール,中途半端な失点(2026.5.24 福島戦 ざっくりレビュウ)

3 – 3 のドロー。

で、おまけのPK戦で屈して、勝ち点 1。

最終勝ち点は、26。

勝ち点2を逃がしたために、岐阜をかわして順位をあげることは、できず。

 

短期間のリーグ戦で、どうしても勝ち点格差を生じさせたいがためにやる、

いわば、苦肉のPK戦に過ぎないのに、

その勝ち負けに、すなおに一喜一憂してしまうので、

90分間のゲーム内容が、遠くにぼやけてしまいがちですが、

観ていて、かなり面白いゲームでした。

先制されるも同点にし、さらに突き放されるものの、

後半アディショナルタイムに、同点に持ち込む、ってだけでも、かなり上等なドラマ。

前半の決定機をいくつかモノにできなかった恨みは、おおいに残るけれど、

得点については、

❶セットプレイから、バーを叩いたのを、藤枝ジャンピングヘッドでダメ押し。

❷澤﨑のダイナミックなクロスを、逆サイドから、豪快なヘディングシュート。

❸小川によるロングフィードの美技、それを折り返したのを、駆け込んだ想来が、なんなく決め切ったゴール。

これらすべては、今季の山雅の、特に、個の強みが際立った痛快なゴール。

他方の、3失点。

2失点目は、ゾーンディフェンスの弱点を衝かれたやつで、

外側の高みからドンピシャでくらったヘディングシュートだから、多少あきらめもつきやすいが、

1、3失点目は、富澤が触っている点も含め、対応(=阻止方法)に悔いが残った。

 

……ということで、ゲームのMIPは、#2 小田 逸希に違いない。

前節のいわき戦における自身評価が、あまりにも低いので、

それは厳し過ぎませんか?、とご本人に伝えたら、

― いやいや、もっと高みを目指していますから。

なるほどね。

すると、今節のMIPであることをお伝えしても、

(ゲーム後のインタビュウは、いまだ読んでおりませんが)

(90分で)勝てなかったらダメです、のご返事かも知れませんね。

では。

Long Long Road 。

英語をすこしかじった者にもわかるような曲名と、平明な歌詞。

リンゴ スター が、先月発表した新譜アルバムの中の一曲だ。

85歳になっても、こうして活動している姿は、

たとえ、その活動期のほとんど最後のほうか、または解散後に、

ティーンエイジャーとしてビートルズと出逢った僕からしても、嬉しいニュース。

人生とは、長い長い道をたどるようなこと。

行きつきたいところへと向かうタフな道。

鏡の中を自分をみては、ここまでたどり着いたのを不思議に思う

君が戻ってくれてなにやら変わり

君なしでは、僕は、深海に沈んだようなもの。

……みたいな歌詞が、生粋のカントリーミュージックで歌われる。

しかも。

サーヴィス心の、きわめて旺盛な動画まで公開されているから、

それを、ヴィンテージカーの好きな小学4年生と一緒に観た。

僕の車では今、アビーロードが流れているので、

この曲のリードヴォーカルはだれで、だれが、今も生きていて……などと、説明している。

では。