厳しく申せば (藤枝myfc戦レビュウ❷)

若き俊英なドリブラーを、幾人か擁する藤枝。

もっとも警戒すべきポイントは、その辺りであったけれど、

縦の突貫が、クロスで終わることはあまりなくて、

カットインからシュートが好まれるであろうことは、プレビュウで指摘しましたが、

実際、ドリブル☞クロスの投入は、最終盤の 2本くらい。

おそらく、山雅はそれをスカウティングしていて、カットインと、中央方向を手当てする守備で、事なきを得た。

それにしては、藤枝が、

ピッチ練習で念入りにクロスからシュート練習をしていたのは、あれは、フェイクだったのか?、と怪しみます。

とすれば、ずいぶんと手が込んでいたが、まさか!!

とにかく、そこを抑えておけば、残るは、

#10のワンタッチパスなどによる、前線へのボール供給をひたすら警戒だったけれど、危険なシーンはあったものの、これも致命傷にはならず。

コーナーキックでは、菊井がキッカーでないと、最後は、彼をシューターとしてデザインしたきたが、

ここは、本来、ミドルシュート精度を欠く彼であるから、蹴らしておいても心配はなし。

……あとは、こっちの攻撃に専念だった。

得点できなかったのは残念。

けれど、あまり周りが騒ぐこともなかろう。

山雅のシュート精度が致命的に低いわけでもない(特別リーグJ2/J3の 第5位)ので、

こういう日もある、ってこと。

ただ。

あれだけ際どいシュートを放っている澤﨑には決めさせてあげたい。

近い日に報われる、と期待しよう。

……ここまで、書いてくると(PK戦は、あわよくばのオマケと考える僕からすると)、

勝ち点2を逃がした、けれど、やってるプレイ精度からすれば、妥当なゲーム結果、となる。

でも、マジメに、考えれば……、

3年間2部リーグで揉まれている(ひとつ間違えると降格圏内) ものの、

トップチーム人件費が、岐阜や長野とほぼほぼ同じ藤枝myfcと、

どっこいっどこいのスコアで終わるのが、我がチームの、ゲームコントロール腕力と知力の現在地。

そこを、厳しく戒め続けましょう。

(なお、次節のいわきFCは、我がチームと同じくらいの売上高で、トップチーム人件費はすこし劣る)

では。

楽しみは高まる (2026.5.10 藤枝myfc戦の印象)

90分間やって、0 – 0 のドロー。

で、PK戦で、負け。

帰宅した家人、曰く。

― 携帯でゲーム速報を追っかけていて、あぁ、こりゃPK戦突入か、と思って、

そして、今みたら、1 対 4 って……。 ったく、PK戦に弱いんだから。

藤枝のサッカーと、今日の出来がよくわからないが、

ゲーム内容では、ずいぶん押し込んでいたよ、ヒヤリとするシーンもあったけれど……。

― そうなると、本リーグが楽しみ、楽しみ。

藤枝戦の総括は、この会話に、尽きてしまう。

実は。

アルウィンから戻ると、初夏の炎天にやられたか、頭が痛くなってきて、延髄あたりを、保冷材で冷やして、横になっていた。
おそらくは、熱中症か。

(藤枝がピッチを変えたので)

前半のチャンスとか、嘆声のあがったシーンは、北から遠くてよくわからず、

気力に乏しくて、ハイライトも観る気にならず、

ゆえに、これ以上の論評をひかえますが、

(昇格、というハードルを越える大仕事をやり遂げる前提で言うなれば)

2部チーム6つを交えた中、星勘定は、6勝 4分け 6敗だから、

たとえ、2部リーグの囲いに入ったとしても、

今の山雅なら、そこそこにできるだろう、という期待は持てる。

大切なのは、10,000人のアルウィンが、山雅内外のココロの中で、

当たり前のものと、陳腐化しないこと、それだけ。

では。

因縁の右サイド。 (藤枝myfc戦プレビュウ)

つまり、藤枝からすると、その左サイド

前回対戦では、

ここを、ドリブル突貫する #13 中村 優斗にかきまわされ、それを阻止しようとして、フリーキックと、PKを献上。

それが、すべて失点につながった。

ゆえに、中村のドリブルと、それに絡むであろう#14三木 仁太と、

逆から呼応するように、右サイドを縦に入ってくる #7 松木 駿之介。

さらに、#8 浅倉 廉による、ボール運び。

彼らの、スピードに乗った突進を、でき得る限り、無力化したい。

連戦のためのターンオーヴァー?

彼我ともに、出場平均年齢が、24歳台の若いチームであり、

5連戦の最後でもあるから、

僕は、ターンオーヴァーの手法はないもの、と診る。

ゆえに、掛け値なしのメンツと対峙することを前提に立ち向かうこと。

右サイドの制圧と優位は、ひとつの生命線、との覚悟でいきましょう。

ドリブル突破からの、藤枝の攻撃は、

そこから、クロスを入れてくることは少なくて、カットインして中央へ進み、

ペナルティエリアに人数をかけて侵入する図式。

加えて、藤枝は現状、

爆発的な得点力を身に着けてはいないけれど、その結果として、セットプレイからの得点がめだつ(全得点中 28%) ので、要注意か。

セットプレイとなれば、警告の多い藤枝の〈弱み〉を衝く格好で、

こっちが入念なセットプレイをお見舞いする、ってのも方策のひとつ。

☞ 反則ポイントでは、EAST Bで、断トツの最下位、警告は 山雅の2倍弱の 32枚(これは、40チーム中いちばん多い).。ただし、反則数はめだって多くないので、プレイが粗削りなのか、激情的なチームなのか。)

……特別リーグは、ラスト 3ゲーム。

萬年式胸算用では、勝ち負けトントンの、勝ち点 30 (1500万円の賞金) であるから、

ここまで 6勝 3分け 6敗は、その期待値内であるし、

あと勝ち点 8は、射程内でもあるので、是が非でも獲りたい一戦です。

では、五月晴れと薫風のアルウィンで。

サッカー観戦二連ちゃん その❶〈報告〉

高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ北信越 1部 2026 は、

第5節 まで(5/8現在、シーズンは全18節) を終えて、

同じ勝ち点 9 (2勝3分け)で、3チームが並び、

得失点差で、

1位 新潟U-18、2位 松本山雅U-18、3位 松本国際高……であった。

で。

本日 5/9。

2位と3位が、松国高ホームゲームとして、アルウィン芝グラウンドで対戦。

結果は。

前半のPKによる1点を守り切った松本国際高の、勝利。

松本山雅からすると、昨季は、シーズン2連敗を喫している相手であるから、

相当な気合いが入っていたんだろうが、残念。

(ボール支配は、山雅の 55%くらいか)

今年の両者を、僕は、はじめて観たのですが、

それぞれの〈色〉が出ていて、なかなか興味深かった。

松本国際は、ボール奪取後の、最前線プレイヤーの、縦への切り込みに迫力を有する。

他方、山雅は、

ピッチを大きく使ったボールの動かしと、特に、中盤でのせめぎ合いに優れている。

ざっくり、松国は、武闘派、

山雅は、テクニカルなタレントと空中戦者を揃える、そんな感じ。

北信越にあって、松本国際は、急抬頭のチームであるから、

プリンスリーグでは、これからも、良きライバル。

当分、このふたつからは、目を離せない。

では。

このゲームのめっけもの (FC岐阜戦レビュウ❷)

昨日、えんぱーく(塩尻市図書館) の通路で。

〈サイコウ〉のポスターを、ちらとみた小学四年生が、ふと、

― 山雅、負けがたまるばっかりだよ。

と洩らしたので、

― いや、昨日の夜はね、岐阜という街で試合だったけど、3 – 0 で勝ったよ。

携帯の画面で、ゲームのスコアをみせると、納得していた。

プロサッカー球団がこの街にある、というのは、

ブログに執心のオヤジの存在なんかよりも、こういった何気ない会話のことをいうのだ。

……さて。

岐阜戦における〈賜物〉を、みっつあげておきましょう。

❶背番号#1 の、ゴールキーパーの発見。

リーグ戦初先発の、上林 豪

ゴールキーパーは、変更がなかなかできないポジションとみえて、ここへ来て、ようやくチャンスをもらう。

落ち着いた風貌と動作。

セーヴィング、ロングフィードに、鋭さと安定感がある。

おそらく、ムードメーカーとしての資質もありそうだから、

背番号 #1をもらったのが了解される、という、颯爽としたデビュウでした。

❷この解説は、なかなか。

DAZN解説は、元ゴールキーパー 六反 勇治氏。

僕は、DAZNを、(実況や解説が耳に煩わしい事が多いので)

できるだけ音声を絞って視ているが、それでも、聞こえる限りでは、

その落ち着いた語り口、指摘点のマットウさ、に好感が持てた。

実況が、地元岐阜の惨敗感を、なんとか緩和しようと、

(前半、大串の枠内シュート2本が、上林に弾かれたこともあって)

― 岐阜は、(それなりにやれていたが) 決定力(が課題)でしょうか?、と六反氏に向けると、

それを、やんわりと聞き流して、

岐阜にあっては、それ以前のこと、と(内容は忘れたが)言及したようだった。

このゲームでは、岐阜の出来については、

〈決定力〉といった陳腐な言葉を使って議論しても済まされない、そんな発信が、そこにはあったように思う。

❸松村 厳には、アンカーがよく似合う。(センターバックより)

彼が、アンカーを担っていたかは、正直不明ですが、(あるいは大橋だったかも知れない)

その攻撃好きの特性が、

相手からすると、後方から飛び出して来る捕まえ切れなさとして、大いに脅威ではあるまいか?

アレンのゴール、そのお膳立てのヘディングは松村だった。

かつ、大橋が高い位置を獲ることで、パス供給に注力できることにもつながる。

要は。

当夜の、松村、大橋(僕はここを安永と予想したが)、澤﨑による中盤の逆三角は、かなり良い仕事をしており、

そこの出来の差が、岐阜の(中盤の) それとは、かなりの対照をみせた。

では。