連戦の 意外な愉しみ (甲府戦をひかえて)

前節 磐田戦は、

けっこう思い切った先発メンバーの入れ替えで臨戦した山雅。

そのメンツが、あれほどキビキビしたゲームをやって、楽しませてくれた。

まるで、ゲーム前に聴いていた、

モーツァルトの交響曲第41番『ジュピター』の第4楽章の波状的な高揚を感じさせた。(決して、大げさでなく)

……ならば、連戦がつづく、甲府戦は、どんな先発でいくんだろう?

この後、中二日で、アウェイの岐阜戦。

移動があるから、実質、中一日と考えていい。

岐阜さんとは、秋以降にいやでも再戦するのだから、

戦力の底上げ、新たなタレント発掘のため、思い切った入れ替えをしたら、どうか?(と期待する)

……となれば、ヴァンフォーレ先輩には、

村越をのぞいて、

従来のレギュラーメンバーでいく可能性が高い (と思いたい)。

他方。

その甲府は、

前節の大宮戦を、レギュラーメンバーに近いメンツで戦った模様(結果は、2 – 1 の勝利)、

その結果、リーグ首位に躍り出た。

で、今節山雅戦のあとは、磐田戦。

大宮、松本、磐田、と続けば、

真ん中の松本では、かなりなターンオーヴァーでやるのでは?(と望みたい)

攻撃の立役者 #7 は、出場停止のようでもあるから。

……と、妄想は頭の中を駆けめぐるのであります。

   蹴球病みの 夢は緑を かけめぐる     

お粗末。

では。

笑ってゆるして? (現在地について)

共闘している身分で、ゆるすゆるさない、てぇのも、おこがましいが。

ジュビロからしたら、あれだけ一方的にやられていたのに、

相手がミスから自滅してくれて、気がつけば勝っていた、そんな感じか。

つまり、サッカーの中身では優っていたのに、勝負に負けたのが、あの夜。

2月からを振り返ると、そういうゲームが、けっこうあったのではないか。

これ、いまが特別リーグだからと、笑ってすませるかも知れんが、

来年の今頃は、本リーグの第35節あたりを戦っているはずだから、

そこで、こんな試合消化をしていたら、それこそ、噴飯もので、山雅界隈が求めるものに、手は届きはしない。

だから、適当にやりすごさず、キチンと総括して、次に進もう。

まぁ。

当夜、ジュビロの〈中盤〉はスカスカ、中盤があってないようなものだったから、

大橋は思い切って高い位置へ突っ込めたし、村越は少し下がり目のスペースで自由にプレイできたのだけれど、

そこには、(安永と同じく)、去年の大橋にはなかった執拗さや強欲さが垣間見えて嬉しかった。

これから、萬年指標のひとつは、

プレイにおける執拗、強欲、勝負する決心、になるだろう。

これらは、もちろん、積み上げた技量がベースに違いないが、

たとえば、キャプテンマークを巻いた、小川 大貴のプレイぶり、ああいったもので、

こういうのを表出しないプレイヤーは、おそらくは、ゲームに絡めない。

さて。

13節まで終えての戦績は、

5勝 3分け 5敗。(ドローは、あくまでドローとみなす)

上に書いた取りこぼしはあるが、まぁまぁ、と診る。

特に、いまのところ、同じチームに 2度負けしてないのが、よろしい。

ゆえに、断然注目のカードは、前半戦で負けている

甲府戦、藤枝戦のふたつ。

ホームでやるアドヴァンテージを目一杯活かしたいね。

では。

あまりに 鮮烈過ぎる…(2025.4.29磐田戦レビュウ)

1 – 1 のドローから、

つまりは、PK戦による敗戦。

ゲーム目前に、〈ターンオーヴァー〉を、家人に説明していて、

― こうなれば、今日は、二ノ宮のアタマで勝負かな?

……までは、予言が実現したけれど、

まさか。

アディショナルタイムのPK被弾までは、思いも及ばなかった。

70分過ぎから、#16の外国人プレイヤーには、突貫ドリブルを何度かゆるしていたから、伏線はあったにせよ、

札幌戦に続き、同じプレイヤーによる、(今度は交代投入後の) PK献上、あれはないわ。

注文どおりの、〈鮮烈な〉好ゲームだったんだから、

あそこまでやった日には、みづから織り上げたせっかくのゲームを壊してしまったわけで、

鮮烈にも、度が過ぎる、ってもんだ。

過ぎたるは猶及ばざるが如し、の好事例ですな。

多くの新鮮なメンバーによっておこなわれたゲームは、

ムダな遊びがない、縦に速く、あたりの強い執拗なものであった。

これこそ、山雅の希求するスタイルの、素直な実践であるから、

レギュレーションによる負けではあったが、

9,000人の観衆による共闘のこころに、

チームは報いてくれたのではないか?、と思う。

(僭越かも知れんが)、この前の長野戦、

このメンツでやっていたら、相手のスカしたサッカーが効かず、けっこう面白かったんじゃあないか?

さて、萬年式MIPは、大橋 尚志。

準MIPは、村越 凱光と、小川 大貴(と娘さん)。

ただし……。

中盤から前線にかけての躍動によって、後半、70分過ぎまで、

ゴールキーパー富澤は、手持ち無沙汰だったのだけれど、

それほどに一方的な、あの時間帯でのゴールを獲れなかったこと、そこが課題

 

― 次は、中3日で甲府戦だから、それなりのターンオーヴァーがあるかな?

それに答えて、家人は、

― 今夜のメンバーでいいわよ!!

たしかに、気持ちはよくわかる。

レギュラーを陳腐化してしまうくらいの内部競争を、チームには望みます。

では。

鮮烈なサッカーを求む (ジュビロ磐田戦プレビュウ)

さて、磐田戦。

2戦連続で、監督が交代したばかりのチームとやるのだ。

こちらは、ヘッドコーチの内部昇格なので、

そのサッカーに、コペルニクス的な転回はないだろうなぁ、と推断する。

育ちが良くて、テクニックは、相当に有するチーム。

けれど、かつての迫力にはかなり遠く、

胸のみっつの☆、あれって、なんだったっけ?

申し訳ありません、

特段の魅力を感じない、というのが、外部からみた今季の印象。

(もちろん、ピアノから、発動機、産業ロボットまであつかうYAMAHAさんは凄いのだ)

そして、おそらくは。

我がチームに対しては、ほとんど〈対処的〉サッカーは、採らないだろう。

すくなくとも、札幌や長野がやったほどには。

やるとしたら、

日程が詰まっているゆえの、ターンオーヴァーか。

ルヴァン杯ほどに割り切る、とも思えないが。

といっても、誰が出て来たところで、

どの程度のターンオーヴァーなのかも全然と判らないのが、正直なところ。

……他方。

山雅のやり方は、ほぼ不動だろうけれど、

ひょっとしたら、若干のメンツは入れ替えるやも知れん。

春の宵に、新鮮なトーンにはなろう。

いちばんの希みは、

容貌のハッキリした、勤勉と強烈さが際立つサッカー ならば、OK。

磐田が、山雅標的の、スカしたような空中ボール多用式で来なければ、

〈方法論的な〉対処は差し置き、

こっちの時間帯でゴールを決め切る〈技術論〉は追求しましょう。

では、ペンライも忘れずに、アルウィンで。

やはり魅せられたい (長野戦レビュウ❷おしまい)

 

無条件に好きだから、というのはあるが、

磨き上げた技量が、連携することでゴールをたんと生み出したり、窮地を身体をはってクリアする。

そんな光景を、山雅のサッカーにみて、感嘆したい。

ゲーム後。

歩いて大芝生に戻ると、たまたま、

北ゴール裏で知りあった、小学生(男児)とその母上に出遭う。

― お疲れ様でした。でも、ああいったサッカーに負けると、キツイねぇ……。

要は、僕自身のフラストレーションを表明したに過ぎないのだが、

水曜日のジュビロ戦に話題をうつしたら、

ナイトゲーム(18時キックオフ)であることをはじめて知ったようだ。

パルセイロが、アルウィンで観たサッカーを、今後も訴求していくのか、

はたまた。

あれは、どうみても分の悪い相手とやる時のオプショナルなのかは、他人事なのでわからんが、

ともかく、このゲームで

なんとはなく意識外に送っている、

3部リーグ戦(8月から来夏まで) の、切実さに引き戻された。

それが、今節の最大価値だった、と思うけれども、

山雅に関する、復古主義論者諸氏ならば、

新監督によって導入されつつある、新生パルセイロ路線をきっと称揚するに違いない。

あれこそが、10数年前の山雅に近しいスタイルです。

僕としては、いま山雅がやろうとしている流儀からは遠い、と診ますがね。

それにしても、宮部の怪我こそが心配……。

では。