
昨年末に、ある方と、固定電話同士で話した。
通話を終えてから、しばらくして。
気づくと、その方の携帯から、僕の携帯に ショートメールが届いている。
― 先ほどは、不愛想な応対で失礼、特殊詐欺の警戒のためとはいえ、反省しており、以後、気をつけます。
特段に不愛想、とも感じなかった僕だったのだけれど、
― ご丁寧なメールありがとうございます、
今や固定電話着信の9割方は、詐欺か、アンケート装いの商法ですから。
気になさらないでください。
固定はもう要らないかなぁ、と妻と話すことがあります。
……とお返しした。
詐欺の方法も、いろいろと開発され尽くして、いまや、一段落なのか、
あるいはまた、こっちの耐性や、真偽に関する眼が、幾分かは肥えたためなのか、
特に、最近は、留守電にセットしておいて、そのメッセージを再生(あるいは、リアルタイム聴取)していると、
詐欺に引きずり込む手法が、あまりもに〈雑〉なので、二重に憂鬱になる。
自分を名乗らずに唐突にはじまる、
冒頭アナウンスが切れて話題が始まる、
〈〇〇〉(ここが聴き取れない)、では、どうぞ~!〉。
そんなのばかり。
たとえ、それが〈ホンモノの〉国政選挙の意向調査だとしてもですよ、
仕事が粗い、荒い、乱暴です。
その業界人として、
もっと発想を豊かに(=意表を衝くことにおいて)、
智恵を絞って、人をだますシゴトに精進すべきだと思う。
でないと、せっかく、ダマされるほうだって張り合いがない。
では。














