〈連日の〉安堵と 喪失感と。

10名の契約更新ニュースで、ひと安心できた、

その翌日に。

キャプテンとしてチームを鼓舞し続けたプレイヤーの流出(完全移籍)の報に、

なんともいえぬ喪失感を味わう……とは。

こういうのは、場数を踏めば馴れる、というものでないことが、身に沁みてわかりますな。

とりわけ。

深澤キャプテンの場合は、キャプテンシーと、戦術におけるアンカーポジションが、ミゴトに、山雅にハマってましたからねぇ。

ご本人の技量と戦術理解度は、もちろんのこと、

チーム強化眼の的確と、首脳陣のアサイメント(ポジション割当て)も、また素晴らしかった。

あたしとしては、カフェトークのキャンセルに、不穏な感じは持ったけれど。

ま。

指揮官の慧眼は来季も存続するのだから、

ベルマーレさんとは、DFとMFをやりとりしたぐらいに、この際考えて、

チームと戦法の再構築を期待するのみ。

いまは。

山雅の戦いに多く貢献してもらえたことを感謝し、新天地での飛躍を望むばかり。

いつか、また、同じ景色の中で出逢えたら至福……。

で。

来季も共闘してもらえる俊英たちの成長と、売り出しを楽しみにしましょうか。

では。

オランダ vs 日本。 

2 – 2 のドロー。

……の結果は、当日職場で聞いたのだが、

その後、ハイライトにも触れずにいて、

翌々日の夜に、DAZNで、フルタイム観戦。

(大会にあまり熱心でないと、こうなってしまう)

ゲームの前半が低調だったこともあって、

後半に、計4回もゴールネットが揺れたものの、

双方ともに、〈極く手堅いゲームプラン〉を実行した印象。

4 – 1 – 2 – 3 を採るオランダは、

両ウイングが、常にタッチライン高くに張って、攻撃的なサッカーを基軸とする。

けれど、アンカーが不活発、実質、中盤がない様相で、

基底からボールがウイングへと渡る。

で、そこらへんでごちゃごちゃとボールが動くけれど、日本の堅牢な守備もあって、

結局は、クロスが投じられる攻撃となり、アイデアと面白みはあまりない。

対し、日本。

3 – 4 – 3(2 – 1)のシステム。

守備時は、5 – 3 – 2 で、

最終ラインを、ペナルティエリアの前方に設定するから、縦に、きわめてコンパクトな陣容を保つ。

ランキング上位の相手には、まづは、守備から、という考えなのか。

右サイドで、堂安と久保が守備に追われるのが、その象徴的光景だった。

先発メンバーには、僕が知らないプレイヤーも多かったが、

#15(鎌田) の沈着さがめだったのと、

左サイドで、活き活きと仕掛ける 背番号#13が、かなり!! 魅力的だ。

日本の 1点目は、彼が中央へカットインしてきて撃ったシュートによるもので、

その際、画面に、背中の NAKAMURAが写ったのをみて、

おぅ、彼、中村というんだ。これから、注目しよう。

ボールを握る側に立っても、連携やパスに優れているから、

もっと攻撃的にやったら?、と思ったが、 これも指揮官の思想なら、問答無用。

で、手堅いゲームプランは、結局は、

2 – 1 でゲームを締めようとしたオランダの采配ミスとなって現れた、と思う。

攻撃性がチームから剥がれ、その結果、日本の押し込みをゆるしたから。

日本からしたら、

勝てなかったので、決してしてやったりでもない。

が、オランダが、結果として引いてくれたので、大いに助かった。

ところで、89分の同点弾。

あれが、鎌田のゴールと認定されたのには異議あり。

その前にヘデイングをしたプレイヤーのもんじゃあないの?

……というわけで、日本にとっては、

それほど傑出したゲームではなかった。

けれど、

これをフツーに遂行できるようになったところにこそ、日本の進化と真価が、ありますよね。

では。

トミー フラナガンの発見。

おそらく、今年上半期の、いちばんの発見。

もちろん、僕の中での。

体系的になど、もちろん、聴くわけでなし、

行き当たりばったりの音楽好きに過ぎない者にとって、

トミー フラナガン トリオのアルバム『オーヴァーシーズ』(Overseas)に、

聴き惚れている。

1957年8月15日、ストックホルムで録音。

1985年にデジタルリマスタリング。

ピアノ☞ トミー フラナガン、

ベース☞ ウィルバー リトル、

ドラムス☞ エルヴィン ジョーンズ。

テクニックと抒情が詰まっていて、しかも、そのどちらにも流されることない、ブルージーで、リラックスした緊張感。

69年前の、洒落たジャズ演奏を楽しんでいます。

その中から一曲、〈Delama〉

では。

いつまでやるの? 不毛なランキング。

実情は、

他にネタも尽きたので、これでも記事にするか、ということだろう。

〈サッカースタジアム〉最寄り駅からのアクセス悪いランキング、ってやつね。

しょうもない記事を、繰り返し書いてメシが喰えるんだから、サッカー文筆業とは、なんと幸せな職業であることか。

日本の至る所にプロサッカークラブを創ろう!! が、100年構想の大きな思想であって、

せいぜい首都圏をのぞけば、全国で、車なしの生活は考えられず、

しかも、地方に行けば行くほど、鉄道(や公共交通)収益が、赤字垂れ流しでアップアップしている昨今、

鉄道駅からの距離で、スタジアム立地の良し悪しを語るのは、ナンセンス!!

むしろ検証すべきは、スタジアムを取り巻く、駐車場の、質および量の確保具合、シャトルバスなどの充実度ではないか?

アルウィンも御多聞にもれず、

ワーストランキングの常連だが、

話もだんだんと手が込んできて、さっき目にとまったのは、

〈主要駅から〉だってさ。

つまり、松本駅から、8kmも離れてるから、徒歩だとお手上げ、だそうな。

ところで、平田、村井駅は、どうしたのさ?

実査もしないで、記事書いてますね、この筆者。

そもそも、ホーム(地元)の観客にとって、まぁまぁのアクセスなら良い

アウェイのお方にとっては、

ゲーム注目度、自宅と開催都市との遠近で、遠征の可否が決まるのですよ。

……でも、深く考えたら。

こういう議論がくりかえし湧くのは、

あぁ、これをJR社の誰かさんが読んで、スタジアム至近に新たな駅を設けよう、

スタジアムまで支線を伸ばそう、と考えつくのを狙っているに違いない。

まったく、ありがたいお話だ。

では。

『探偵物語』(1984年) には参った。

成田 三樹夫扮する四流刑事が、

だみ声で、工藤ちゃーん、と登場するテレビドラマではなくて、

劇場公開された、角川映画のほう。

手持ちぶさたから、つい魔がさして、図書館で借りたので、

せっかくだからと、観始めたのに、

30分くらいで、我慢できなくなって、観るのをやめにした。

当時、売り出し中の薬師丸ひろ子(19歳?)に、

松田 優作の、コメディ役者としての軽妙や面白さを絡ませる、といった趣向はわかる。

が、それだったら、『家族ゲーム』(1983年) で足りる

ちっとも面白くない、で片づけてしまえば、それきりの話だが、

僕にとっては。

2026年の今だから面白くないのか?、

はたまた、もしも、公開当時に観たとして、やはり、面白くなかったのか?

この辺は、かなり重要なことに思える。

映画そのものとして、耐えられないのか、

あるいは、ああいう描き方、ジョークの提示が、時代的に褪色いちじるしいためなのか。

笑わせたい、感心させたい、そのための演出(と演技)が、ことごとく笑えない。

これには、困った。

……もともと、僕の中で、80年代とは、70年代の燃えさしに等しく
(70年代は、60年代が終わったあとのつんのめり)

素直に笑えないのは、いまだに、そんな時代感覚から自由になれない自分があるからかも知れない。

では。