明日こそ中盤 (福島戦プレビュウ)

アウェイ福島をこなし、中2日で、またアウェイ讃岐……。

実質は、 中1日なのだから、福島から、そのまま丸亀に向かっても、よさそう。

さらに、タイトな日程のため、先発の組み方にも工夫がほどこされるだろう。

さて、その福島。

4 – 3 – 3 を採用。
3トップは、相手の 3バックに対し、数的に同数を充てられて、
中盤は、ボランチ3人が逆三角形に並ぶ。

これで、サイドバックが高い位置にあがった場合、ふたりのセンターバックとなるから、そこでの安定的な守備は課題だが、信頼のおける人選をしているのだろう。

で、基本的には、ペナルティエリア幅(43m)以内を使い、ロングカウンターに強みを有するサッカー。

だから、そのポイントは、中盤でボールを入手する守備のコマメさと鋭さ。

攻撃的、とみなされる福島サッカーは、実は、守備に重要性を置く。

対し、山雅は、ボール保持には走らずに、

❶中盤で、セカンドボール回収と、ボール奪取に精力を傾け、そこから、手数をかけず、反転攻撃を狙う。
僕は、ダブルボランチをご推奨。

❷相手の使わない、タッチライン沿い(左右それぞれ10数m)を使いまくり、相手陣内の奧に侵入。

❸ふたりのセンターバックに対し、その裏狙いのロングフィードを入れることで、相手に後ろ向きな守備を強いる。

……となれば、後方からのロングボールの質と、その収め方。

それと、極端な話、

中盤で数的な不利を回避するため、ボランチが 3人居るくらいなポジション獲りが鍵、と思われます。

DAZN画面で、共闘します。

では。

【追悼】ちば てつや。

ニュースのTV画面で、

漫画家ちば てつやの訃報を伝えていた。

実際、氏の作品を味わった人が、現在、どれだけ生きてるのだろう?

実は、かなり少数派であって、

名前だけは聞いたことがある、って人々が多数なんだと思うけれど、

同じ時代を生きた僕としては、

このブログの一稿を、ささやかではあるが、彼に割くのが、責務のように感じる。

ニュースでは、

ボクシングを描いた作品を代表作に見立てて、プロボクサーのスパーリング映像を流していた。

たしかに、有名かも知れないが、あれは、梶原 一騎(原作者)の代表作とするのが至当であろう。

僕の中では、

ちば てつやの真骨頂は、あくまで、少女漫画に在る。

しかも、その作画のいちばん最上な部分は、

主人公(女性)が、無言の中に、何ごとかを決意する瞬間を描くコマに違いない。

たとえば、それは、

下に引用したような、〈みそっかす〉の中のいちシーンを指す。
(著作権のことには、目をつぶってください)

だから。

どんな作品を読んでいてもかまわないが、

ちば漫画における、ふきだし(=💭)の無い、この静寂の世界、

それを、知っている読者を、ちば漫画の理解者、と呼ぶべき。

ちなみに、〈みそっかす〉は、1966年8月に、『少女フレンド』で、連載が開始された(という)。

今から、ジャスト 60年前のこと。

当時の読者がだんだん減っていても、アタリマエか……。

氏のご冥福をお祈りいたします。

では。

調理は,彼らにまかせておく (山口戦レビュウ❷)

山口戦の、北ゴール裏で、

僕の、斜め後方に陣取った、かなり高齢な男性。

この御仁、ゲームが始まってからずっと、速射砲のごとく我がチームのプレイについて、叱咤し続けるのであった。

彼によれば、ボールを持ったら、ひたすら前進あるのみで、パスは前方向を選択すべし。

選手が、作り直しの後方パスをしようものならもってのほか、激怒の小言が飛び、シュートを選択しなけれぼ、罵声があがる。

……これほど、幼稚でなくも、似たようなことを、僕らは言っているのかもな、と自戒した。

〈攻撃面について〉
❶余裕ある体勢とタイミングで、ゴール幅以内で振り抜け、と注文をつけるけれど、

プレイヤーは、好位置から撃つために、ペナルティエリア周辺で、パス交換で相手ディフェンスをかわそうとしているに違いなく、

それを、観てるほうは、もっと、手早く打て、打て! と不満げに発声する。

……結果、点が獲れなければ、決定力がないと、陳腐な語彙で、責めている。

が、シュートを 20本近く放ち、かなりが枠内に飛ぶまでになった、ってのは、大した進化ではないのか。

あとは、せいぜい、(プレミアリーグでは、よくやっている) ゴールキーパーのタイミングを崩して撃って、くらいしか思い及ばない、僕は。

何が言いたいのか?

じれったいかも知れんが、個とチーム(連携)に、それの探求をまかせ、対戦相手を料理してもらうしかない。

❷(チノ氏の指摘) サイド攻撃一辺倒で、いいんだろうか?
ボールを運んだら、それから、
サイドへ持っていってから、さて、となれば、相手も予想して、中を固めてくるわけだから、
(毎度クロス投入20本のレヴェル、を否定はしないが)

中央を、縦にスパンッ!と、パスで突破する手を織り交ぜるとか。

幸いにして、安永が復帰したこともあるから、ダブルボランチは、いかが?

それは、セカンドボール回収ポイントの増加にもなりましょう。
(山口は、実質3人のボランチだった)

〈守備面について〉
初動的に、相手に持たすほうが、山雅はやりやすいはず。

すでに、このリーグでは、山雅のハイプレスは知れ渡っているから、

いまや、もう一度、原点に戻り、

あくまで〈ボール奪取〉するために、ボールホルダーへのアプローチを厳しくやり続ける。

だからこそ、最前線や中盤からの反転が叶うのでは?

そこに、GKやセンターバックからのロングフィードを、

あれほど田口が収めてくれるのだから、多彩な攻撃です。

では。

材料は,ほぼそろってる(2026.10.25山口戦レビュウ)

0 – 2 の敗戦。

かなりな時間でゲームを支配する立場にあったから、惜しい敗戦でした。

― 劇薬は要らないね。

とは、ゲーム後、チノ氏(北ゴール裏同志)の表現でして。

サッカー流儀、チームスタイルのプラットフォーム(土台、架台)がほとんど出来上がっているのだから、

あとは、それに載る部分の、課題を、実直につぶし込むしかない、ということだろう。

(もちろん、変化がなくて良い、ということではないが)

それは、たとえば、山口戦を例にとれば、

ゲームの流れの勝負どころで、決め切る、ということと、

攻撃へと即転化する守備、そんなことでしょうか。

では。

なにもないことの素晴らしさ。

先日。

家人が、その情報をどこかで仕入れた(おそらくTV)、

八千穂高原にある、道の駅に出かけた。

佐久まで行き、中部横断自動車道に入り、そのまま進むと、

現在の終点が、八千穂高原ICで、

道の駅は、そこから出て、すぐの処に在る。

さて、

帰路は、同じ道を採るのは止めにして、

麦草峠(国道299号線) をたどって、茅野の街に出ることにした。

標高2,000m越えの、北八ヶ岳の頂の間を通る、つづら折りの峠道。

この道行きで、いちばん感動したのは、必要最低限の道路標識のほかには、

ほとんど看板のない沿道のたたずまいだった。

だからこそ、

紅葉のピークが終わりかけの、カラマツや白樺の樹林、そこから漏れてくる秋の陽光。

それらの美しさが、いやでも、目に沁みる。

安曇野あたりから、大町や白馬に至る道沿いや原野。

そこに設置された、野放図な看板の多さによって台無しにされた田園と、その向こうに聳えるアルプスの風景とは、これは、天地の差ではないか。

国による自然公園法のありがたさを感じた一日。

感銘ひとつを受けた記念に、

その日、車中に流れていた、J.D.サウザー(1945~2024年) の曲を聴こう。

この〈You`re Only Lonely〉がヒットしてから 30年近く過ぎ、

ふたたび、それを採りあげたヴァージョンは、

ほどよくシンプルでオーセンティックに仕上がっていて、心地よい。

では。