今日6日は、絵文字遊びのとおりで、雨の日で……。
0 – 0 スコアレスドロー。
勝てた試合だったよなぁ……、とゲーム後感も湿りがち。
だから、梅雨のはしりが余計堪えるのかも知れない。
〈単純に、先に向かって切り替える〉
今節みたいなゲームは、決定的シーンを 3度まで外したのが、引き分けに終わった原因のすべて、と考えてしまおう。
仏の顔も三度まで (撫でたら、そりゃあ腹を立てる)、と言うではないか。
比較的イージーなシュートミスを何度も犯せば、勝機にも逃げられますわ。
ただただ、ゴールを逸したプレイヤーに反省してもらえば、それで良し。
〈ゲームを支配するために〉
❶コイントスに勝って、わざわざ風下を獲り、かつ、ゲームの入りとしては悪くなかったんだから、前半に畳みかけたかったですな。
中盤までのボールの運び方はまぁいいとして、ゴール30m以内に侵入して、さぁ!、という、シュートのひとつ手前の仕事が、なんとも淡泊、というか。
そこのところは、もっと自信を持って自分流を貫いて、時に応じて時間と〈遊び〉をかまして、相手を崩せば?、と思いました。
(もちろん、ミドルシュートの意識は持ち続ける)
落ち着いてやれば、3部リーグではそれなりの技量を、皆持っているんだから。
また、クロスがけっこう雑で、打った先には誰あれもいなかったり、真正面過ぎたり。
要は、中で受けるべきプレイヤーと意思が合致していなかったのは、残念。
こっちは練習を観ていないので、こういう連携の拙さは、果たして出し手と受け手のどちらの過失、不足か? は判断できませぬ。
攻撃面では、シンプルと 淡泊(工夫しない)、沈着とゆっくり(緩慢)、これが違うことを、次節以降はプレイに表現してもらいたいものです。
❷無失点は、グッジョブ。
センターバックの並べ方は、個ごとのアジリティの有無、対人強度を上手く組み合わせていたのではないか。
ただ、例えば、前 貴之をサイドへ配置すると、インサイドでボールを回収する能力が弱くなるので、特に、ラスト20分の攻守反転をこちらに優位に進めるのに手こずった。
布陣的には、住田 将を欠いたのも響いているけれど、パウリ―ニョの復帰まで策もなく我慢し続けることもできず。
今節の場合だと、佐藤 和弘がより中央に入ってくるのか?
あるいは、山本 龍平が、もっと横方向を縫うようなプレイに徹底するか?
❸ツートップはいい。
けれど、小松 蓮と榎本 樹が互いに、どういう立ち位置と責務を背負うべきなんでしょうか?
どっちが競るのか?、どっちが衛星的に動くのか?、もっと明確かつ補完的なアサイメント(割当て)が、必要に思います。
ルカオとの組み合わせの場合も含めて。
前線で動くもうひとり、菊井 悠介の自由度を殺さないでおきながら、最前線の3人がもっと巧く絡まないと、攻撃がどうしても単発で、か細い。
……、と、萬年的な今節のテーマ、強く、速く、聡くのうち、聡く、つまり、狡智(工夫)の部分が不足したのかな?、を総括といたします。
で、MIP(もっとも印象に残ったプレイヤー)は、宮部 大己、ということで。
では。