ラインメール青森の地から、夏休みを使ってやって来た小学2年生と、このゲームを観戦。
サッカーは30秒で飽きた、と減らず口をたたくので、
ならば、ゲーム結果はどうだったの?、と突っ込みを入れたところ、
山雅が、3 – 0 で勝ったんじゃァない、と返された。
観ていないようで、それなりにゲームを楽しんだ、と引率者として思うことにした。
ねぷた仕込みのリズム感で、ペンライトをかざして踊ってもいたから。
さて。
〈快勝〉に水を差す気は毛頭ないけれど、
両者の地力差がベースに在るから、山雅が、やるべきことを手を抜かずやれば、こういうスコアは、まぁ、順当。
できることをフツーにやることの難しさ、を今さらながら感じますが、
ゲーム終盤に得点を重ねたこと、これが、今節最大の価値であって、
終了のホイッスルが鳴るまで勝負に集中する、そういう姿勢から滲み出たスコアでもありました。
ゲーム開始前、スタメンにも、ベンチにも、堂々のリーグ得点王の名(小松 蓮)がないことに、スタジアムには、ざわめく雰囲気もあったので、
サッカーは、11人でやるもの、という当たり前のこともまた、身に染みたゲーム。
すべてが良かったわけでもないが、やるべきこと、やりたいことが、それなりに突き詰められてきたのが、後半戦への光明かな?
これから8月にかけて、対戦相手に難敵がズラリと並ぶ恐ろしさと、厳しさ。
愛媛、鳥取、富山、鹿児島、今治、とか、ウソだろうくらいに……。
けれど、この勝利で、なんとか頭(かしら)を上げて、チャレンジの夏に向かう気力が湧いてくる、そんなゲームでありました。
……、と印象論過ぎる振り返り、です。
では。