
塩尻図書館へ行ったら、ブックマークをもらった。
連れていた幼児にもおごってくれたから、ずいぶんと得をした気分。
久しぶりにキース ジャレットでも聴こうか、とCDを借りて、いま車中で流している。
今日の富山へは、これを聴きながら、ゆったりと静かに、安房峠を越えるとしよう。
熱くなるのは、スタジアムだけでいい。
とは言いながら、最近はもっぱら、ブラッド メルド― を聴いている。
ここでは、ビートルズのナンバーをカヴァーした『Golden Slumbers』を。
では。

塩尻図書館へ行ったら、ブックマークをもらった。
連れていた幼児にもおごってくれたから、ずいぶんと得をした気分。
久しぶりにキース ジャレットでも聴こうか、とCDを借りて、いま車中で流している。
今日の富山へは、これを聴きながら、ゆったりと静かに、安房峠を越えるとしよう。
熱くなるのは、スタジアムだけでいい。
とは言いながら、最近はもっぱら、ブラッド メルド― を聴いている。
ここでは、ビートルズのナンバーをカヴァーした『Golden Slumbers』を。
では。

パルセイロの戦法は、緩急をつけた攻撃型、と言えた。
後方でじっくり始め、中盤で相手をかわすと、サイドからボールを入れ、枚数多く(少なくとも3枚)の前線プレイヤーが、ペナルティエリアに突入してくるやり方。
富山は、それと対照的で。
縦方向へとにかく速く、かつ、ピッチを広く使って(サイドの活用) 攻め入ってくる。
そのボール保持率は、リーグ 17位。
ボールを握ることには執着せず、むしろ、カウンター攻撃発動を狙う。
なんだよ、それって、山雅とほとんど同じようなスタイルではないか。
(山雅のボール保持率は、リーグ最下位の18位)
山雅にあって富山にすくないのは、ロングカウンターくらいでは?
となれば、似た者同士対決を制するには、なにはなくとも、相手を上まわる〈速さ〉。
して、ここでいう速さとは、〈速度〉と〈俊敏〉をあわせ持つこと。
速度によって、体力プラス走力を押し出した、先手先手の局面を創る。
俊敏によって、頭脳的に、空いたスペースをモノにする。
あるいは、セットプレイを素早くスタートするとか、意図を込めておこなうとか。
アタマを使え。
となると、このところご無沙汰の、クロス、コーナーキックからの、ヘディングゴールも観たいところですが、主要なキッカー、佐藤 和弘を今節欠くので、そこのところの手当ても肝心でしょう。
というわけで、自己スタイルを、ひたすら、かつ上手く、最大化したほうが勝ち点3をつかむゲームとなりそう。
ファン&サポーターとしても、富山県総をこっちのスタイルに染め上げる、それこそ共闘、でありましょう。
では、県総にて。

前節長野戦、すべての時間帯において、パルセイロのボール保持率は、 60~70% に達した。
つまり、山雅のほうは、せいぜいボールを40% 前後握っていたに過ぎない。
ま、こういうのが、我等が通常運転。
そういう局面を生じさせておいて、培った体力、走力を活かし、マメにボールホルダーを追っかけ、追い詰めては、ボールを奪う。
これが徹底されていた。
〈体力〉
だから、あれだけ出来が良かった前半は、ボールを持ち続けたためのものではなくて、奪う勤勉と迫力と、押し込む力量が効いていた、ということ。
それが、後ろに引き寄せてボールを回し、それから、やおら攻撃に転ずる長野のやり方と好対照をなしていて、よけいに輝きを増したのではないか。
ゲーム前ピッチ練習に登場した長野のプレイヤーらが、まるで高校生のようにみえたのは、山雅を見慣れている目に、彼我の体幹の鍛え方に格段の差があったことの証拠だろう。
〈走力〉
同点になり、長野が交代カードを切りながら攻撃を厚くしてきた時間帯は、ますます保持率が長野に傾いていったけれど、注目すべきは、山雅のほうは倦まずにボールホルダーにアプローチし続けたことだった。
おそらく、山雅プレイヤーは、相手の 3倍近くは走って(走らされて?)いたはず。
フレッシュなメンツを投入しつつ、前後への躍動レベルを決して落とさないで、機会をうかがう、これが勝機を呼び込んだと思います。
カターレ富山とやるに際しては、このような体力と走力に裏打ちされた〈速さ〉、これが勝敗を分けそう。
その理由などは、プレビュウ❷で。
では。

昨日、職場で、(愛車) ビートル氏が近寄って来ると、
― パルセイロのほうが、レフェリーがブロックしたのどうの、と言っているって、一体どういうこと?
― あぁ、それ、おそらくはこうです。
と、僕は (丁寧に) 紙の上に、パウリ―ニョ、主審、相手ディフェンス、田中パウロ、そしてルカオらを、それぞれ〇でプロットすると、
― 主審がここに立っていたので、長野ディフェンスの進路を妨害することになった。
そのため、ボールを持ったパウリ―ニョにアプローチ(タックル)できず、得点をゆるすことになったのだ、どうしてくれる?、といったこと。
これ、たまたま各人が、瞬間的にそのような立ち位置になったわけで、サッカーでは、起こり得る状況。
そのこと自体が、得点を生んだ決定的な要因でもなくて、
田中パウロの絶妙な縦パス、ルカオのワンタッチシュートの弾道、競り合っても阻止できなかった長野ディフェンダーの力量、ゴールキーパー位置取りなどなど、が介在していた。
でも、そういう抗議や不満の表明をするのは、自由。
ゲーム当事者のほとんどが、時に応じてやることであって、別に咎めることでもありません。
まぁ、そういった抗議の姿勢が露骨になると、
例えば、アルウィンで、パルセイロ監督の名前が紹介されると、強烈にして最大限のブーイングの洗礼を浴びる、ただそれだけの話です。
……、とビートル氏には説明申し上げた。
でも、うだうだと大勢に影響のない話はこれまで。
長野さんにはとにかく、リーグ最終節で藤枝myfcと全力で戦ってもらわなくっちゃなりません。
では。
地上波で、試合の後半から観たモモ氏の評は、
― 内容はハラハラドキドキ、でも勝ったからオーライです。
ハラハラするほどに、感情移入してもらえるようになったか!!!
それこそが、山雅の勝利といえましょう。
クレ君からは、ゲーム開始1時間前に着いたら、すでにホーム側B席は満杯、そこでアウェイのほうで観戦しました、昨季のアウェイユニフォーム着用して、と聞く。

さて、ゲーム前日のこと。
― 明日勝ったら、富山に行きます、と家人。
― あらま。勝敗に関係なく富山県総スタには、行かなくちゃあ。
条件付きの愛、ってのは、まづくない?、山雅ファミリーとして、と僕。
そしたら、たまたまそこに居合わせた息子、
― JFLの頃、自分が山雅を応援していたら、父、他人の熱心をずいぶんと冷たい口調で突き放したよね。
たとえ、それぞれが純粋なる山雅愛を持っているにもかかわらず、ある時はかように、家庭の平和を、惜しみなく奪うんですよね。
単独行であっても、せいぜい3時間。
毒を喰らわば皿までも。
富山には、参戦しますよ。
では。