ライチョウは アルウィンにもいる。

(画像の版権帰属先:オフィス ウエストウッド)

勤務が終わる際の、ちょっとした休憩タイムで。

隣に座るジャガー氏が使っているバンダナを、ふと見たら、青地に白くライチョウがデザインされている。

訊くと、燕山荘創立100周年記念のもので、彼、登山ガイドの役得? で贈呈されたらしい。

― あそこは、去年、開設して満100年だったんです。

へぇ。1921 (大正10年) のことなのか。

大正の頃から、楽しみとしてのアルプス登山が本格化した、と考えていいのでしょうかね?

一年経ってしまったけれど、バンダナがまだ入手できるようであれば、なんとか、とジャガー氏には頼み込んでおいた。

ちなみに、直近で、スタッフにCOVID-19陽性者が出たため、数日間営業を停止していたのだ、燕山荘。

仕事をする標高差が2,000m、とは言え、どこかのサッカーチームと同じ厄災をこうむっている。

― このバンダナ、アルウィンでワンポイントでまとったら、お洒落に映えますよ。

― そうそう、アルウィンにもライチョウはいるんでしたね。

― はい!
『雷鳥は頂を目指す』が山雅ファン&サポーターにとっての合言葉でありますし。
山雅後援会は今、ライチョウ保護の募金活動してます(宣伝)。

でも、このライチョウ、定期的に、転落はしてますけどね。

……とあくまで謙虚さを失わないところが、僕なのでした。

では。

呆けたアタマで かもめはかもめ。

仕事から帰宅して、ソファにひっくり返ったら、そのまま眠りに落ちたようだった。

まだ明るい部屋の景色。

一瞬、翌朝が来ているのか?、という錯覚と絶望感で、目が醒める。

こういう焦り、僕にかんしては、しばしばなんだが、昨晩知らぬ間に起きたらしい停電のせいで、時計がリセットされてしまい、時刻が、皆目わからない。

それでもって、『かもめはかもめ』の節回しで戯れ唄しながら、再設定。

午睡は午睡、
長寝や、夢や
ましてや、疲れはとれない。

ボケたアタマが外界に馴染み始めたので、ルーチンのメールチェック。

山雅から、いわき戦チケット代金(7/23) 払い戻しについてのメールが入っている。

重要、という表題で。

手続きは、来月25日からひと月間なのか?

まぁ、いいや。

こっちは、追ってメールが来るまでは、放っておけ。

それより、すんなりと想定した通りの代替日(8/7)になった、第18節だよ。

参戦どうしようと、早々に悩み始める夜。

では。

チャントよ、ふたたび。

来月以降に解禁されるであろう、声だし応援に備えてなんでしょう。

ウルトラスマツモトの方々が、(チャントが歌えなくなってから)新たに加入したプレイヤーのチャントを、このところ続々、You Tube上に発表して下さっている。

まっこと、時宜にかなったプレゼント。

加えて感心するのが、それらが既に、4桁の再生回数を積み上げていることで、こういう熱心な予習態度こそが、山雅ファン&サポーターの美徳。

これぞ、原点回帰の、狼煙上がる、と言えましょう。

ところで、多々良 敦斗 (現ラインメール青森) のチャント。

その原曲は、『Seven Nation Army』(2003年発表、by ホワイトス トライプス) のギターリフの部分、なんですね。

ベースのように響くリフは、萬年的には、『Honky Tonk Women』(1969年発表、by ローリングストーンズ) のリフほどの魅力はないしても、それでも、かなりユニークで、傑出している。

この曲は、2018年FIFAワールドカップ(@ロシア)では、ついに、入場アンセムに採用されるまでになって、サッカーの世界では、もはや特別の曲。

という背景があるんで、2 CELLOSのおふたりは、皆様ご存知の、有名チームユニフォームをまとって演奏、というわけなんですな。

さて、この曲は、短めのチャントだけで使うには、チトもったいない。

なので、できれば。

ゲーム中の、特定なシーンに際し、定番的に歌えるチャントにしたらいいんじゃあないか?、と思うんです。

となると、入場アンセム、ゴールアンセム、ヴィクトリーアンセムの他、となりますけれど、
たとえば、(前後半) キック オフ時は、如何なもんでしょうかね?

(もちろん、誰かのチャントで復活してくれるだけでも大歓迎)

では。

悲観的に準備するなら。

悲観的に備えて、楽観的に行動する、とは、防災における鉄則。

最悪の事態を想定した準備をしておき、いざとなったら時、果敢に事に当たる。

だれもが(心の底では)、もうそれなりの対応でいいや、と思っているから、COVID-19対策は、社会として、これを適当にやり過ごしていくんだろうな、とは考える。

けれど、規定が変わらない以上、ゲーム中止は、これからもありそう。

となると、今季けっこう速いペースでリーグ戦を消化しているとは言え、どこかで強制終了、なんて最悪の事態を想定しておきたくもなる。

2021季の規定を引っ張り出してくると、リーグ全体で75%、各チームが50%、をそれぞれ消化していれば、そこで打ち切って、リーグ成立とできる、だった。

今季は、成立要件の特例はまだ設定されていないけれど、もしそうなったら、そんな感じだろう。

現在、リーグ戦半分が終わっているから、チーム毎の要件は既に満たされていて、リーグ全体だと、26節までやって、75%を満たす。

となると、残すは、あと 7ゲーム 。

山雅の場合、あと 8ゲームについては、各節を必勝の構えでいって、26節終了時には、2位以内を確保しておくこと、これが大命題……、ということか。

こんなろくでもない思いが湧いてくるような、ルーチンが無くなった〈虚〉の時間でした。

では。

醒めて狩れば,道は拓ける (いわき戦プレビュウ)

頂上の、直接対決!!

― とか煽られると、どうしても力が入ってしまう。

けれど、ここだけの話、アウェイでイーヴンに持ち込む、くらいに醒めていたい。

まぁ、なんとかダーヴィーみたいに、相手がテンションマックスで向かってくることもあるから、こっちの注文どおりにならないかも知れぬが、山雅はあくまで、戦略的に、沈着冷静を保ちたい。

(後半戦は始まったばかりで、越えるべきいくつもの山はある)

さて、いわきは、ブレることなく、ひたすら自分流のサッカーを遂行するチーム(だろう)。

そこを整理して対処すれば、山雅としては、あまり対症療法に終始することもなく、解答が書きやすいゲームだと思っている。

❶いわきは、ショートカウンター攻撃を身上とする。
だから、かなり高い位置からボール奪取に来る。

で、こっちもカウンターに強みのあるスタイル。
となると、〈ボールの持たせ合い〉にどう付き合うのか?、がポイント。

福島戦でやったように、ひたすら陣形をコンパクトに保持し、出て来た相手の裏スペース狙いで、そこへ、サイドチェンジを巧く加味しよう。

福島戦との違いは、あれほど相手が手間をかけてボールを回すようなことはせずに、サイドから、早めのクロスを入れてくることだろう。

だから、守備のポイントは、ボールの出し手へのマークを厳しくすること。

で、クロス投入を遅らせるか、いわきの突進をタッチライン沿いへと追いやる。

福島とのゲーム、山雅のボール支配率は30%台そこそこだったが、今回は、そこまでいかなくとも、いわきがカウンターを発動できないほどに、ボールを預けてしまえれば思うツボなんだが。

❷出されたカードは少ない(断トツな反則ポイントの少なさでリーグ1位)。

けれど、反則数自体は、リーグ筆頭に多いのが、いわき。

ゆえに、貰ったフリーキックの機会を、できる限り有効に活かす。
ここらへんは、ずいぶんとアイディアが豊富になったんで期待できます。

……上記❶❷を、虎視眈々と実行する。

前回対戦で知れたとおり、いわきは、前へ向かう手口がとにかく、オートマティカリイ。

練習で培ったであろう前進動作と連係が速くて、一途で単純。

それだけに、攻撃パターンは、それほど多くもない。

退場者が出て10人になった山雅が、防衛専一になった終盤20分間、ボール保持70%くらいに達したいわきの攻撃が、かなり陳腐化したのが、その証拠。

巧く立ち回って、ボールをより相手に握らせる、ってのは、観ていてあまり楽しくはない光景。

まんべんなくこちらの守備網にひっかけようとしても、自動化された連係には、どうしても後手に回る。
ゆえに、予想されるボールの出どころに、奪取ポイントを絞ろう。

でも、そうするからこそ、速く、鋭い攻撃が発動できるのだ。

で、連係によって、最適ポジションと体勢のプレイヤーでフィニッシュする。

……でも。

勝ち点1でいいや、とか言いつつも、そこをなんとか勝たせたいがため、Jヴィレッジスタジアムに向かうんですけれどね。

では。