布陣は一段落した? (札幌戦レビュウ❷)

札幌戦DAZNは、飯尾 和也氏が、解説を担当した。

僕は、できるがぎり音量を絞るので、解説をほとんど拾わずに(失礼!) 見逃し観戦したが、

その先発布陣の予想は、正確だった。

3 – 1(深澤) – 4 – 2

4のところは、

左右サイドバックと、インサイドハーフの左が 澤崎、右が 安永、で並ぶ。

彼等は、深澤を底に、逆三角形(▽)を形成するから、スリーボランチとも呼べる。

これは、 澤崎の、先発起用が叶ったために可能な陣形。

ツートップは、左 村越、右 加藤。

いままで試行していた先発ツートップの最適解は、村越、加藤のセットで、ほぼほぼ決まりか。

特に、ロングフィードを加藤が落として、それを拾うについては、村越の予測と位置取りがすぐれる。

札幌戦では、前半26分頃、それが成就して、コーナーキックを獲得できた。

結果、これがゲームの流れを変える起点だった、と思う。

新たなプレイスキッカー(澤崎)を獲て、セットプレイに多様性が増すから、そこは頼もしい。

前半40分前後の、シュートが3本連続した波状攻撃はミゴトでしたから、セットプレイを絡めての、攻撃圧の持続、というのが、今後のテーマのひとつ。

後半、右サイドでは、

高麗からのロングフィードのほとんどを、小田が競り勝ったのは、かなり効いていて、これが、ロングスロウからの得点(by 樋口)への端緒。

左の樋口も、中への切り込みドリブルなど、左サイド攻略のため、打開策をチャレンジしていて、同じサイドの澤崎、宮部と絡んで、それを続けてもらおう。

……こう眺めてくると、(怪我がない限り) 先発布陣は、5節を経過してそこそこ固まり

やはり、澤崎の復帰は、チームに力を与えた。

で。

このゲーム、萬年的なMIPを挙げると、村越 凱光

さて、最後に、

ジャッジについての苦言をひとつ。

全体的に主審による判定が、観ていて判然としないことがしばしば。

ボールがタッチラインを割った際、線審のジャッジをそのまま受け入れてスタートするにせよ、あらためて主審が、スローインの投入側を示すべきではないのか?

当事者は当たり前として、

観客にもわかるように裁定を明示するのが、ジャッジ(団)の責務だと思います。

では。

ひたすらの,その先へ (札幌戦レビュウ❷)

結果は、3 – 0 と、けっこうな点差で終わったけれど、

それで、すべてが良し( All is Well )、ではもちろんなくて 。

もし、今が到達点ならば、これから先のお楽しみがありません。

……予想どおり。

札幌は、山雅対策を施さない自己貫徹流のスタイルで、

山雅のほうは、でき得る限り前方でダッシュ\奪取からのサッカーを踏襲。

こうなると、

スタイルからして、おのずから相手が持つところから始まるので、

本来的に、我慢のサッカーとなる山雅からすれば、自然な流れであった。

それでも、主にサイド侵攻から崩してくる札幌サッカーに主導権が渡った(しかも相手におおくのセットプレイが在った)、

前半の20分までと、後半開始後10分の、計30分の時間帯を、失点なく耐えて乗り切ったことが素晴らしかった。

札幌からすると、その時間のどこかで得点を挙げたかっただろうけれど、

俊敏なプレイヤーを左右に配し、パスと連携で相手守備を崩したいのだが、

ボールを外周でまわし気味で、中へ入れなかったのは、やはり、こっちの守備に穴が開かなかったため。

観ていて、縦にスパンとボールをいれて、それを横にはたいて、前進するプレイヤーが(シュートを)撃てばいいのに、と思っていたが、

山雅が、後ろ向きでボールを受けようとする札幌選手を、丹念に、執拗につぶし続けていたので、なかなかそれをする勇気がなかったのかどうか? (助かりましたがね)

まぁ、ボール保持でやってくるサッカーを封ずる〈方程式〉の解は、多少なりとも得られた。

(ジャッジ基準はどうあれ) ファールを犯さないボール奪取は、すこしづつ板についてきた、と言えます。

安永 玲央のプレイぶりは、あきらかに昨季とは違っていて、

おなじ狩るでも、相手に早くアプローチする分だけ、

じゃぁ、奪ってからどうするの判断と選択が優れている。

と言う意味で、現状、深澤と安永のボランチセットは鉄板。

どうか、酷使に耐えてもらいたいものです。

では。

【現地発速報】たしかなるアルウィン (札幌戦レビュウ)

本拠アルウィンにて、

初お披露目の我がチームは、

3 – 0 の勝利。

(北ゴール裏での、チノ氏とのハーフタイムとゲーム後の総評をおおく踏まえ)

札幌は、その流麗なパスワークを楽しみにしてはいましたが、

どうも、フィニッシャーが不在、あるいは、

最後の決め(=シュート)までの持ち込みに、いまひとつアイデアが感じられない。

だから、結局は、

#13 堀米の、業を煮やしたようなボレーやミドルシュートしか記憶に残らず、

そこらへんはおそらく、現在、模索中に違いない。

他方の、山雅。

ここまでの 4ゲームからは、攻撃面の仕事が、かなり整理整頓されてきた。

ツートップは(交代を含め)、ゲーム毎に、重複しないような組み合わせを丹念にトライしていて、

加藤がロングフィードを頭で落とし、それを、周辺の村越が活かすシーンが 2度ほどあり、

一回はコーナーキックまで持ち込めて、

それがゲームの流れをこっちに引き寄せる、という成功事例を示せたのは収穫。

3点目。

遠く南ゴールのことゆえ、一瞬なにごとなのか?、と。

なんだか笑ってしまうようなビューティフルゴール(by 藤枝)ではありましたが、

端緒は、

こっちのペナルティエリア付近から、安永が前方を狙ったロングフィード。

#25 白井が、前線まで相手を追い込む際は、他のセンターバック(含サイドバック)がスライドして、守備ラインを堅く保つ。

……かように、おのおのが、かなり良いパフォーマンスを繰り出しつつも、

〇〇のチーム、といった、特定の個への依存性がまったく感じられないチームの容貌。

あきらかに、新生な山雅。

 

……しかし、山雅プレイヤーがスタジアム一周の際、札幌ファン&サポーターに挨拶をはばかられるほどに、

あれだけの長時間、チーム全体を直立不動で立ちんぼさせる……。

或る集団に形成されたひとつの儀式化。

と、みなせば、なかなかに興味深い現象ではあるんですけれども、

でもね、

ここは、あくまで、サンプロアルウィンであって、

サッポロアルウィン、ではないから、

居残りレッスンは、ホームでゆっくりやったらいかがでしょう?

では。

たったひとりの鎖国。

たしか、あの物語。

某Eテレで、アニメーションで放送してると思うけれど、

小学生が、その劇場版?(実写で)を観ていたので、しばらく一緒に画面を眺めた。

『銭天堂』というタイトル。

その駄菓子屋のおばさん役。

― そうそうあの女優さぁ、テンカイなんとか、っていうんだろう?、と家人に訊いたら、

あまみ、と読むのよ、とのご返事。

知らなかった。いい加減な、僕の知識らしいや。

ところで、この女性の話す語尾が、〈~でござんす〉

レトロ感を出すための演出でしょうが、

~でござります、をこうやって訛るのは、

江戸の遊里あたりか、あるいは、渡世人の業界ことば。

それもわからないで、次世代に伝わるわけだ。

ま。

〈ヤバイ〉を、一般の子女、相当年配なご婦人にいたるまでが発するご時世だから、

どうしようもありませんな。

ジジイが、ひとり鎖国をほどこして文句を吐いてると、

よしなぁ、と言われそう……。

しかし。

あまみさんとやら、役柄からすると、ちと美しすぎはしないかぇ?

では。