聡明さが 救う。

人生、という旅路にあって、
高学歴とか、学校の勉強ができた、とは違った〈頭の良さ〉に出逢うと、けっこう救われる、というお話し。

今のように気軽にSNSを使える時代でない頃のこと。

知人の息子さんが、米国から帰国することになった。

息子さんからは、〇〇航空の、第〇〇便に搭乗する、という連絡だった。

けれど、遠い信州から成田へ迎えに出向くのであるから、どうしても確認をとっておきたい。

で、その航空会社に電話を入れ、これこれの事情なんだが、搭乗の有無を教えていただけないだろうか?、と訊ねる。

―誠に申し訳ありません、当社は、ご乗客に関する情報は一切開示することはできないのです、と男性の声。

それでも、なんとか、と必死に喰い下がると、しばらく沈黙したあとで、

―そうですね、もしもですよ、私が貴方であったならば、かならずや成田に向かうでしょうね、との返事。

双方に、大人の分別がないとできない会話なんだろうけれど、テロリズムが世界を浸している現在、こんなやりとりは、もはやできない相談かも知れないな。

では。

パイプラインで待つ気分 (京都サンガ戦プレビュウ)

苦しい時期を過した(いまだに苦しいかも?)けれど、チームの戦いぶりにも復調や上向き感が増しつつあるリーグ終盤。

渕東なぎさだって、現在の好調を喜んでいるに違いない。

ボトムから少しでも這い上がろうとすると、周囲のチームもそれなりに壁を破ろうとしているんだろうなぁ、との思いにかられるものだ。


前線にピーター ウタカ、最終ラインにヨルデ バイス、とセンターラインに強力な外国人を補強してスタートしたものの、昇格圏を逃がした京都サンガにしたところで、それなりにモチベーションを保とうと必死であるはず。

今節は、このふたりを筆頭に、その仕事をできるだけ無力化すること。
特に、中盤あたりから、ウタカや仙頭に縦パスがつながってしまうことを排除すること、それがイチバンの焦点だろう。

そのためには、陣形を間延びさせず、堅く保ち続ける、これが最上の策でしょうか?

攻撃面では、おそらく3バック同士の対峙になるだろうから、自分と同じポジションの相手プレイヤーを押し込むこと。

特に、両サイドバックは、優位に立つことで、侵入をゆるさずにみづからが侵入する。

あえて、キャプテン安藤 淳の脇を狙っていきましょう、高橋 諒よ。

まぁ、細かいことはともかく、COVID-19の威力によって、いつ打ち切りになるかもわからんリーグ戦を、スタジアムでワクワクしながら楽しむのみ。

ハワイオアフ島のノースショア(北海岸)には、絶好のサーフポイントがあって、そこはジャック ジョンソンの生活する場所でもあるんだけれど、その名を、バンザイ パイプラインと呼ぶらしい。

せめては、この曲を聴きながら、ゲームへの期待感を高めつつ、今日のアルウィンを待ち望む。

では。

スモーキー ロビンソンの貢献 その❸

この項目は、その❸までやろう、と思っていて、いままでずいぶんと引っ張ってしまった。
(おかげで、その❶と❷も忘れてしまった萬年です)

で、最後は〈You’ve Really Got A Hold On Me〉で締めましょうか。

1962年に発表された。
ロビンソンがリードヴォーカルだったミラクルズの曲として。
作詞作曲は、ロビンソン。

萬年、ビートルズのカヴァーでこの曲を知る。

映画『Let It Be』(1970年公開)の中でも演っていて、ビリー プレストンのキーボード演奏が、特に心に残った。

スロー テンポのバラッドを、今回は、メキシカンバンドがカヴァーしているやつで。

このバンド、米国を拠点に活動しているらしいが、詳細は承知していない。

簡素な構成、アコーディオンの洒落た感じ、ヴォーカルの見事さに惹かれた。

最近は、こういうシンプルさが好きだ、ただ空を見上げる、そんな風で。

では。

どうしても、追加点 (2020.11.21 岡山戦レビュウ)

、といった話になるのは、
―今日は地上波でやりますので、是非ご覧ください。
まぁ、ミスが無い限り、順当ならば、3 – 0 で勝てる相手ですから。
と職場の仲間に言い置いてから、アルウィンに向かったからに他ならない。

もちろん、1 – 0 で手堅く勝ちをモノにしたからこその、更なる欲求であることは承知しているんですが……。

ゲーム開始早々、(岡山の圧力に手こずって)なかなかエンジンがかからなかったこと、全体に鋭さを欠いたサッカーであったこと、後半はほとんどシュートまでいけなかったこと、スタジアム観戦していると、こういった不満が生じてしまう。

特にシュート本数の少なさは、ペナルティエリアに侵入して、しかもできる限りよい態勢で打つ、打たせる、という狙いでやっていることもあるんだろう、きっと。

(よーい! どんっ、で相手最終ラインの裏へロングボールを入れる岡山のやり方もまた、あまり可能性は感じませんでした)

ところが不思議なことに、あらためてDAZNで観てみたら、こういう印象は画面からはほとんど伝わってこない。

となれば、おおかたの県民の皆様には、勝利のため、それなりに巧くゲームを進めた山雅が刻まれたということになるので、至極けっこうな話ではあった。

レギュラークラスでは、セルジ―ニョ、佐藤 和弘、それからセンターバック3人。
彼らが90分のフル稼働だった他は、いくらかでも運動量をセーブできたので、実質中2日となるアウェイ長崎戦には、それなりの布石ができたことも良し、としておきましょう。

とにかく、勝利するってことは、ほんとうに有り難いこと。
順位もふたつ上がりましたし。

こんな、ホッとした気分にもなれますから。

では。

メキシコとはやるな (日本代表戦に思う)

昨早朝(日本時間5:00~)に、日本 vs メキシコ の代表親善試合がおこなわれた。

0 -2 に終わったこのゲームは、録画で観戦。

試合の終盤は、濃霧がスタジアムを支配していて、画面は真っ白の海。
ピッチもボールもほとんど見えたもんじゃない。

―これじゃまるで『夜と霧』の世界だな、とか思って観たが、たかが親善試合なんだから、レフェリーストップでもいいじゃん、とか興醒めでいた。

萬年、ふだんはナショナルチームになど見向きもしないが、対戦相手のメキシコを観たかったのだ。

予想通り、プレイにおける基本的な技術が、日本よりは3割増しくらいで優っている。
動き出す、止める、打つ、かわす、といったことが。
個の優位性を基いに据えて、果敢。
自分たちの技術を信頼して、ゴールを目指してくる。
―こういうのが、萬年にとっては、サッカーの王道に感じますね。

要は、我が山雅に目指してもらいたいサッカーだ。

例えば、センターバックからインサイドハーフに鋭い縦パスがピシャリと入る、については、双方の勇気と意思と技術が合致している証拠であって、こういうところまで高めるのが、プロの仕事だと思う。

日本代表は、前半10分過ぎからしばらくの間は攻勢を繰り返すなどして奮闘をみせたが、結局は、個の力の合算における敗戦だった。

FIFAランキングをカッキリと信じてもいないけれど、メキシコの実力は、ざっくりトップ10前後にはある。

そういうチームと対戦できたのはシメタ、と思ってるんだろうが、萬年に言わせれば、彼我の実力差を考えれば、果たして、対戦するのが効果的なのかどうかが大いに疑問。

もっと技量の近接したところとやってみないと、モノにできるような課題を入手できないのではないか?、とつくづく思った次第。

だって、今回にしたところで、技術差が敗因のほとんどに違いない。

あれだけの高みを即手中にできるわけでもなく、ならば、すこし努力すれば到達できるベンチマーク(=代表チーム)とマッチメイクするべきだろう。

急がば回れ、ってことを言いたいわけです。

けれど、ゲームを観ての儲けものもありました。

それは、#9 鎌田 大地が良いプレイヤーであること、それとメキシコチームのセカンドユニフォームの上品なシンプルさ、このふたつを発見したことです。

では。