惜しまれてこそ……。

画像版権所属:ジョータイム

先週のこと。

友人の〇子さんから、家人にメールが入った。

共通の友人が、先日亡くなった、寂しい、とある。

今月 9日に他界されたのか……。

その日、僕は、その方の面影を、眼鏡の奥のまなざしを、懐かしんでいて、

もちろん、たまたまのこと。

それを、因縁めいた話題にしたくはないが、

しかし。

その死が、周りの人々から心底惜しまれる、というのは、人生における勝利のひとつに違いない。

他方。

介護されるために施設に入所していて、

援け手(職員)に向かい、してもらっていることがことごとく気にくわずに毒舌を吐き続けている者がいる……。

どこも受け入れてくれる処がなくなるのが先か、

はたまた、彼女の最期が先にやって来るのか。

まったく感謝を知らない人格は、一体、どんなふうに出来上がるのだろう?

それを解明したいものだが、

家人から話に聞くだけで、僕が、面と向かってお遭いするわけでもなし……。

でも。

その死が、他の者にとって祝祭になるなんて、なんと悲しいことだろう。

 

……ところで。

ビートルズの曲の中で、

〈ペニー レイン(1967年発表)は、他と比較できない格別の曲だと、今更に思う。

彼らが生まれ育ったリヴァプールの街にある、実在の通り(道路)の名。

1ペンス通り、とでも訳せばいいのか。

歌に詠みこまれた場所をたどりながら、面白くカヴァしている動画を見つけたので、ご紹介。

生き続ける懐かしさ、そんな世界。

では。

ふたつのアルバム。

お誕生日おめでとう。

今年送る、CDふたつの説明をします。

なぜ、この二枚にしたのか、です。

❶バロック名曲集
〈バロック〉とは、不格好な、ゆがんだ形の宝石(真珠)のことで、芸術や文化様式の呼び名。

それ以前(=ルネサンス時代) の、均整のとれた美しさをめざす思想ではなくて、

激しい感情や感動の表現を良しとする流行で、

バロック音楽とは、1600年から 1750年 (150年間)の頃につくられた楽曲を指します。

日本だと、江戸時代が始まったのと同じ時代の、ヨーロッパの音楽。

CDには、よく聴かれる(=有名な)曲ばかりが入っています。

❷アビーロード
この夏聴いていた〈レットイットビー〉のセッションから半年後、ザビートルズの四人がまた集まって作ったアルバム。
バンド最後のセッションです。

発表は、1969年秋なので、ずいぶん昔になりますが、

今聴いても、新鮮で豊かなアイデアを感じる曲です。

これらの曲のおおくは、クラシック音楽から発想をもらっているので、

私たちの耳になじみ、親しみやすいと思います。

では、素晴らしい曲たちを楽しんで下さい!!           萬年より。

では。

みずからをこう呼んで。

もしも、施設所有者が、営利企業だったなら、

ここまでのんびりなスケジュール感でもあるまいが、

(座席の更新作業も含むのだろうし)

来季のホーム開幕はアルウィンでできそう。

なんで、いまはひたすら感謝するしかありませんな。

そこまでは、我らは、さまようプロ球団。

みづからを、バガボンズ、または、ドリフターズ、と格好をつけて呼んでしまえ。

〈Drift Away〉は、ドビー グレイのカヴァー(1973年発表)が、断然いい。

それと、レジ ヤングによるギターレフが秀逸で、曲の持つ浮遊感を際立たせている。

……日に日に、自分を見失っている。

それでも雨の中、光を求める僕だ。

人生というゲームに、負るのは嫌だ。

今は、いかしたビートのロックンロールに漂うことで、自分を取り戻そう。

そんな歌詞にも、勇気をもらってしまおう。

ヤングのギターをそっくりコピーして、ドビーのヴォーカルにかぶせる面白いことをやってる動画を聴きながら、

すでに他界した、ドビーとレジを偲ぶ。

では。

さぁ。11月を解禁しよう。

昨日(10/30)。

今年最後となる無花果を、樹上からもぎって、そのまま食す。

外皮はいささか硬いが、中身はしっとりと旨い。

無花果の成熟には、第1波と、第2派があって、

後者のほうは、実の密を求めて集るスズメバチ達の目を盗んでは、頂戴していた。

でも、もう、彼らもやって来ない。

フレッシュで、まるごと楽しむのはこれにて終わり。

ただし。

冷凍庫には、家人がジャムにしつらえたのがけっこう在るから、

晩秋から冬にかけて、

部屋を暖かくしておいて、パンに載せては味わう至福が、僕を待っている。

それと、ジョージ ウィンストン(1949~2023年)

アルバム 『DECEMBER』(1982年発表)を、

その題名のとおり、堂々と楽しめるシーズンも到来だ。

そのなかの一曲を。

では。

ビル エヴァンスでうらやむ。

入れかえるのも手間なので、

後ろに駐めてあった、家人のクルマを拝借して、買い物に出かけた。

乗ってみて、驚いたことに、

僕のとほぼ同じ車格なのだが、車内の音響が、断然に良い。

デッキ本体なのか、スピーカーのクオリティなのか、

たまに車を交換してもらいたくなるくらいに。

おかげで、

流れていたビル エヴァンスの〈Nardis〉に聴き入ってしまった。

その曲が終わって、次に〈My Foolish Heart〉が始まる流れには陶然となる。

車窓を通り過ぎていく、犬と散歩しているご婦人。

なにやら人待ちで腕組みをしてたたずむ男性。

そんな光景が秋になじんで、

天国では、こういう感じで風景を楽しんでいるんじゃあないか、と思ったほどだ。

では。