―萬年氏がブログで、二輪草として紹介した花は、このくらいの背丈でしょう?
ジャガー氏が、大人の膝くらいの高さで手を水平にしてみせる。
―そう。50センチほど。
とにかく繁殖力がハンパなくて、相方なんか目の仇です。
―やっぱりね、じゃあ、これですよ、これ。
二輪草はそんなに高くならないし、葉もギザギザでありませんからね。
……と、スマートフォンで画像をひとつ見せてくれた。
どれ、どれ、おぉっ、これだ。
その名とは、アネモネ カナデンシス (Anemone canadensis)。
キンポウゲ科イチリンソウ属。
アネモネとは、ギリシア語で〈風の娘〉。
―二叉一華(フタマタイチゲ)にも似てますが、あれは、北海道にしかないし……、とジャガー氏。
とにかく、これではっきりした。
上高地と、そこのニリンソウと、ジャガー氏には、この場を借りてお詫びし、これでさんぽうよし。
でも、いったい誰が、これをニリンソウと言い出したのかな。
では。
〈コメント〉
☞つーさん より
我が家の平和を守るため (6/15 6:43)
写真を良く見たら、我が家の庭に秋の初め頃咲く、「秋明菊」に良
花言葉は「薄れゆく愛情」だとか。どうりで我が家の庭にどんどん
では、また。
☞萬年より (6/15 7:35)
つーさん へ
外来種を、和名に合わせようとするためか、呼称の混乱があるような気がします。魚についても同様ではないでしょうか。
薄れゆく愛とは、深まりゆく空気感のことですよ、きっと。