知らないことはわからない。【霧訪山……】

最近、それに似たような経験をした。

某図書館は、特定のテーマによる展示において意欲的で、

おそらく月ごとに、展示物が変わる。

先日訪問した際は、〈霧訪山〉について。

塩尻市に在る、ひとつの低山に関し、いろんな角度から興味深く説明がほどこされている。

僕は、この山の名を知らないので、

その読みを、展示の文章中に探してみた。

が。

〈ふりがな〉を打った箇所が見当たらない。

ついに観念して、職員の方にお尋ねしたのだった。

自分にとって、当然にちかいくらいに自明のことがらだと、

無意識に、万人も知っているだろうと思い込む。

たとえば。

そこの組織や地域にあって、ごく当たり前の、つまり、根底的なルールというのは、文章化されていないし、だあれも、新人にこれを教えないことが多い。

それとは反対に、

~じゃあないですか?、と、

あんたも当然知っているだろうが、と言われると、反発を覚えるのもたしか。

知らないことは知らない、と自然体で返せるようになりたいものだ。

ところで、さっきの霧訪山ですが、
この地域の、どのくらいの人が、その読みを知っているんだろうか。

では。