ひたすらの,その先へ (札幌戦レビュウ❷)

結果は、3 – 0 と、けっこうな点差で終わったけれど、

それで、すべてが良し( All is Well )、ではもちろんなくて 。

もし、今が到達点ならば、これから先のお楽しみがありません。

……予想どおり。

札幌は、山雅対策を施さない自己貫徹流のスタイルで、

山雅のほうは、でき得る限り前方でダッシュ\奪取からのサッカーを踏襲。

こうなると、

スタイルからして、おのずから相手が持つところから始まるので、

本来的に、我慢のサッカーとなる山雅からすれば、自然な流れであった。

それでも、主にサイド侵攻から崩してくる札幌サッカーに主導権が渡った(しかも相手におおくのセットプレイが在った)、

前半の20分までと、後半開始後10分の、計30分の時間帯を、失点なく耐えて乗り切ったことが素晴らしかった。

札幌からすると、その時間のどこかで得点を挙げたかっただろうけれど、

俊敏なプレイヤーを左右に配し、パスと連携で相手守備を崩したいのだが、

ボールを外周でまわし気味で、中へ入れなかったのは、やはり、こっちの守備に穴が開かなかったため。

観ていて、縦にスパンとボールをいれて、それを横にはたいて、前進するプレイヤーが(シュートを)撃てばいいのに、と思っていたが、

山雅が、後ろ向きでボールを受けようとする札幌選手を、丹念に、執拗につぶし続けていたので、なかなかそれをする勇気がなかったのかどうか? (助かりましたがね)

まぁ、ボール保持でやってくるサッカーを封ずる〈方程式〉の解は、多少なりとも得られた。

(ジャッジ基準はどうあれ) ファールを犯さないボール奪取は、すこしづつ板についてきた、と言えます。

安永 玲央のプレイぶりは、あきらかに昨季とは違っていて、

おなじ狩るでも、相手に早くアプローチする分だけ、

じゃぁ、奪ってからどうするの判断と選択が優れている。

と言う意味で、現状、深澤と安永のボランチセットは鉄板。

どうか、酷使に耐えてもらいたいものです。

では。