隙を見せるな,智恵を用いよ (ヴァンフォーレ戦プレビュウ❷)

……未練がましく、歴史から、教訓めいてひろうと、

塩尻峠の戦い(1548年)は、小笠原軍の大敗に終わり、武田による信濃支配に、おおいに弾みをつける結果となった。

武田軍の(作戦としての)遅延的な行軍に油断した小笠原方は、

武装を解いて寝込んでしまい、早朝6時頃の敵急襲によって、多数の死者を出して壊滅した。

要は、甲府による反転、あるいは、意表を衝いたライン裏への侵攻には、くれぐれも意を配り、スキを見せてはなりません。

さらに。

こっちがかけるハイプレスにしたって、そこを掻い潜られれば、即、事態は相手側に有利に展開するのだから、

万全の態勢と、バックアップを施すことで、手に掬った月を逃がさぬように要心、用心。

さらにさらに。

1582年2月初めから開始された、織田/徳川連合軍による甲州征伐が、わづか5週間で、勝頼自害により終結したそのわけは、

木曾谷から侵攻した敵主勢力に対し、徹底抗戦したのは、勝頼の異母弟である仁科 盛信が拠った高遠城ただひとり!!であり、(盛信は戦死)

残りの武田家臣のほとんどが、離反、寝返って、無抵抗だった。

これこそが、機に敏な、つまりは、

情勢を読んで機敏に動いて保身をはかる甲斐人気質であり、そこでは、〈報恩〉は、行動原理にはならないらしい。

ヴァンフォーレサッカーの狡智の、そのまた上をゆく〈巧さ〉で各局面をコントロールしよう。

……ところで。

調べてみたら、ヴァンフォーレとは、過去12戦していて、

山雅の戦績は、6勝 3分 3敗。

あれれ、意外や、勝率 50%も稼いでいるのかいな。

J参入以来、

山梨大学医学部のグランドでやったテストマッチなどは、

いつも、3 対 7 で押されまくっていた記憶しかないものですから。

チームは毎季更新されるのが、ならわし。

ですから、頭の中もご破算にして参戦すべきでしょうが、

小瀬にむかう足どり(気分)を、すこしでも軽くしておきましょうや。

では。