
ブラウブリッツ秋田が声明を出してから数日。
県や市のトップからはコメントがあったらしいが、ここでは省きます。
流れとして、
(秋田市長の狙いどおりに) 新スタの議論が、かなりの注目度の中、白昼の下で進行することになった。
秋田市とそこの市民感情は、現職の任期満了日2029年4月11日までに方向性を確定、あるいは、決着がつけば、との胸中か。
さて。
たとい鉄骨落下によってジプシー観戦を強いられることがあっても、
それは〈持てる者〉の悩みとする筆者の感想をのべておく。
❶〈税リーグ〉でしかありえない。
新スタジアム実現は、地方政府からの資金投入がなければ現実成り立たない。
民間民営といわれる今治里山スタジアムでさえも、その用地を市からの貸与でまかなう。
サッカーに限らず、おおくのプロスポーツが、公営施設を運用している以上は、
程度を問わず税リーグなのだし、
そもそも全住民(=納税者)が恩恵を受けるような税金使用は、ごく限られた分野であろう。
たとえば、子どものいない世帯にとっての、教育費の無償化。
ゴミ処理施設の設置にしても、特定地域の住民には犠牲をともなう。
最近は、反対論を抑える目的で、経済効果がよく持ち出されるが、
投入したいがための効果算定だから、そこでは斟酌されない負の持ち出しは隠される。― マトモに受けるな、ということ。
❷理念、あくまで理念で。
よって。
税金の公益的な使用は、もっぱら〈理念的〉に押しとおすしかない。
教育費の場合、将来を背負う世代に、あまねく教育の機会を与える、といった。
で、サッカーというプロスポーツだと、
これもやはり、〈地元民と未来ある世代〉のための生きがいと夢、で押しとおせ。
その際、秋田市長みたく聡明な人物があれば、そこを強行突破などできぬ。
❸容器満タン状況の実績づくり(ひたすら)
サッカー興行は、現スタジアムで可能だから、それでいいでしょ?、が世論。
追記➩現スタの収容数は19,000人ほど。Jリーグは、いままでの動向を踏まえ、まだ見ぬ新スタを条件として、J1ライセンスを秋田に交付している
さすれば、条件闘争に持ち込んで、周囲のおおかたが、まぁ、これならば身の丈であり、将来性も残す、と譲歩できる投資と規模、運用を手に入れるしかない。
地域の活性化につながるから援助は当然(=おんぶにだっこ)の思想は反感を買う。
市トップの主張は、市の財政運用は、市民の自決/専決事項で、ブラウブリッツはそれについて勝手な発言をする立場にない、と明快です。
それでも、
秋田の場合、新規スタジアムに地方政府も乗ってきているのだから、シメたもの。
百年構想(=ビジョン)なんでしょ?
リーグを始めて 30年として、あと70年のなかでどう創り上げるか?
だから、それなりの時間と辛抱を、現容器に溢れる観客数増加と地域の盛り上がり(生活と経済)の実績づくりに費やさなければ。
今回の騒ぎで〈ブラウブリッツ〉の名が親しくなっただけでも、御の字。
オリジナル10のエスパルスさんにしたって、30年超を経て、ようやく新スタジアムの話なんですから。
山雅のように、専スタが初めから存在した、あるいは、
長野のごとく、地元財界と地方政府トップの一枚岩体制を利用して作っちゃった、は、参考にならん。
その山雅だって、観客増にひたすらなのだから。
では。

