
画像版権所属:ジョータイム
先週のこと。
友人の〇子さんから、家人にメールが入った。
共通の友人が、先日亡くなった、寂しい、とある。
今月 9日に他界されたのか……。
その日、僕は、その方の面影を、眼鏡の奥のまなざしを、懐かしんでいて、
もちろん、たまたまのこと。
それを、因縁めいた話題にしたくはないが、
しかし。
その死が、周りの人々から心底惜しまれる、というのは、人生における勝利のひとつに違いない。
他方。
介護されるために施設に入所していて、
援け手(職員)に向かい、してもらっていることがことごとく気にくわずに毒舌を吐き続けている者がいる……。
どこも受け入れてくれる処がなくなるのが先か、
はたまた、彼女の最期が先にやって来るのか。
まったく感謝を知らない人格は、一体、どんなふうに出来上がるのだろう?
それを解明したいものだが、
家人から話に聞くだけで、僕が、面と向かってお遭いするわけでもなし……。
でも。
その死が、他の者にとって祝祭になるなんて、なんと悲しいことだろう。
……ところで。
ビートルズの曲の中で、
〈ペニー レイン〉(1967年発表)は、他と比較できない格別の曲だと、今更に思う。
彼らが生まれ育ったリヴァプールの街にある、実在の通り(道路)の名。
1ペンス通り、とでも訳せばいいのか。
歌に詠みこまれた場所をたどりながら、面白くカヴァしている動画を見つけたので、ご紹介。
生き続ける懐かしさ、そんな世界。
では。

