#10 キャプテン を送るの辞。

昨日、混雑を避けて遅い昼食を取ろうと、

お店に入り、煮干し醤油蕎麦を注文してから、さて。

携帯のメールを確認すると、2時間も前に、静岡在の友人から受信していた。

― 菊井君の完全移籍、新監督のMYFCに、注目すべき理由が、またひとつ増えました、と。

ほんと、地獄耳というのか、菊井 悠介の加入は、既に、

駿河の情報通には知れていたのだ。

公式サイトの記事。

その本人コメントを、ざっと読む。

いろいろ意見もあるでしょうが、とのエキスキューズ。

なにをおっしゃる、うさぎさん。

まさかのまさか、ですよ。

本来ならば、2部リーグ!!の、我がチームに加入すべきところを、

それが叶わなかったのは、端から、クラブ山雅の約束不履行なわけであって、

この4年間は決して無駄ではなかったろうけれど、

僕からすれば、すくなくとも2025シーズンの在籍は、彼にとって余計(=道草に近い) であったから、

実質、昇格を逃した10月頃から、その移籍は、まったく自明の事案でした。

これからも山雅にとどまっていたら、それこそ、正気の沙汰ではありますまい。

戦略的には、

4 – 3 – 3、あるいは、3 – 4 – 1 – 2 (3 – 4 – 3)の中、トップ下に配することで、

#10のタレントを活かせなかったチーム創りのマズさがあった。

彼は、FW登録であっても、決してフィニッシャーでなく、あくまで、アシストで攻撃を完成させる者なのに。

それと、

菊井には、(僕がいうから間違いない)

ウィステリア(藤の花色)のユニフォームのほうが、よっぽど似合う。

藤枝さんも、2部でなかなか辛い戦いのようだが、

苦労するのならば、より上位の場所でするのが、いいに決まってる。

 

……一期一会は、世の常。

ではありますが、いまはただ、4年の献身を深謝しつつ、

新天地での活躍とご家族のご多幸を祈ります。

では、また、お会いする日があれば。