強者のサッカーをして勝つ?

昨8日、オフィシャルサイトで、来季(以降~)、

我がチームの監督に、石崎 信弘氏が就任することが発表された。

新監督の挨拶を一読。

その人柄が伺えて、面白く読んだ。

今日、職場では、早速。

3人の方から、そのニュースについて持ちかけられた。

― どうなの?、今度の監督は?、と。

― うーん、求めるサッカーを貫きとおすよ、という宣言です。そこに、
リーダーの本質は、好かれなくとも(憎まれても)、結果を出すことという覚悟は感じますね。

3年前。
氏の、ヴァンラーの監督就任あいさつは、実に淡々としており、

それとの鮮やかな違いが、印象深い。

ようこそ、山雅へ、どうかよろしくお願いします、と返礼をして、

いまは、新監督の手腕に期待し、それを支援するのみ。

ただし。

メディアの創作っぽい、軟弱集団からの脱却、といったフィクションを設定してかかるのは間違っていて、

そういうのは、逆に、

石崎サッカーの本質と真価を、買いかぶることで見誤りかねない。

これは僕の推定に過ぎないけれど、

その真骨頂は、ひと言でいうと、

〈強者のサッカーをして勝つ〉に尽きる。

そこから、それに適った方法論が導かれ、結果、種々のスタッツを残す。

僕が注目するのは、過去3年間のヴァンラーレの〈反則ポイント〉

警告(カード)、退場、カード無しゲームなどが、加減算されて、リーグ戦のゲーム数(38ポイント)以下ならば、

フェアプレイ賞を与えられる。

八戸の数字は……、   (カッコ内は、山雅の数字)

2023年 ☞  0ポイント  (57ポイント)

2024年 ☞  43ポイント (31ポイント)

2025年 ☞  24ポイント (67ポイント)

2024年は、5ポイント超過で、フェアプレイ賞を逃がしたけれど、

過去3年間、安定して反則ポイントが少ない。

僕は、このポイントの多少は、

ゲームで後手にまわることで冒さざるを得なかった重ファールの蓄積と、

ゲームで率先していたために冒さなくて済んだ重ファールの少なさの対比、ととらえる。

すると。

おのずから、直近の、ヴァンラーレと、山雅サッカーの、著しい格差が浮き彫りになるだろう。

さらに、さらに。

反則ポイントには、〈試合の前後半キックオフ時刻遅延分数〉が加算されている。

2025季、リーグで唯一、ヴァンラーレは、0分。

我が山雅は、6分 (上から 10番目に少ない)、最下位のツエーゲンだと、 24分。

こういうのは、

規律、というよりも、〈躾け〉あるいは〈マナー〉の問題だと思うんですが、

おそらく、そこまで配慮してのチーム運営をしていた八戸だった、と診たい。

では。