
或る日の公開練習で。
すこしの雑談を交わした女性は(長野在らしい)、
石山 青空を追うようにして、いまや山雅ファンになってしまった、のだそうな。
彼のレンタルが満了になったら、どうします?、と訊くと、
― さぁ、どうしましょうかね?……のご返事だった。
僕の持論は、
青空はボランチではなく、もっと高い位置で活かせ。
滝 裕太とポジションチェンジをしながらの侵攻を観たいなぁ。
その女性によれば、アルビレックスでは、同期がボランチばかり。
青空の、チーム内序列(の低さ) を言いたかったのだろう、きっと。
さて。
チームにとって、重い苦悩の時季その❶は、7月のリーグ折り返し前後だった。
その❷は、第30節福島戦からの3ゲーム。
#10の不在に伴い、彼頼みだった部分が攻撃の不鮮明、閉塞となって表れた。
で。
最近 4ゲームでは、かなりの立て直しを魅せている、と思う。
ここぞの脆弱と淡泊をいまだ引きずるが、これは、解決できない。
先制しなければ勝てない、先制されたら勝ちがない、逆転負けはいくつもあるが、逆転勝利は皆無。
そのわけは。
90分間を、ひたすら我がサッカーをやっていて、
どうやって勝つんだ、といった思想性に乏しいからで、現状は、期待できない部分。
なんらかの理念による〈仕掛け〉を 思想性と呼ぶとして。
結局は。
ラスト 2試合とも、
どれだけ攻撃的スタッツを相手よりか多く積めるのか?、です。
群馬戦では、ボール保持がかならず相手側に傾くはずだから、
それを受け入れて、持たせるところから始めて、さて、どうやってひっくり返すか?
そこに集中。
では。

