MOMは誰だったのか? (FC大阪戦レビュウ❷おしまい)

Jリーグ残留を決めた高知戦後の、ラスト3ゲームを、〈消化試合〉と呼べるのか。

その思考回路は、おそらく、38節西が丘を〈有終の美〉で締めよう、とか言い出す。

古びた常套句で、わかったような気分にならないほうがいい。

今季の雷鳥は、鳴かず飛ばずの低空飛行を続け、消化ゲームを淡々とこなしてきたようなもので、

つまり、最高のファンサーヴィス(=勝利) では、落第点だろう。

それが、現実。

 

我がチームにとっては既に、来シーズンが始まっているはずだから、

しかも、早く手を着けられるこのチャンスを逃す手はない(☜ もちろんクラブの仕事だが)。

……となれば、

FC大阪戦の終了時、

ピッチ(とベンチ)に立っていた、あのメンツをベースにスタートするのか否か?、そういった算段を、

眼前のゲームの中に求める楽しみが待っている。

おおくは#20~40番の背番号を背負うプレイヤーの、成長と今後(去就)、そこですよ。

ゲームの MOM(最も印象に残る選手)は、

山雅では、オウンゴールをアシストした村越 凱光であろうし、

FC大阪では、#10 (先制点を挙げたキャプテン)だった。

特に、#10の彼は、右サイドで攻守にわたる運動量が無尽、という印象。

こういうタレントにこそ、(返答はどうであっても) 山雅は、オファーを出すべきだろう。

山雅の現#10や、#41との契約更新が、かなり困難視される状況であるからには。

では。