高齢化時代の終わり。

先日。

人口統計について、論説を読んでいた。

時代が明治に変わった頃(=江戸末期) 、日本の人口は、3,000万人強。

これが、太平洋戦争(80年前)の頃に、5,500万人になった。

この増加は、

出生率は変わらずに、長生き(延命)するようになったため。

そこから、〈人口爆発〉(特異な事態) が起きてしまって、倍以上の人口を抱えることに。

社会や経済も、しかたないから、それを容れる規模にまでしてやってきた。

だから、人口減少の局面となったら、

いろんな方面で、設備過剰に陥り、滅びていくものの手当てに頭と手がまわらない。

災害復興の遅さは、被害の大きさゆえ、というよりは、

原状回復に力を投入しても、将来に期待できないから。

いまさら、でかいショッピングモール作って、どうするんだろう。

で。

現在、高齢化、高齢化と騒ぐのは、

ベビーブーマー世代(1946~64) を先頭に、多量にこの世に生まれてきた人々が、やがて死に絶えるまでの間のことだから、

これから、せいぜい半世紀間の我慢、我慢。 (☜ これは僕の推論)

それ以降は、

新しい人口階層、動向の時代が、おとづれるのだ!!

それが、生産や需要が、今よりずっとシュリンク(縮んだ)した世界だとしたら

テーマ〈持続可能〉は、人類の勢いが消えれば、人類が跡を絶てば、地球上に、自然とそなわるのだから、

ほおっておいても実現する。

ある学説によれば、人類は、耕作に手をつけた時点から、地球の自然環境にダメジを与えてきたという。

自分たちも、この地球も、ともに生き延びたいとは、我らの虫のよさに過ぎない。

では。