ピンチは活かすためにある(福島戦レビュウ❷おしまい)

かつての上司(有能だった)は、

できない理由はいいから、どうやったらできるようになるかを、A4一枚にまとめてレポートせよ、と終始オーダー。

これが、最良の訓練だった。

小学校3年生が理解できる平明な日本語で表現できなければ、結局は借り物で、

自分の思想になっていない、と同様に、大切な教え。

さて、ゲーム。

我らについては、ボールを握る主人公になれず、戦い方がぼやけてしまった。
(シュートモーションは8回、クロスは後半挽回して 19本)

霜田サッカーは、

頑なだったかも知れないが、攻撃的姿勢をとおす面では評価できた(守りに入ると脆弱だったが)。
おかげで、僕などは、 4 – 3 – 3 に未練がある。

ボランチは3人、と腹をくくればいいじゃん、と思う。

ゲーム評。

両者ともに、力量表出において、昨季より絶対的に後退した、

ゆえに、総体的(=順位)に低下、つまり、プレイオフ圏は限りなく遠い。

僕の中で、ゲーム評価が定まったから、

プレイヤーコメントを読んだ。

すると、すべてマットウな内容だったので、嬉しく思う。

想来は、(そのために途中投入されているにせよ) ツートップの効用を強調している。

やはり、ビハインドになってからの苦し紛れの手法にすべきでなく、先制狙いの方法であることは明確だ。

馬渡は、自分のミッションは、とにかくクロス投入と言い切る。
あとは中で応答せよ、と。

龍平のごとくに、我慢できずに中の準備を無視したアーリイなやつを入れることもしない馬渡の、この言葉は重い。

陸王は、自分の持ち味は、#10とは違う、と宣言。

いいじゃあない?、こういうの。
今の背番号#20を、半分にすることをめざそうぜ。

つまり。

敗戦後でも、

やってるプレイヤーたちは決して、できない理由探しもしないで

得点するためにやるべきことにフォーカスしている。

こっちは、それを支援、応援するのみ。

今季の落としどころは、おのずから決まってくるだろうし、

あれもこれもの時季でもなく、

シンプルに、できることにフォーカスしよう。

では。