
DAZNで、ゲームの前半を観た。
(ただし、後半開始~60分はのぞく。おそらくは、観るに値しない)
まづ、福島。
世評を得ている、中央突破の縦パスを見せておいて(いわば、オトリ)、
相手が奪取しようと喰いついてきたら、その後方の、
前線に張るフォワードひとりにロングボールを入れ、彼が相手ディフェンダーと競っている間に、
他の5人くらいが急襲的にペナルティエリアに駆け上がってくる戦法。
実際に、縦パスで迫ったのは、1、2回。
だから、それは、むしろ魅せ球でした。
対し、山雅。
僕は、自分の感性を邪魔されるので、
当事者のゲームコメントは、敢えて読まないことにしてるんですが、どうしても眼に入ってくることもあって、
今節、指揮官は、〈守備的になり過ぎた〉とコメントしているみたい。
つまり、こういうことか。
福島定評の縦パスを、どこで奪取しようか?に囚われ過ぎた結果、
狙う、といえば聞こえはいいが、ボール回しをかえって〈許容〉するハメになった。
たしかに、陣形を組んで、立ちんぼして、網を張っているような態勢。
あまりに対応的に傾いて、自分たちのドメイン、つまり、根拠地(サッカーの芯)を脇に置いてしまった。
ただでさえ、十八番の攻撃パターンが繰り出せないところへ持ってきて、
奪うこと自体が目的になると、
たとえ奪っても、
その後、さて、どうしたいが不透明で、ボール保持をマットウできず、結局は、シュートに持ち込めない。
持ち込めても、脅威的な一打とならない。
こういうと失礼だが、
こうもシュートとは、撃つまでに手間取るものなのか?
素人の浅ましさゆえ、
僕など、あらかじめボールを送るタイミングとスペースを決めておいて、
約束事として、そこへプレイヤーが侵入していく、でもいいでしょうにと思う。
現況、観ていると、無理に困難なところを狙って、人とボールが入っていくように思えてなりません。
そうやろうとしてるが、これが精一杯ならば、責められないかな。
樋口 大輝(右サイドバック)。
前半に、クロス入れた仕事があったっけ。
この程度の出来で先発を獲れてしまうと、今後の成長を危うくしないかい?
(来季は、どこかで修行すべき)
山本 龍平は、左(=前方)を厳しく切られると前進できないのだから、
安永や康裕は、そこを斟酌してパスを出すとか、あるいは、
龍平を囮にしていおて、宮部が外側を突貫するしかないのでは?、
こうなったら、永井 颯太(FC琉球)を獲って、左サイドでドリブルしてもらおう。
……と、毒舌になってしまう。
では。

