これほどシュートが遠いとは…… (2025.10.5福島戦レビュウ❶)

DAZNで、ゲームの前半を観た。

(ただし、後半開始~60分はのぞく。おそらくは、観るに値しない)

まづ、福島。

世評を得ている、中央突破の縦パスを見せておいて(いわば、オトリ)、

相手が奪取しようと喰いついてきたら、その後方の、

前線に張るフォワードひとりにロングボールを入れ、彼が相手ディフェンダーと競っている間に、

他の5人くらいが急襲的にペナルティエリアに駆け上がってくる戦法。

実際に、縦パスで迫ったのは、1、2回。

だから、それは、むしろ魅せ球でした。

対し、山雅。

僕は、自分の感性を邪魔されるので、

当事者のゲームコメントは、敢えて読まないことにしてるんですが、どうしても眼に入ってくることもあって、

今節、指揮官は、〈守備的になり過ぎた〉とコメントしているみたい。

つまり、こういうことか。

福島定評の縦パスを、どこで奪取しようか?に囚われ過ぎた結果、

狙う、といえば聞こえはいいが、ボール回しをかえって〈許容〉するハメになった。

たしかに、陣形を組んで、立ちんぼして、網を張っているような態勢。

あまりに対応的に傾いて、自分たちのドメイン、つまり、根拠地(サッカーの芯)を脇に置いてしまった。

ただでさえ、十八番の攻撃パターンが繰り出せないところへ持ってきて、

奪うこと自体が目的になると、

たとえ奪っても、

その後、さて、どうしたいが不透明で、ボール保持をマットウできず、結局は、シュートに持ち込めない。

持ち込めても、脅威的な一打とならない。

こういうと失礼だが、

こうもシュートとは、撃つまでに手間取るものなのか?

素人の浅ましさゆえ、

僕など、あらかじめボールを送るタイミングとスペースを決めておいて、

約束事として、そこへプレイヤーが侵入していく、でもいいでしょうにと思う。

現況、観ていると、無理に困難なところを狙って、人とボールが入っていくように思えてなりません。

そうやろうとしてるが、これが精一杯ならば、責められないかな。

樋口 大輝(右サイドバック)。

前半に、クロス入れた仕事があったっけ。

この程度の出来で先発を獲れてしまうと、今後の成長を危うくしないかい?
(来季は、どこかで修行すべき)

山本 龍平は、左(=前方)を厳しく切られると前進できないのだから、

安永や康裕は、そこを斟酌してパスを出すとか、あるいは、

龍平を囮にしていおて、宮部が外側を突貫するしかないのでは?、

こうなったら、永井 颯太(FC琉球)を獲って、左サイドでドリブルしてもらおう。

……と、毒舌になってしまう。

では。