
(あらためて、DAZNで観返しましたが)
前半20分の、負傷による慌ただしい交代(村越☞滝)によって、
やはり、こっちの攻撃にノッキングが生じた。(滝、急かされて、ユニフォームを着ながらのピッチインの様相)
チームメイトからすれば、いつもその動きを見ている菊井の位置が不鮮明になったのではないか?
前方への推進力が減じると、ボランチの位置が低くなり、
すると、相対的に相手に勢いが増す。(セカンドボールも向こうへ多く渡る)
前半の残りと、それから目覚めが悪かったのか、後半10分あたりまでは、栃木がゲームを握った。
そこをのぞけば、ゲーム潮流の基調は、山雅側にあったと思う。
栃木プレイヤーのトラップの粗さもあって、
相手への寄せと奪取では、山雅のほうに分があったのかも知れません。
本数で倍近く打たれたシュートですが、大石のグッジョブでのぞいた他は、
ペナルティエリアが見えたら、とりあえず打っておけ、というやつでしたしね。
……ということで、
右アウトサイドハーフ(シャドウ)にあって、横走りでボールを運び、中に絞れるプレイで存在感著しい、村越 凱光が、
不在によって、その価値を魅せつける結果となった。
さらに、もうひとりが、大内 一生。
敢闘賞は、妥当。
昨季よりかなり〈上手く〉なった。(by チノ氏)
シュートストップ直前の出る出ないの判断は良き。
また。
栃木ゴールキーパーとの対比で鮮やかだったのは、フィードの正確さ。
タッチラインぎりぎりで、サイドバックの頭にミートしてた。
左足によるフィードも遜色がない。
成長している反面、他方、心配もあるわけでして。
チノ氏は、村越にオファーが届くのでは?、とのご説。
ま、そういう時季に入ってきましたね。
さらに、レンタル組の去就も……。
安定的に仕事をする、林 誠道は、残ってくれるのだろうか。
59分の得点シーンは、コーナーキックから。
デザインどおりに、キッカーは、ファーの樋口 大輝を狙い、それを樋口が頭で折り返す。
(野々村がいなければ、樋口がターゲットになるのはすぐわかるのに、それにキチンと対応しなかったのは、栃木の指示ミスか、現場落とし込みの不足 ― 福島さんには内緒!!で)
そのボールを、ゴールラインぎりぎりまで追いかけて中へ供給したのが、林でした。こういうのは実に、いい仕事。
そして、その後を受けて、
コーナーキックで上がっていたセンターバック陣が、
杉田、宮部、高橋の順に、執念深くシュートを撃ち続けたのが、奏功。
攻撃的なセンターバック達を、称賛します!!
では。

