パスひとつにも意思/意図を込めよ (栃木SC戦プレビュウ❷)

季節の覚え☞ 9/26 キンモクセイ開花、窓開けて楽しむ。

まづは、対戦相手の粗描から。

❶ディフェンダー(3バック)は、わりあいと固定的に運用。
対し、フォワードは(在籍も多いが) 2名がゲーム常連のほかは、ゲーム毎に、多人数を投入していて、競争下で、育成を狙っていそう。
☞ 守備の安定を図ったうえで、攻撃面(の連携)を常にリフレッシュする思想か

❷陣形の保持よりかは、攻守におけるボールへの寄せを重んずる

後方への素早い帰陣、
前方へは、手数少なく相手ゴールへと、ひた走っては、なだれ込む、そんな印象。

ドリブル回数は、リーグ第3位。

もちろん、前線プレイヤーが圧倒的多くを稼ぐ。

……ざっくりと、こんなだ。

小林氏(監督)=長嶋氏(ヘッドコーチ)の鉄板コンビだから

こちらがつけ入るスキなど、やすやすと与えてくれやしない。

ただ、リーグ戦を折り返してようやくフルスロットルの感じで、本来なら既にプレイオフ圏内入りしてる。(いまや目前です)

となれば、

こっちに楽観的な内容は少ないものの、

向こうが、格段に上質なサッカーでもないので、上手く(巧く)立ち回るだけ。

❶寄せの速さを逆手に取れ。(守備のこと)
自然の流れとして、こっちが繰り出すパス本数は、相手の 2倍になりそう(400本超)(=ボール保持がこっちに傾く)だが、

大前提は、縦にリジットな陣形を保持して、相手のロングパスを無効化。

リジットにすれば、それだけ、ディフェンスラインの後方は空くが、

だらだら下がったところで、処理しにくく、競走を強いるロングボールを見舞われるだけ、

相手はそれを狙っているのだから、

前線から連動して追い詰め、苦し紛れに打たせることで、ロングフィードの精度を奪えれば。

で、ドリブル対策。

サイドからおおく侵入されるはず。

だから、できるだけサイドへ追い払いたいが、必ず、ドリブラーの外か内側に、もうひとりが入って来て、ボールを受けるのが、栃木。

ここから、クロスなり、カットインに向かう。

ゆえに。

相手のドルブルが始まったら、横に 2つの守備ラインを形成して、サイドサイドへと押し出して、対処。

☞ こっちの頭越し、あるいは裏狙い、そういうボールと攻勢は、ストレスが溜まるでしょうが、ひたすら我慢。

ペナルティエリアの外でつぶしたい。

きっちりと陣形を固持するのは、栃木の間延び戦法に惑わされずに、

中盤のスペースを使わせず、山雅のプレイヤーが適切な距離を保つため
(でないと、効果的にパスを活かせない)

❷織り交ぜて、前を向かすな。(攻撃のこと)
パスは、相手を揺さぶるためにも、長短を織り交ぜたい(はず)。

その際、そのひとつひとつに、

前へ、左右に振れ、隙を衝け、裏を獲れ、時間を取れ、などの強い〈メッセージ〉を込めよう。

攻撃のビジョンが乏しいゆえの、とりあえずのパスは、相手の寄せにひっかかる。

逡巡とスキは、禁物ですぞ。

……以上、なかなか楽観的になれず困ったものです。

とにかく。

自分とチームメイトを信頼し、たとえミスが起こってもカヴァーしあえば、なんとかなりそう。

……と無責任で、ごめんなさい。

では。