想来よ,それはない (沼津レビュウ❸おしまい)

センターフォワードの先発が、林 誠道に置き換わって、これで 3ゲーム目。

この流れは、今後も続く潮流、と診る。

となると、(現在)チーム得点王の 田中 想来の出番は、

林のボール収めの秀逸、ゴールゲットからすると、

ゲーム様相にもよるが、交代枠で、終盤の 20分間程度なんだろう。

今季ブレイク宮田村の星が、違うブレイク(休憩)をしていては、シャレにもならないが、

かと言って、僕に適切な助言も乏しいのだけれど、

与えられた時間を、チームに寄与することで (自己の)結果を出してもらいたい。

たとえば、琉球戦のアディショナルタイム。
左サイドからペナルティエリアへ侵入して打ったシュートが大きく枠外へのシーン。

シュートコースの角度と距離の狭隘さからすれば、

あれは、中央に走り込んでいた前田 陸王に預けるべきだった、と思うし、

沼津戦の 86分。

ボールを、ゴールラインに向かって斜めに走り込んだ(おそらく)安永に出したが、ミートしなかった場面。

安永を使おうとしたそのこと自体は否定しないが、けれど、時間帯を考えると、セーフティに締めたいわけだから、

あの瞬間は、もっと我慢してボールを最奥まで持ち込んで、

守備に来ていた相手ディフェンダーに当てて、コーナーキック獲得を狙うべきでしょう。

最後の土壇場で登場するからには、むしろ、

局面を読む沈着と冷静を保ち、決してイチかバチかの、〈どうにでもなれ〉プレイは封印。(シュートを意識することは当然)

ピッチに登場して間もない君の頭脳は、まったく疲れていないのだから、

急がば、回れ。最後の詰めをするために。

それが、今後の、大きな才能開花を連れて来る、と思うんですが。

では。