相手のシュートがバーを叩いた、その直後に先制。
けれど。
2 – 3 でゲーム終了の笛。
結局は、逆転負け、だったのか。
チームと、参戦のファン&サポーターは、いいお客さんでした、の岩舟の夜。
後ろ向きのボール処理を、奪われて、被弾すること 2回。
あわやオウンゴールの跳ね返しを押し込まれて、決勝点を献上。
ただし。
これを自滅、
あるいは、攻守を分けての守備壊滅、とかいってるうちは、まづ勝てませんな。
それは、いくらムキになって、パウロばかりを抑え込もうとしても勝てないとおんなじで、
おととい来い、ってやつで、無理な話。
つまり、気持ちなんかでは、いくら経っても勝利はやってこない。
作戦、という裏付けがなくっちゃあね。
❶(相手守備と同数の) 3トップにしておいて、常に最前線でボール奪取を狙う栃木さんのやり方が、〈アラート〉としてキチンとチームに落とし込まれていたか。
❷リードされての、切羽詰まったツートップ化。
初めからそれでいかないと、せっかく林がおさめても、支援があまりに少ない。
特に、昨夜の場合は、
こっちのロングフィードを、ほぼ相手ディフェンスが獲っている、跳ね返して拾われる。
にもかかわらず、同等の軌道での繰り返し。
それでおいて、
(そのツートップの代償として)滝も、佐相も温存とは。
あそこは、滝をツートップの一角、ワンボランチ(安永) にしてしまい、佐相を投入。
さすれば、
それほどアジリティ豊富でもない栃木センターバックに揺さぶりをかけられた,
と思う。
リードすれば、あと30分、それなりにこっちをいなしては時間を稼ぐべきことは、
このリーグで、出場者の平均年齢が、リーグ2番目に高い栃木シティならば、言われなくともわかっているのだから、
(こっちは、リーグ5番目に若いのだから)
とにかくシュートで終わるを徹底して、こっちの 3倍を積む、その狡知ですよ。
それには、相手を慌てさせる仕掛けです、ひたすらやるべきことは。
菊井は、それを、ワンタッチのヒールバスでやりたかったんだろうけれど。
さて。
ゲーム残数はどんどん減って、これで、12個。
そして、6位(プレイオフ圏)との勝ち点差は、おなじく 12。
通常、勝ち点1を縮めるのには、1ゲームが必要。
それも、こっちが勝ちを重ねることが要件ですから、
6位奪取に、リーグを 3か月残した時点で、可能性が、2~3%か。
ま、そのほうが、サバサバしちゃって、我がチームの深化を楽しめるかも知れません。
と、金沢戦のチケットを入手したファンはつぶやくのであった。
では。