連勝火付け役のケジメをつけよう(八戸戦プレビュウ❶)

さて、と。

今節の対戦相手は、ヴァンラーレ八戸。

山雅戦で2 – 0 で勝利して(6/10)以来ずっと、負けがなくて、

その間を、9勝2分け。

ひたすら連勝街道をやってきたから、

きっと、

チームとして今は、〈負ける気がしない〉気分満載で、アルウィンへと、ご来蹴に違いない。

となれば、連勝に点火する役回りを演じてしまった、我ら山雅としては、

たとえ、勝つ気がしなかろうと、

そこは、ひょっとしたら勝てるかも、とみづからを励まし気持ちを高め、

どうしたって、八戸さんを叩くことで、ひとつのケジメを、(業界的にも)つけておかなければならない、のだ。

もちろん、気持ちなんかで勝てるわけはないから、

まづは、相手の特徴を知っておく。

❶24節まで、すべて先発しているメンツが、なんと8人(ゴールキーパー含め)。

カッキリ、ガッツリと先発固定であれば、やるべきサッカーの意思疎通は、それこそ、あうんの呼吸に違いない。

❷ここ11ゲーム、直近のFC大阪戦(ドロー)が、50.1% であった以外、

すべて50%未満のボール保持。(23節終了時の保持率は、44%で、リーグで2番目に低い)

☞ヒント、八戸とやるには、敢えて彼らにボールを持たせ続けるか、
あるいは、こっちが、ずばぬけてボールを持ち続けるか、そのどちらか。

❸システムは、3 – 5 – 2 。
5のところは、1 – 4 と、アンカー(ボランチひとり)と、サイドバック2人とシャドウ2人に、分解すると思っていい。

ただし、かなり柔軟には変容する。

ポイントは、ツートップってことです。

❸ゴールキーパー、または、センターバックがボールを入手すると、即、ツートップに向け、ロングボールを蹴り込み、

そこで受けると、サイドに駆け上がるプレイヤーと連携して、サイドからボールをペナルティエリアへ入れてくる、そんな感じ。

常にやってるメンツのゆえ、そこを速くやるので、相手にとってみれば、捕まえにくい。

すると、そのクリアボールが、いきおいゴールラインを割り、

コーナーキック本数は、山雅と同レヴェルでリーグでは少ないほうだが、コーナーキックからの得点には強みあり。

❹相手陣内では、(相手の)ボールホルダーに対し、かなり厳しく寄せてくる。
要は、余裕あるプレイをやらせない。

ファールが、リーグ5番目に多いのは、ボールを持たせた相手を削る作業が多くなるからだろう。

❺ゴールキーパーの彼は、利き足が左。
キックしたボールは、自然と右方向へ飛ぶので、

チーム全体として、右サイドを使うことが多い。

❻リーグ戦出場メンバーの平均年齢は、27.47歳。

対し、山雅は、25.31歳 (これは、リーグ5番目の若さ)。

さーて、そんな八戸とは、どうやろうか?

それは、プレビュウ❷で。

では。