採るべき戦法は 自明なり(FC琉球戦プレビュウ❶)

先月から今月(すでに立秋)にかけ、

こんだけ酷な暑さが続いたので、

秋春制推進派からは、当然、

― ほらね、だから、盛夏をシーズンオフにしないとダメでしょ。

と、自信たっぷりの勝利宣言が出てもおかしくないのに、そういう報道は、一切なかった。

ただし。

秋春制移行の本質的な課題は、

ゲーム催行そのものが天候に左右されることではなくて、(現行制でも、そんな事態は、ほぼ同等に起こっている)

より快適な観戦環境、全天候型トレーニング施設の完備、学校年度との整合性(新卒)等に違いないが、ともかく、

もう決まっちゃったことなんで、だあれも、議論したくもないのか……。

さて。

ともかく。

2週間の中断があったとなれば、

観る側としては、その時間を活かしての、

山雅流における、なんらかの進化、深化を、琉球戦では感じたい。

それがいちばんの期待でありましょう。

基軸は、あくまで、個人の技量の上に連携を駆使すること。

それを、ここ3シーズンは続けてきているはず。

ボールに貪欲に迫り、ボールをできる限り率先して動かす側にまわり、

持てる武器を総動員し、

状況次第では、カウンター攻撃もモノにして魅せる、それでいいのです。

☞カウンター攻撃も、の〈も〉を味わえるサッカー、と言うべきか。

この表現、なかなか深いでしょ?

ちなみに。

対戦相手の琉球は、当方よりはもっと、

ボール保持にこだわるチーム(とサッカー)であって、

それほど、えげつないことを仕掛けてこないのだから、

向こうが持ったところから始めるところにこそ、活路を見い出す姿勢でいきましょう。

では。