活発な,不活発 (長野戦レビュウ❷)

開始 5分。

失点直後の、小川 大貴の反応をみれば、わかるように、

斜め右後方から入ってくるクロスを、野々村が、そのままやり過ごしたのは、

ここで下手に頭を出したら、オウンゴールになってしまう!、との判断だったのかも知れないが、

やはり、あの場合は、ボールに触って、弾道を切る、変えるの動作はディフェンダーとして当たり前、と思う。

それ以外に、守ることに関して、愕然とさせられる無責任なプレイはなかった。

で、攻める部分ですよ。

意図を完結できない、または、その場しのぎになっていて、そもそもやり遂げたいアイデア(の共有) がうかがえない。

そういうのが、(診方が浅いのかも知れんが) 観る側には、強い不満足を残すんですね。

その本流を繰り返しておいて、

今回は、ふたつだけ、感じたことを。

ひとつ。

左サイド奥は、

菊井 悠介がそこに入ってきて動く分、山雅にとっては、攻めにおいてアクティブなスペース。

ただし。

(おそらくは)そうやって使うぶんだけ、サイドバック樋口 大輝のゴールラインへの突貫と、クロス投入を弱め、不活発にしているのではないか。

ボール回しすることで、サイド突破をチャラにしている、といった塩梅で。

長野戦、樋口からのクロス投入ありましたっけね?

最近では、樋口の存在感は、ペナルティエリア内の、折り返しヘディング要員として。

それでも、悪くはないだろうけれど、

ゲーム当りのクロス本数が、昨季 17.3本(リーグ 4位)、今季ここまで、12.4(リーグ17位)、

また、

コーナーキック数は、昨季 5.8本(リーグトップ)、今季ここまで、4.5本(リーグ12位)。

このデータは、サイド突破の手法が、確実に衰退しているから、でしょう。

浅川 隼人の活用度が極少化したのは、クロス本数の減少と連動してます、きっと。

ならば。

クロスをむやみに入れずに、基軸が、ドリブル突破に移行しているか?、というと、

ドリブラーに呼応する人と連動性のかけ方が、少ないよね。

さぁ、どうする、これから。

ふたつ。

加入したての、川上、藤枝が、途中投入でありながらも、

それ相当に存在感を魅せる、ってのは、それだけの才能を選りすぐって獲った証拠、ではありましょうけれど、

かなりフラットな選手起用は、誰が出て来ても同じに戦えるから、と言われれば、ごモットモなんですが。

せめては。

ピッチ内の、阿吽の呼吸といったものの醸成を、どこかで、きちんと担保してください、と願うばかり。

では。