の
チームとして、(おそらくは)懸命に戦ったので、
3 – 0 という、ご機嫌なスコアで終えられたわけでありましょうから、
たまたま勝てた、などという戯言はつつしむべき。
が、それでも。
スコアほどの ワンサイドな出来でもなかったことは、今後を戒めるためにも、強調しておきましょう。
取り巻く観衆のほうのことは知らんが、
間違っても、
山雅のほうが、奈良よりも、心を強くして闘った、などというタワケた発言がないことを祈るのみ。
(気持ちで勝てるほどサッカーは甘くないし、気持ちの前にやるべき準備のほうが、限りなく重要)
クオリティはともかく、
撃ったシュートは向こうのほうが多く、再現性も有していて、
実際、こっちのゴールネットは、1度、揺れたことですしね。
山雅について、特筆すべき〈勝因〉を捜し出すとするならば、
ひとつ。
僕がつねづね言っている、キチンとした堅い陣形を崩さなかったことと、(グンマ戦の反省)
ふたつめ。
特に、ボール保持の好きな相手とやる際の、
(奈良のボール保持が、グンマのそれよりは、優雅であったことにも助けられ)
ボール奪取と、相手のパス起点へのアプローチを、執拗におこなったこと、
この2点が挙げられる、と思います。
ともに、いままで求めてきたはずのことで、ある意味、原点回帰であった。
まったくの新規は、
コーナーキックの守り方が、マンツーマンとゾーンの混淆方式になったことぐらい。
システムこそ違え、山雅側のメンツは、前半の奈良戦とそうは変わらず、
あの逆転負けの借りを、自分流を磨くことで返した、というべき。
☞これは、リーグ後半戦の、テーマです。
で。
このゲームの MIP(もっとも印象に残ったプレイヤー)は、
宮部 大己 (山雅)、と中島 賢星(奈良) のふたり。
そのワケやら、ゲームの検証は、レビュウ❷で。
では。