今さらながら、聴く アレサ。

8月が来ると、アレサ フランクリン(1942~2018) が亡くなって、まる 7年が経つ。

このご時世、とりたてて長寿ともいえない、享年 76歳。

ポール サイモンよりも、たった 1年、早く生まれたに過ぎないのが、なんだか不思議。

存命のうちに、

たとえば、映画『ブルースブラザーズ』(1980年米)の中で、その歌唱する姿を観られただけでも儲けもの、と思っている。

あの中で、主演のジョン ベル―シ(1949~1982)らが身につけていたのは、レイバンの、ウェイファーラー(サングラス) だったのね。

ヘップバーンのような美形も、ベル―シのような野獣でも、それなりに画にしてしまうのが、レイバンの偉大さ。
そういえば、楽器店のオーナー役は、レイ チャールズが演ってました。(余談)

多くの黒人歌手と同じく、幼少の頃に聖歌隊員だったならば、

すんなりと、ゴスペルを身にまとうだろうから、

帰依の軽重はともかく、教会音楽の土壌があることが、当時の〈ソウルシンガー〉の誕生条件だとしたら、

我が国の歌い手に、それを要求するのは酷、ってことか。

今回の動画。

キース リチャーズを、ほんの若造にしか見えなくしてしまう、アレサの存在感に、まったく呆れる。

(☞もちろん、何歳になっても、少年っぽく演るのが、キースの良きところ)

では。