1 – 3 の 逆転負け。
今季の山雅は、
18ゲームを消化して 先制できたのが、11回。
で、注目すべきは、
その勝率が、54 % であること。
これは、Jリーグの平均値 65~ 70 % からみると、かなり低く、
積もったデータは、結局、
ワンプレイ、ワンシェーケンスの繰り返しから形成されているんだろうけれど、
今季、山雅のゲーム創りにおける、ひとつひとつを読み解いて、そこに手当すべきな大きい問題点には違いない。
ならば。
当面、観ている側に必須な態度とは、
先制しないと勝てないが、けれども、先制しても決して安心できない、の覚悟。
……と言える。
さて、昨夜のゲーム。
諸般の事情から、グレードアップして、
ゴール裏からバックスタンドへと席を移しての観戦となった萬年でしたが、
ゲーム終了後、チーム(プレイヤーと指揮陣)挨拶時の、
(バックスタンドからみた限り) ゴール裏観客による不興な出迎えと、それに続くところの、両者間の不穏な様子。
具体的に何が起こったかは承知していないが、
僕からすると、BOOを投下するのが理に適ったゲーム、ではなかった。
ただただ、
対戦相手の栃木SCに比して、
みづからの力量が不足したための敗戦であって、
いまチャレンジしている内容が、リーグ戦の終了までに、
戦績として、帯を巻けるのか?、間に合うのか?、といった不安視はするものの、
やりたいことが表現できなかった恨みこそあれ、
そこには、決して、怠慢、不作為などは見当たらなかった、と思う。
昨夜のビジターゴール裏には、はじめから、ある種の殺気が漂っていたけれど、
おいおい、ひょっとしたら、栃木の地における、あの対応とは……、
2025季はこれから、勝たないゲームでは、すべて、
BOOの洗礼が、ゴール裏(または、アウェイ親衛隊)から発せられることの前兆?
まさか。
個とチームにおいて不足していることを、
不甲斐なくて受容できない、と直情的に断じて責めるところに、
果たして、〈共闘〉が、あるんだろうか?
気が滅入ることですなぁ。
では。