予言者は誇りません (2025.6.7福島戦レビュウ 速報値)

一旦は追いつくも、突き放されて 1 – 2 の敗戦。

シュートは、相手の倍 20本近く放ち(枠内多し)ながらの負け。

だからこそ。

萬年的には、このゲームを、惨敗と評さないとならない。

あの八戸に敗れたことより、もっと、重症な事態でありましょう。

なぜなら。

八戸(FC大阪も)みたいな一本筋を貫いた〈術〉(チーム規律のようなもの) を持たないところとやって、あれでは……。

前半、あれほど不活発で、ぼやけたような福島流サッカーを崩せず、

で、2点目を喫した70分過ぎからは、

福島のチャチャを入れたようなはぐらかしもあったりで、

攻撃の組立てからは、有機的な連携が格段と消失してしまい、

強引に突っかけるから、ファールの山を積んだ。

先制されると勝てない神話が、もはや成立しましたかね。

(これにはわけがありますよ、かならず)

自分のプレビュウにおける予想が現実化し、

かつ、そこで注文した内容がいくつか果たされたとしても、

こうなれば、ちっとも、嬉しくありませんよね。

〈予言者〉とは、もちろん、煽情的なおふざけであって、

リアリズムで観ていると、おおよそ察しがつくだけの話。

チノ氏によれば、万策尽きたのかなあ、といった感想。

果たして、それほど策を打ってきたのかも疑問なんですが、

皆さんが、大いに気にしているリーグ戦2位圏内への滑り込みについては、

もはや、カラータイマーはほとんど〈赤〉表示の域に入ったのは事実であって、

どうか、リアリスティックな覚悟をお奨めします。

では。