一旦は追いつくも、突き放されて 1 – 2 の敗戦。
シュートは、相手の倍 20本近く放ち(枠内多し)ながらの負け。
だからこそ。
萬年的には、このゲームを、惨敗と評さないとならない。
あの八戸に敗れたことより、もっと、重症な事態でありましょう。
なぜなら。
八戸(FC大阪も)みたいな一本筋を貫いた〈術〉(チーム規律のようなもの) を持たないところとやって、あれでは……。
前半、あれほど不活発で、ぼやけたような福島流サッカーを崩せず、
で、2点目を喫した70分過ぎからは、
福島のチャチャを入れたようなはぐらかしもあったりで、
攻撃の組立てからは、有機的な連携が格段と消失してしまい、
強引に突っかけるから、ファールの山を積んだ。
先制されると勝てない神話が、もはや成立しましたかね。
(これにはわけがありますよ、かならず)
自分のプレビュウにおける予想が現実化し、
かつ、そこで注文した内容がいくつか果たされたとしても、
こうなれば、ちっとも、嬉しくありませんよね。
〈予言者〉とは、もちろん、煽情的なおふざけであって、
リアリズムで観ていると、おおよそ察しがつくだけの話。
チノ氏によれば、万策尽きたのかなあ、といった感想。
果たして、それほど策を打ってきたのかも疑問なんですが、
皆さんが、大いに気にしているリーグ戦2位圏内への滑り込みについては、
もはや、カラータイマーはほとんど〈赤〉表示の域に入ったのは事実であって、
どうか、リアリスティックな覚悟をお奨めします。
では。