しょうもない進捗管理で日を過ごす。

職業人生で身に着いた、僕の悪癖のひとつが、進捗管理。

計画時に、評価の指標をあらかじめ決めておいて、

ものごとが、(狙いから診て) どのくらいはかどっているかどうかを確認する、ってやつ。

そんなことからは解き放たれて生活したいと思うのに、ついつい、心がそこにおもむく。

リーグ戦は、ここまで 14節をやって、全体の 37% を消化。

なんだかんだで、もう4割か。

で、こんな数字を並べてみる。

2025年 5勝 4分 5敗  ☜ 今、いるところ

2024年 5勝 5分 4敗

2023年 7勝 4分 3敗

2022年 8勝 4分 2敗

3部リーグ 4年のうち、シーズン40%を終えた時点では、もっとも戦績が思わしくない。

言えるのは、ただそれだけなんだが、

❶2023年のラスト4戦の勝ち無し、2024年の最終盤 5連勝のような上下動は、今季も再来か。

つまり。

現況、他を圧倒するオールマイティなチームが不在であるから、

リーグは終盤まで、もつれにもつれるだろう、ということ。

その中で浮沈しながら、山雅もまた、ジリジリさせられて終末までやるようになる。

よそに比べ、比較的にマシ(良質)ではあるけれど、圧倒的までの技量を持ってはおらず

しかも、攻めを基軸にすえたサッカースタイル採用なので、

攻撃と被攻撃がトントンに立ち現れるゲームとなり、結果、勝ち負けの波がかわるがわるにやってくる。

❷時間との戦い。
2部リーグでやってた燃えかすでやりくりした2022年でひとつの区切りをつけてから、いまは、3年目。

若手の抬頭はあるものの、

2025季はここまで、攻撃力の低下と鈍化が著しいのがいちばんの特長。

昨季リーグトップクラスの、シュート数、コーナーキック数は、最下位に近いところで伸び悩む。

(守備面はまぁまぁ、とは言え、センターバックを新進が担うため、経験不足による脆さ、たとえば、八戸戦、これは回避しようがない)

たとえ、鍛錬によって、個の技量とともにチーム攻撃力の上乗せができる、と仮定しても、

リーグ終了までに、山雅の進化が間に合うかが、まるで時間との戦い、とも言える。

ただし、どこかで、良化、つまり、勝ちの連続が起こらなければこれ以上の順位上昇はむづかしい。(他チームの潰し合いはあっても)

❸自他からみた強みを認識せよ。
攻撃力の衰えもあって、先制されるとひっくりかえせずの敗戦が定型化した。

さらに、金沢戦をのぞくと、

先制点の貯金と、それなりなボールの先手保持、効果的な修正があれば、なんとか勝ちに手が届くが、

こっちの強みを阻止、抑制、されるとそのまま挽回できずに ジ エンド。

要は、薄氷の勝ちか、意外性のない(=そうなって当然な)負け、のいずれか。

だか。

他者からみると、山雅とは、

そこそこの技量集団だから、調子に乗せたら相当にコワい、けれど、その出鼻を挫けたら、あとはなんとか凌げる相手、ということだろう。

……結論。

こまかな戦術面はおいといて、

残り 60%で、

いまの流儀から転回しないかぎりは、

調子に乗ることと、撃たれても撃ち返してまだお釣りがくるまでに攻撃力を高めること、しか手はなさそう。

調子づく、については、ホームアルウィン全体でできることがあるはず。

なお。

僕の中では、攻撃力の上積みに、夏の移籍を利用する発想がないから、

もし、それを山雅がやれば、望外ということで。

では。