Good Dog Happy Man

ビル フリーゼル(1951~)が、1999年だから、およそ四半世紀前に発表したアルバム名をもらって、

そのまま、本記事のタイトルとしました。

職場のヴァン氏が、最近。

17年間連れ添った愛犬を亡くし、イマイチ元気がないこともあり、その酒量が増さないことを祈りつつ……。

さて。

僕の場合、アルバムを購入する際、多分に、ジャケット写真の良し悪しで選ぶ。

特に、ジャズ(と僕が思う)音楽は、洒落た写真、またはイラストだと、

その内容も優れている、と思い込んでいる。

フリゼールだと、『blues dream』(2001年) は、手に取って、即、購入した。

☟これが、そのジャケットの表紙。

これなど、ジャンル分けは無用で無意味、このアメリカ合衆国で生きて来た俺が紡ぐ音楽を聴いてくれ、というメッセージそのままのイラストに違いない。

……ならば。

その音楽に惹かれて同調しているこの自分とは、一体何者なのか?

……という疑問や不審感を感じることが、けっこうあります。

で、今回は。

その〈Good Dog Happy Man〉から、『Shenandoah』を聴こう。

シェナンドウは、米国の民謡で、シェナンドウ河とか、ミズーリ河への郷愁とか、いくとおりかの歌詞があるが、

開拓時代(19世紀)を歌っているから、要は、アメリカそのものでありましょう。

まぁ、心に沁みてくれば、どこの国の音楽だって、いいんですけどね。

セッションには、ライ クーダ―(ギター)や、ジム ケルトナー(ドラムス)も参加しているから、僕にとっては、ボーナスみたいなもん。

では。