願ったり叶ったりの相手とやるのだ (天皇杯 1回戦)

(ここのところ、サッカー談義の投稿ばかりで恐縮です)

このゲーム、

サッカーの神の〈お導き〉に思えて仕方がありません。(もしサッカーに神が在るのなら)

というのは、

3つ前のリーグ戦で、山雅が、まったく思うようにゲームを創れなかった相手のFC大阪。

そこと、早々に、

しかも、ここアルウィンで、再戦できるのですから!!

これほどの僥倖は、そうざらにあるものでなく、

現時点で、これ以上に最上、最適は相手は見つからない。

ところが、

家人は、(何故か)すでに不参戦を決め込んでおり、観客は大して見込めない、とのご託宣。

いわば、梅雨入り前の、農事と庭造り優先説、を採るわけだ。

それを否定はしませんが、僕からすると……、

❶チケット代が、なんと県予選の半額!! 、と安価。

❷対戦相手には、上述のような記憶に新しい遺恨があって、その雪辱の念がみなぎること。

❸リーグ戦の切迫感とは、ひとあじ違った、開放的な観戦マインド。

❹連戦の疲弊から多少なりとも回復した、ついでに、新鮮なタレントを観られる可能性。

……これらの愉しみで、

それなり、そうだなぁ、5,000人超の入りは確実、と思われます、

いちばん大きな懸念材料は、FC大阪の知名度の低さでしょうか。

……で、ゲームのポイントです。

くどい話になりますが、

第13節対鳥取戦が、なぜに、特筆すべきゲームであったのか?

それは、同じく、内容で圧倒できた対パルセイロ戦から、さらに戦い方において熟達していたからであって、

長野戦のように、前半(ゲームの入り)、相手にゲームの流れを渡すようなこともなく、終始、試合を主導していたことによる。

たとえば、得点した後の15分間は、相手にボール保持で70%を渡してでも、ゲームを握っていた。

このような、場と機に応じた〈練達〉を、

FC大阪という、頑固な自己流、かつ、巧緻なスタイル相手に、繰り出せるのかどうか?

観るべきは、そこでしょうね。

具体的には。

ボール保持におかまいなく、ロング、またはハイなボールの蹴り出しと、
その落下地点での回収、そこに、一瞬の切り裂き攻撃を織り込むサッカー。

これに対して、

むしろ、こっちが、相手守備を前後左右に揺さぶりまくり、そこに空いたスペースを利用して手早い(=シンプルな) 攻撃をやり遂げること、それがテーマ。

FC大阪サッカーの本質は、あくまで攻撃的であること。

ですから、その守備には、かなりの弱点を見い出せるはずで、

それには、ボール保持と非保持を〈巧く〉出し入れしながら大阪ゴールにむかいましょう

向こうふたりのセンターバックに対し、3 – 4 – 3 のスリートップの数的優位で。

別の言い方をすれば、

こっちの先導で相手を走らせること、山雅のほうは、走りたい時に走ること。

……勤務を切り上げて向かいますから、前半終り頃からの参戦になりますが、

では、アルウィンで。