【速報/印象論】気持ちで相殺したゲーム (長野戦レビュウ)

2 – 2 のドロー……。

このゲームこそ引き分けは負けに等しい、とする立場を採らない僕からすれば、

終盤に、引き分けに持ち込れた残念さはあるにせよ、

チームにダメージを与えるような〈引き分け〉ではまったくなくて、

むしろ。

個とチームを成長させ、進化させながら勝ちに向かう、そういったマネジメントや方向性が、

アルウィン全体を含めて、いやおうなく浮かび上がった、そんな夜でした。

勝ち点1は積めたのだし。

現状、複数得点をモノにしないとなかなか厳しいけれど、

得点を重ねる可能性を感じさせる攻撃にたどり着きつつあるチーム。

特に、後半。

あれだけ間延びして弛緩したパルセイロのサッカーに対し、

思う存分にパンチを繰り出せていたので、

あと 3回はゴールを割れるようになること、それを、次回の対戦までのテーマにすればいい。

それには。

〈気合いと気持ち〉でハツラツ、キビキビとやった点は評価するんですが、

逆に。

それと同じ分だけ、

プレイから、余裕と、観察力、冷静さが失われる、といった部分を克服しましょうか。

いわば、ゲームをモノにするうえで、豊富なチャンスをみづからで相殺してしまうこと。

……しかしながら。

ほぼ10,000人近くのアルウィンへの結集を創り出した皆々様の取り組みと努力と熱意には、

こころより感謝と尊敬を表します。

では。