同調と非同調と。(FC大阪戦プレビュウ)


(☞住田 将は、いまだ出場機会がないようなので、少々心配してます)

 

夜からの雨が、やまずに降り続ける (5/6 13:00時点)。

今は五月なので、〈五月雨〉(さみだれ)と呼びそうになって、

いや、まだ梅雨入り前だから、そうも呼べないか。

日本語とは、やっかいだ。

……などと、窓外の緑にボゥとして過ごしたい。

でも、連戦の今は、プレビュウを書かなくちゃ。

さて。

対戦相手のFC大阪。

昇格2年目の昨季は、ふるいにかける格好で、プレイヤー20数人を更新してチームを、Jリーグ仕様へと変換し。

今季は、既存プレイヤーの成長があって、 そこへ、攻撃的カードを注入するヴァージョンアップをほどこした。

それが奏功したか、得点は、リーグトップクラス。

戦績も順当に積んで、現在、第2位。

……こういう状況であれば、

山雅にすると、チャレンジャーとして、素直に腰をすえてやれるので好都合。

(萬年式胸算用では、引き分けでもよく、シッ!!です)

反則数で、リーグ四天王のひとつとやるのだから、

とにかく、チームには、怪我もなく帰還してもらいたい。

5/11天皇杯は、フルターンオーヴァーと、勝手に!!決め込んでいるので、

今日は、直近リーグ戦メンツを投入するもの、と思っています。

再度強調すると、FC大阪は、あくまで〈攻撃特化〉流。

ゆえに、サイド主流に前傾姿勢でやってくる相手と考えて、

やはり、その裏狙いで、遅効から速攻への〈シフトチェンジ〉多用、でいきましょうか。

ポイントは。

ひとつ。
攻撃する側に回りたい時、まわった時、パスワークに連携を深める、つまり、もっと高いレヴェルで、プレイヤーが〈同調〉をする。

ふたつ。
相手の攻撃にさらされる時、たとえば、コーナーキックを含むプレイスキックを入れられる際は、

全員が同じ方向を注視し同じ行動を採るのでなくて、マークすべき対象者には対応する者が必ずいること。

つまり、〈非同調〉の行動を採る者が、そこには在ること。

山雅は被コーナーキック時は、ゾーンで守るため、ある意味、限界もあろうが、

ゾーンの外縁でフリーなった相手にも、間髪入れずに詰めてもらいたい(金沢戦の修正です)。

さらに、欲を申せば。

ペナルティエリア内での身体を張ったシュートストップを、〈堅守〉と称揚されるよりも、

むしろ、その手前の、ボール起点で難なく阻止したいね、ファールを冒すこともなく。

それでこそ、堅守でありましょう。

では。