或る朝。
漫然と眺める、
出勤前の時計がわりのTV画面に、マルコ ポーロが主人公のアニメーションが映っていた。
ずいぶんと昔の作品の再上映に思われたが、僕は初めて観る。
ほぉ~、とつい口から出たのは、
前の晩に、ボブジェイムスが演ってる曲『マルコポーロ』を聴いたばかりだったからだ。
……公園を散歩しては、季節が冬から春に変わるのを眺める。
宵闇の中、恋人たちの語らいを聞く。
あぁ、いまこそ、君と恋に落ちようか……
そんな歌詞の、『Feel Like Makin’ Love』。
オリジナルは、ロバータ(クレオパトラ)フラックが歌って 1974年にヒットした。
作詞作曲は、ユージン マクダニエルズ (1935~2011年) による。
いままで、ジャズアーティストが好んでカヴァーしてきたが、
ボブ ジェイムスもそのひとり。
現在 御年 85歳ながら、現役でやってくれているのが嬉しい限り。
して、このトリオ演奏は素敵です。
リラックスして、ソファーに沈む込みたい時などに。
なお。
ロバータ フラックは、この 2月24日に亡くなった。享年88歳。
では。