時と場合をわきまえる (ルヴァン杯 ダメ押し余話)

昨日(金曜日)、職場でソネさんにあうと、彼、開口一番に、

― 鳥栖うまかったですねぇ。入って来るクロスなんか、素晴らしかった。

そうか、ソネさんも現地観戦だったんだ。

そして、こっちを上まわる相手のレヴェルを解かっていて、

ほとんどワンサイドなゲーム様相であることを指摘した。

当夜、スタジアム参集の山雅民であるなら、そこらへんは十分に思い知っただろうが、

フルターンオーヴァー同士の対峙とはいえ、あれだけ彼我の格差があれば、

とことん追いかけまわして、相手のパスやトラップのズレを狙ってボール奪取、

こっちが攻めるとなったら、とにかく前へ素早くシンプルに突貫し、

ペナルティエリアまで来たら、足を振り抜け戦法が、最適解だろう。

その意味で、山雅の採用した作戦は、ミゴトに的中したのであるから、

それに応えて駆けずりまわったプレイヤーたちは称賛されてよい。

ただし。

この戦法をそのままリーグ戦に当てはめようというのは違っていて、

3部リーグで相まみえるチームとの地力比較は、

むしろ、我がほうに高く出るのであるから、

そこを踏まえた戦略を採らなければ、みづからムダに疲弊するだけの結末になる。

つまり、〈弱者の論法〉で闘うと、自己の強みを無化してしまう。

たとえが極端にはあるが、窮鼠に噛まれずに、獲物を確実に仕留める猫でなければならない

ボールを持たせる、持つ、向こうの勢いをいなす、かわす、あるいは、強欲に圧をかけて揺さぶる等々、

ゲームの主人公である時間を最大化すること。

そろそろ、ファン&サポーターは、

走る、走らない、といったサッカーの前提を、まるで金科玉条のごとく持ち出さず

現前の山雅がやろうとしている、その内容を語ろうよ。

― しかしねぇ、チアゴ サンタナのタックルについては、母国ではあれで好いのかも知れんが、Jリーグのジャッジ基準について、誰か教えるべきじゃあない?  でないと、彼、カードコレクターになっちゃいそう。

そしたら、ソネさんもそれを心配していた。

さて、2回戦は、アルビレックス先輩とやる、しかも、これから10日やそこらで。

弱者と強者の戦法の使い分けと出し入れ、そこが楽しみ、チームの成長として。

では。