小人閑居して,大いなる妄想をなす日。

ゲームの間隔が空くと、どうも生活のリズムが崩れる気がする。

 

地平が、陽光に白く反射する春の風景を眺めていたら、                

半分寝てるような起きてるような、なんとも不思議な感覚に陥ったが、

あれこそ、夢の入り口をかすめた瞬間だったんだろうか。

その際、ひとつのはっきりした着想が、フッと、僕の中に忍び込んだ。

それは……、

サッカーのリーグ戦において、勝ち点計上を、

勝利 勝ち点 4、引き分け 同 1 0、敗戦  同-1、へとすること。

この計算式は、

特に、ファン&サポーターの、現実的な直感や心情、感覚に、かなり近しい。

やっとこさの引き分け(イーヴン) に、勝ち点付与など、必要か?

現行では、ドローにも評価を与える原理を採るが。

❷負け試合が、マイナスカウントされるため、獲得した勝ち点の減少が生じる
順位変動の機会が多くなり、よって、スリリングな愉しみは増す(かも知れない)。

……こうなると、もっと点を獲るサッカーが推奨されることになるのか、

あるいは、ひょっとしたら、いままでよりも、もっと得点(優位)を守り切るサッカーとなるのか、

つまり攻撃的に、守備的に、どっちに大きく振れるんだろう?、サッカースタイルが。

僕は現場でやってる者でないので、皆目わからない。

あるいは。

敗戦は、勝ち点的に報いがないだけ、としておいて、

そこに懲罰的な〈負〉をほどこすのを差し控えるべきなのか。

だったら、百歩譲って、

勝利 4点、ドローと負けは、ともに 0 点 でもかまわない。

けれど。

一度積み上げた勝ち点が、よっぽどのことがない限り(☞)は減じない安心な世界。

(☞ クラブ規模の不祥事、不正行為による、リーグ資格を損なう制裁としての、勝ち点剥奪)

それが、これからも永劫に続く、などというのもまた、妄想だろう。

では。