待ちわびたホーム開幕は、降雪によるゲーム中止。
お楽しみは、また、一週間先に。(対相模原戦)
試合開催に責任を持つ者が、諸般熟慮のうえ決定したことだから、
それを受け入れ、従うのが、いい大人だろう。
責任もない輩が、その決定をどうこう言うんでしょうが、
帽子から滴り落ちるしずく、冷えてかじかんだ身体、据わるのも厭われる座席、
……そんな観戦でなくて、むしろ良かったとさえ思いましょう。
こういう事態(降雪による中止) が起こると、きっと、
それ見たことか、だから、秋夏制などできはしまい、という文句が湧いてくる(はず)。
註 ☞ 秋夏制とは、秋にシーズンが始まり、初夏シーズンが終わる方式。欧州でおこなわれている。来年の秋から、Jリーグで実施されることが決まっている。
だが。
Jリーグが発表している秋春制における冬季中断、というリリースさえ確かめようとしない怠惰と、
降雪期間にかぶる、だから、秋春制反対、という無知には、
くれぐれも反応してはいけません。
こういう見当はずれが厄介なのは、同じように、よく考えない連中のアタマに、嘘の情報がすんなりと落ちてしまう点ですから。
秋春制は、いまや、冬季中断における措置の中身について議論しなくちゃあいけないし、
この時季の降雪は、現在の春秋制におけるできごとなのに、
それをネタに秋春制を議論することが、ちょっと考えれば、オカシなこととわかる。
僕などは、じゃあ、真夏の雷雨による中止とイッテコイじゃん、と思う。
ただし。
ここでいう〈無知〉、つまり、思慮の無さは、人間本性のピュアな現れであって、
そこには、なにかを誇ったり、隠し立てするような不純もないのでして、
ゆえに、これからも人類が存続続する限りなくならないので、
楽しくはないが、思慮のできる側が、黙って見過ごすしかないのです、
では。